セグメント情報 — 事業構成の変遷 各事業の売上・営業利益・利益率の推移
セグメント売上高単位:億円
FY05-FY09合成繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業IT・新事業他
FY10高機能繊維事業ポリエステル繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業
FY11-FY15ヘルスケア製品電子材料・化成品高機能繊維・複合材料
FY16-FY18マテリアルヘルスケア
FY19-FY25マテリアルヘルスケア繊維・製品IT
セグメント利益単位:億円
FY05-FY09合成繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業IT・新事業他
FY10高機能繊維事業ポリエステル繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業
FY11-FY15ヘルスケア製品電子材料・化成品高機能繊維・複合材料
FY16-FY18マテリアルヘルスケア
FY19-FY25マテリアルヘルスケア繊維・製品IT
セグメント利益率単位:%
FY05-FY09合成繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業IT・新事業他
FY10高機能繊維事業ポリエステル繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業
FY11-FY15ヘルスケア製品電子材料・化成品高機能繊維・複合材料
FY16-FY18マテリアルヘルスケア
FY19-FY25マテリアルヘルスケア繊維・製品IT
セグメント投下資本利益率単位:%
FY05-FY09合成繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業IT・新事業他
FY10高機能繊維事業ポリエステル繊維事業化成品事業医薬医療事業流通・リテイル事業
FY11-FY15ヘルスケア製品電子材料・化成品高機能繊維・複合材料
FY16-FY18マテリアルヘルスケア
FY19-FY25マテリアルヘルスケア繊維・製品IT
帝人のセグメント変遷
FY05
FY06
FY07
FY08
FY09
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
化成品事業▸
医薬医療事業▸
流通・リテイル事業▸
合成繊維事業▸
IT・新事業他▸
高機能繊維事業▸
ポリエステル繊維事業▸
ヘルスケア▾
セグメント売上高億円
1,383
1,384
1,417
1,417
1,475
1,507
1,554
1,575
1,539
1,487
1,751
1,506
1,447
1,370
1,386
セグメント利益億円
248
245
248
248
288
248
359
355
326
315
433
252
182
57
134
セグメント資産億円
1,045
1,248
1,479
1,479
1,450
1,544
1,684
1,327
1,265
1,256
2,601
2,248
2,359
1,980
1,588
製品▸
電子材料・化成品▸
高機能繊維・複合材料▸
マテリアル▾
セグメント売上高億円
5,398
6,248
6,716
3,275
2,970
3,851
4,387
4,392
4,593
3,386
セグメント利益億円
312
336
235
158
10
-57
-213
-17
60
1
セグメント資産億円
5,859
6,171
6,814
4,707
4,668
5,222
5,580
5,466
4,675
3,748
繊維・製品▾
セグメント売上高億円
3,063
3,149
2,825
3,221
3,217
3,519
3,501
セグメント利益億円
54
175
56
97
130
178
171
セグメント資産億円
1,981
1,892
2,042
2,157
2,282
2,235
2,310
IT▸
帝人のセグメント定義 セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載
2006年3月期〜2010年3月期
合成繊維事業
- ポリエステル繊維・アラミド繊維・炭素繊維等の合成繊維製品を製造販売する事業で、創業以来の中核事業。FY05連結売上2,932億円・営業利益173億円で、グループ売上の約30%を占める最大事業として開示された。
- 1918年の帝国人造絹絲設立以来続く繊維事業の系譜を引き継ぎ、衣料用ポリエステル・アラミド繊維・炭素繊維・複合材料まで多様な製品を扱う。後年の構造改革局面で「製品」「高機能繊維・複合材料」へ分割再編される事業領域。
化成品事業
- ポリカーボネート樹脂・PETボトル用樹脂・フィルム・包装材料等を製造販売する事業。FY05連結売上2,879億円・営業利益339億円で、グループ営業利益の約4割を稼ぐ収益柱となった。
- ポリカーボネート樹脂で世界トップシェアを誇る事業で、自動車・電子部品・建材用途の高機能樹脂事業を主力とする。後のFY11開示で「電子材料・化成品」へ改称される前段階の中核事業。
医薬医療事業
- 帝人ファーマ(医療用医薬品)・帝人在宅医療等を統合した医薬・医療事業。FY05連結売上1,130億円・営業利益211億円で、グループ売上構成比は約12%ながらグループ営業利益の約25%を稼ぐ高利益率事業。
- 痛風治療薬「フェブリク」・在宅酸素療法(HOT)等を主力とする医療事業で、後年(FY16以降)の「ヘルスケア」事業として独立再編される基盤事業。
流通・リテイル事業
- 帝人商事を中核とする繊維・化学品の商社事業。FY05連結売上2,664億円・営業利益53億円で、グループ売上の約27%を占めた事業。
- 繊維製品・化学品の国内外取引を担う商社機能を独立再編した位置づけで、後年の構造改革で売上比約半減の縮小・整理対象となる事業。
IT・新事業他
- ナビゲーション・通信・新規事業を統合した補完事業。FY05連結売上488億円・営業利益43億円。
- 帝人システムテクノロジーを中核とするIT事業と新規事業開発を統合し、グループ売上構成比は約5%。後の「IT」事業(FY19以降)として独立再編される基盤事業。
2011年3月期
高機能繊維事業
- アラミド繊維・炭素繊維等の高機能繊維製品を製造販売する事業で、FY09までの「合成繊維事業」から高付加価値領域を分離した。FY10連結売上1,033億円・営業利益44億円。
- パラ系アラミド繊維「テクノーラ」「トワロン」と炭素繊維「テナックス」を主力とする産業用繊維事業で、自動車・航空機・防護衣料用途を中心に運営した。後のFY11開示で「高機能繊維・複合材料」へ統合される前段階。
ポリエステル繊維事業
- 衣料用・産業用ポリエステル繊維を製造販売する事業で、FY09までの「合成繊維事業」から汎用領域を分離した。FY10連結売上1,035億円・営業利益30億円。
- 中国・東南アジアからの輸入競争に晒される汎用ポリエステル繊維事業で、収益性は低水準。後の構造改革(タイ・インドネシアの生産撤退等)の対象となる事業領域で、FY11開示で「製品」に統合される前段階。
化成品事業
- ポリカーボネート樹脂・PETボトル用樹脂・フィルム・包装材料等を製造販売する事業。FY10連結売上2,171億円・営業利益234億円で、グループ営業利益の約4割を稼ぐ最大の収益柱として継続。
- ポリカーボネート樹脂で世界トップシェアを誇る事業で、自動車・電子部品用途の高機能樹脂事業を主力とする。後のFY11開示で「電子材料・化成品」へ改称される前段階。
医薬医療事業
- 帝人ファーマ・帝人在宅医療を中核とする医薬・医療事業。FY10連結売上1,364億円・営業利益229億円で、高利益率事業として継続。
- 痛風治療薬「フェブリク」(FY07国内承認・FY13米国承認)と在宅酸素療法(HOT)を主力とする事業で、後年(FY16以降)の「ヘルスケア」事業の基盤。
流通・リテイル事業
- 帝人商事を中核とする繊維・化学品の商社事業。FY10連結売上2,169億円・営業利益47億円で、グループ売上の約24%を占めた事業。
- 繊維製品・化学品の国内外取引を担う商社機能で、後の構造改革(FY11開示での「製品」への統合)の対象となる事業領域。
2012年3月期〜2016年3月期
ヘルスケア
- 帝人ファーマ・帝人在宅医療を中核とする医薬・医療事業で、FY10までの「医薬医療事業」を継承・改称した。FY11連結売上1,383億円・営業利益248億円で、グループ営業利益の最大の貢献事業となった。
- 痛風治療薬「フェブリク」・骨粗鬆症治療薬「ボナロン」と在宅酸素療法(HOT)・在宅人工呼吸器(NPPV)等の在宅医療事業を主力とする。後のFY16開示でも「ヘルスケア」名称が継続される中核事業。
製品
- 衣料用ポリエステル繊維・ポリエステル製品・繊維商事事業を統合し、FY10までの「ポリエステル繊維事業」「流通・リテイル事業」を統合した位置づけ。FY11連結売上2,371億円・営業利益47億円で、グループ売上の約25%を占めた。
- 衣料用繊維と繊維商事機能を統合し、汎用領域の構造改革対象を一括管理する位置づけ。後のFY16開示で「マテリアル」事業へ統合される前段階。
電子材料・化成品
- ポリカーボネート樹脂・PETボトル用樹脂・電子用フィルム・包装材料等を製造販売する事業で、FY10までの「化成品事業」を改称・統合した。FY11連結売上1,755億円・営業損失19億円。
- ポリカーボネート樹脂で世界トップシェアを誇る事業だが、円高と中国メーカーの台頭で収益性が悪化した時期。後のFY16開示で「マテリアル」事業へ統合される前段階。
高機能繊維・複合材料
- アラミド繊維・炭素繊維・複合材料を統合した事業で、FY10までの「高機能繊維事業」と複合材料事業を統合した。FY11連結売上1,111億円・営業損失46億円。
- パラ系アラミド繊維「テクノーラ」「トワロン」と炭素繊維「テナックス」、炭素繊維複合材料「センティネル」を主力とする産業用繊維・複合材料事業で、欧州景気低迷で収益性が悪化した時期。後のFY16開示で「マテリアル」事業へ統合される前段階。
2017年3月期〜2019年3月期
マテリアル
- 高機能繊維・複合材料・電子材料・化成品・繊維製品を統合した事業で、FY15までの「製品」「電子材料・化成品」「高機能繊維・複合材料」を統合・再編した。FY16連結売上5,398億円・営業利益312億円で、グループ売上の約60%を占める最大事業。
- アラミド繊維・炭素繊維・ポリカーボネート樹脂・自動車向け複合材料を統合し、後年の構造改革(炭素繊維複合材料事業の縮小・米国Continental Structural Plastics買収(2017年)等)の中心となる事業領域。
ヘルスケア
- 帝人ファーマ・帝人在宅医療を中核とする医薬・医療事業。FY16連結売上1,506億円・営業利益247億円で、グループ営業利益の約4割を稼ぐ高利益率事業として継続。
- 痛風治療薬「フェブリク」(米国・欧州展開)と在宅医療(HOT・NPPV・睡眠時無呼吸症候群治療)を主力とする事業で、帝人がグループの安定収益基盤に据えた中核事業。
2020年3月期〜2026年3月期
マテリアル
- 高機能繊維・複合材料・電子材料・化成品を統合した事業で、FY18までの「マテリアル」から繊維製品を分離した。FY19連結売上3,275億円・営業利益158億円。
- アラミド繊維・炭素繊維・ポリカーボネート樹脂・自動車向け複合材料を主力とする事業で、米国Continental Structural Plastics(2017年買収)の統合効果が利益貢献を強めた時期。後の構造改革(炭素繊維複合材料事業の減損等)の対象となる事業領域。
ヘルスケア
- 帝人ファーマ・帝人在宅医療を中核とする医薬・医療事業。FY19連結売上1,539億円・営業利益325億円で、グループ営業利益の最大貢献事業として継続。
- 痛風治療薬「フェブリク」と在宅医療を主力とする事業で、コロナ禍下でも営業利益325億円を計上した。後年(FY24)に多額減損損失計上の対象となる事業領域の前段階。
繊維・製品
- 衣料用ポリエステル繊維・産業用繊維・繊維商事事業を統合し、FY18までの「マテリアル」から繊維製品領域を分離した。FY19連結売上3,063億円・営業利益54億円。
- 衣料用繊維と繊維商事機能を統合し、汎用領域の構造改革対象を一括管理する位置づけ。中国・東南アジア競合との価格競争に晒され、収益性は依然として低水準。
IT
- 帝人システムテクノロジーを中核とするIT事業で、FY18までの「マテリアル」から分離・独立した。FY19連結売上485億円・営業利益78億円で、営業利益率約16%の高利益率事業となった。
- 漫画配信サービス「ebookjapan」(後にYahoo!に統合)と業務システム開発・運用を主力とするIT事業で、グループ売上構成比は約5%ながら高利益率の事業として育成された中核事業。