双日 の歴史

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創業 2003年
創業地 東京都
創業 2003年4月、総合商社のニチメンと日商岩井は株式移転で共同持株会社を設立した。
2003年4月、総合商社のニチメンと日商岩井は株式移転で共同持株会社を設立した。ニチメンは1892年設立の綿花輸入商・日本綿花が日綿實業を経て1982年に改称し、日商岩井は1862年に岩井文助が興した雑貨舶来商と1874年創業の鈴木商店を源に、鈴木商店の破綻後に旧幹部が興した日商と岩井産業が1968年に合流して生まれた。翌2004年4月に子会社2社が合併して双日となり、2005年10月に持株会社と一本化した。三系統の商社が一つの法人へ集まったが、統合を動かしたのは事業の重なりではなく、両社の資金繰りを握る取引銀行の事情だった。
決断 痛みを先に出し切ってから事業を選ぶ、という順序を崩していない。2004年7月、西
痛みを先に出し切ってから事業を選ぶ、という順序を崩していない。2004年7月、西村英俊社長は総額2500億円規模の損失処理を軸とする再建計画を発表し、旧日商岩井の聖域だった航空機ファイナンスまで撤退候補に並べた。発足初年度の2005年3月期には特別損失4534億円を計上して4124億円の最終赤字を計上し、優先株の発行残高は6160億円に達した。並行して、発足時に1兆5000億円を超えていた連結有利子負債を代が替わっても財務健全化を最優先に据えて圧縮し続け、2016年3月末には9227億円まで縮めている。銀行に背を押されて生まれた会社が、収益部門であっても低採算なら切るという基準を10年守り切った。
現況 資源に賭けない事業構成である。2026年3月期の連結売上高は2兆7573億円、当
資源に賭けない事業構成である。2026年3月期の連結売上高は2兆7573億円、当期純利益1036億円で、三期続けて1000億円台を保った。セグメント別の当期純利益はエネルギー・ヘルスケア319億円を筆頭に、化学200億円、航空・社会インフラ155億円、リテール・コンシューマーサービス142億円、生活産業・アグリビジネス59億円と非資源が上位を占め、金属・資源・リサイクルは48億円、自動車は53億円の赤字。2017年から非資源分野へ利益の重心を移し続けた帰結で、利益はベトナムの省エネサービスや水産、合成樹脂や工業薬品の化学トレードが運ぶ。
競合 規模では上位5社に遠く及ばない。2026年3月期の当期純利益は、伊藤忠商事900
規模では上位5社に遠く及ばない。2026年3月期の当期純利益は、伊藤忠商事9003億円、三井物産8340億円、三菱商事8005億円、住友商事6003億円、丸紅5439億円に対し、双日は1036億円で、最も近い丸紅の5分の1にも届かない。商社の淘汰と再編は繰り返されてきた。1977年に伊藤忠商事が銀行の求めで安宅産業を引き受け、2002年には丸紅が不良資産を抜本処理して再建へ動いた。双日はその系譜の末尾に立つ。資源権益の厚みで市況の上振れを取る戦い方では上位に達しない。代わりに上位が取りに行かない規模の案件を集約し、ベトナムでは業務用食品卸の最大手の全株式を取得して川下まで押さえている。
長期業績の推移 1971〜2026年
双日:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
1997年3月期〜2026年3月期

第1章 2003年〜 ニチメンと日商岩井の統合による双日の誕生と新再建計画

2003年〜株式移転で束ねたニチメン・日商岩井と、2660億円の優先株

ニチメンと日商岩井は2002年12月11日に経営統合を発表し、2003年4月1日に共同持株会社ニチメン・日商岩井ホールディングスを上場させた。統合前の2003年3月期、2社を合算した簡易連結は特別損失1,380億円を計上し、当期純損失は1,224億円に達していた。持株会社は2003年4月〜2006年3月の3ヵ年事業計画を組み、収益力の向上と財務体質の強化を基本方針に据えた。最終年度の目標は経常利益1,000億円以上、ネットDER5倍以下と置いた。資本の手当てとして2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンスを実施し、うち2,660億円を優先株で調達した。1社ずつでは損失を吸収する資本を積めず、統合を器にして外部から資本を迎え入れる判断だったとみられる。

  • 双日 IR資料 2003年8月7日「2003年度第1四半期概況 〜スピードと有言実行〜」
    • [1]2002年12月11日に経営統合を発表、2003年4月1日に持株会社が上場
  • 双日 IR説明会資料 2003年5月28日「経営統合の初年度計画」
    • [2]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [3]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [4]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [5]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
  • 日商岩井 Annual Report 2003 トップメッセージ
    • [6]2003年5月の増資のうち優先株は2,660億円

2003年7月10日、持株会社はニチメンの鉄鋼製品事業を同年8月1日付で住友商事へ譲渡すると決議した。同事業の2003年3月期売上高は107,095百万円で、ニチメン連結の5.7%にあたる。譲渡は2002年12月5日の基本合意を受けたもので、理由は「選択と集中」の推進とされた。7月29日には、ニチメンの合成樹脂事業部門を9月1日付で子会社プラネットへ会社分割すると決めた。プラネットは2004年1月に日商岩井プラスチック、蝶理プラテクノと合併させる計画で、目的は統合効果の早期実現に置いた。統合計画は重複機能と拠点の統廃合により、最終年度に年間約670億円の販売管理費削減を見込んでいた。社外へ出す事業とグループ内で1社に寄せる事業を、商材ごとに分けて処理したと読める。

  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月10日「連結子会社であるニチメン株式会社の鉄鋼製品事業の譲渡に関するお知らせ」
    • [7]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
    • [8]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
    • [9]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月29日「グループ事業再編に伴う子会社ニチメンの合成樹脂事業部門の会社分割に関するお知らせ」
    • [10]2003年7月29日、ニチメン合成樹脂事業部門を9月1日付でプラネットへ会社分割、PNH傘下へ移し2004年1月に日商岩井プラスチック・蝶理プラテクノと3社合併予定、目的は統合効果の早期実現
    • [11]2003年7月29日、ニチメン合成樹脂事業部門を9月1日付でプラネットへ会社分割、PNH傘下へ移し2004年1月に日商岩井プラスチック・蝶理プラテクノと3社合併予定、目的は統合効果の早期実現
  • 双日 IR説明会資料 2003年5月28日「経営統合の初年度計画」
    • [12]合理化計画で重複機能・拠点の統廃合、最終年度に年間約670億円の合理化効果

2004年4月1日、持株会社の傘下にあったニチメンと日商岩井が合併し、事業会社の双日が発足した。持株会社は2004年5月の説明会で、合併の狙いを合理化効果の前倒し実現、組織の結束、事業シナジーの追求と整理した。事業会社の社長となった土橋昭夫氏は、2004年の年報に合併の目的を『On April 1, 2004, the two core operating companies Nichimen and Nissho Iwai merged to form Sojitz Corporation with the aim of further enhancing management efficiency and to maximize the benefits from business integration.』と記した(訳:経営効率をさらに高め、統合効果を最大にするため、中核事業会社2社が合併して双日を設立した)。初年度の2004年3月期は経常利益485億円と目標480億円を上回り、3ヵ年の合理化目標も初年度で達成した。持株会社は同期に関係会社の整理や合併処理の損失など総額2,000億円を計上し、7月1日に商号を双日ホールディングスへ改めた。持株会社と事業会社の二層は残し、営業の組織だけを先に1社へまとめた段階だったと思われる。

  • 双日 IR説明会資料 2004年5月25日「事業計画初年度の総括と収益力強化に向けて」
    • [13]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
    • [14]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
    • [17]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
  • 双日 Annual Report 2004「Message from the President of Sojitz Corporation」
    • [15]2004年4月1日の合併の目的は経営効率化と統合効果の最大化、2004年3月期経常利益485億円(目標480億円)、社長は土橋昭夫
    • [16]2004年4月1日の合併の目的は経営効率化と統合効果の最大化、2004年3月期経常利益485億円(目標480億円)、社長は土橋昭夫
  • 双日ホールディングス Annual Report 2004「To Our Shareholders」
    • [18]2004年3月期に関係会社整理・海外資産の質回復・合併処理の損失を総額2,000億円計上、2004年7月1日に商号を双日ホールディングスへ変更
参考文献[1]-[18]
  • 双日 IR資料 2003年8月7日「2003年度第1四半期概況 〜スピードと有言実行〜」
    • [1]2002年12月11日に経営統合を発表、2003年4月1日に持株会社が上場
  • 双日 IR説明会資料 2003年5月28日「経営統合の初年度計画」
    • [2]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [3]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [4]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [5]2003年3月期の簡易連結は特別損益▲1,380億円・当期純利益▲1,224億円、3ヵ年計画の基本方針は収益力の向上と財務体質の強化、06/3期目標は経常利益1,000億円以上・ネットDER5倍以下、2003年5月に約2,780億円のエクイティ・ファイナンス
    • [12]合理化計画で重複機能・拠点の統廃合、最終年度に年間約670億円の合理化効果
  • 日商岩井 Annual Report 2003 トップメッセージ
    • [6]2003年5月の増資のうち優先株は2,660億円
  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月10日「連結子会社であるニチメン株式会社の鉄鋼製品事業の譲渡に関するお知らせ」
    • [7]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
    • [8]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
    • [9]2003年7月10日取締役会でニチメンの鉄鋼製品事業を8月1日付で住友商事へ譲渡決議、03/3期売上高107,095百万円(ニチメン連結比5.7%)、2002年12月5日基本合意、理由は選択と集中
  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月29日「グループ事業再編に伴う子会社ニチメンの合成樹脂事業部門の会社分割に関するお知らせ」
    • [10]2003年7月29日、ニチメン合成樹脂事業部門を9月1日付でプラネットへ会社分割、PNH傘下へ移し2004年1月に日商岩井プラスチック・蝶理プラテクノと3社合併予定、目的は統合効果の早期実現
    • [11]2003年7月29日、ニチメン合成樹脂事業部門を9月1日付でプラネットへ会社分割、PNH傘下へ移し2004年1月に日商岩井プラスチック・蝶理プラテクノと3社合併予定、目的は統合効果の早期実現
  • 双日 IR説明会資料 2004年5月25日「事業計画初年度の総括と収益力強化に向けて」
    • [13]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
    • [14]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
    • [17]2004年4月1日に中核事業会社2社を合併し双日発足、狙いは合理化効果の前倒し実現・組織結束・事業シナジー追求、3ヵ年合理化目標は初年度で達成
  • 双日 Annual Report 2004「Message from the President of Sojitz Corporation」
    • [15]2004年4月1日の合併の目的は経営効率化と統合効果の最大化、2004年3月期経常利益485億円(目標480億円)、社長は土橋昭夫
    • [16]2004年4月1日の合併の目的は経営効率化と統合効果の最大化、2004年3月期経常利益485億円(目標480億円)、社長は土橋昭夫
  • 双日ホールディングス Annual Report 2004「To Our Shareholders」
    • [18]2004年3月期に関係会社整理・海外資産の質回復・合併処理の損失を総額2,000億円計上、2004年7月1日に商号を双日ホールディングスへ変更

2004年〜約6000億円の資産圧縮と、3700億円のエクイティ・ファイナンス

2004年7月23日、双日グループは3ヵ年事業計画を見直す新事業計画の基本方針を公表した。統合初年度に合理化目標を達成した直後の修正で、双日ホールディングス社長の西村英俊氏は、稼いでいる営業資産でも低採算なら償却・撤退する方針を示した。6月以降、主力行のUFJグループが金融庁から業務改善命令を受け、一部の格付機関が双日の債券格付けを引き下げていた。首脳陣は、日商岩井が長く守ってきた航空機ファイナンス事業まで縮小・撤退の候補に挙げた。見直しの目的は『Consequently, we conducted a drastic review of the Three-Year Business Plan, and announced our New Business Plan (April 1, 2004 through March 31, 2007), which aims to restore market confidence in the Sojitz Group.』と定められた(訳:3ヵ年事業計画を抜本的に見直し、双日グループへの市場の信頼回復を目指す新事業計画を発表した)。主力行の支援の行方が読めないなかで、自ら損失の上限を示して信用不安を抑える必要があったと推察される。

  • 双日ホールディングス Annual Report 2004
    • [19]2004年7月23日に3ヵ年事業計画を見直す新事業計画の基本方針を公表、詳細は9月公表予定
  • 日経ビジネス 2004年8月2日号
    • [20]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
    • [21]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
    • [22]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
  • 双日ホールディングス Semiannual Report 2004(2004年4月1日〜9月30日)
    • [23]新事業計画(2004年4月〜2007年3月)の目的は市場の信頼回復

2004年9月8日、双日ホールディングスは「財務体質の抜本的強化」と「良質な収益構造への変革」を基本方針とする新事業計画を発表した。3兆円の資産をすべて見直し、2005年3月期中に約6,000億円を圧縮して4,000億円規模の損失を処理する計画である。将来の二次損失を防ぐため、最終処理か同等の手当てで一度に片付ける方針を取った。損失で減る株主資本を回復させ有利子負債を削減する目的で、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスを実施し、同時に借入金を返済した。調達は優先株の発行が中心だった。処理を終えた2005年3月期の実績は、資産圧縮が約6,200億円、損失処理が約4,300億円で、いずれも計画を上回った。損失を分けて出す案を捨て、1期で出し切る設計を選んだと考えられる。

  • 双日ホールディングス 2005年3月期中間決算説明会要旨(2004年11月25日)
    • [24]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [25]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [26]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [27]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
  • 双日ホールディングス Semiannual Report 2004(2004年4月1日〜9月30日)
    • [28]2004年10月29日に優先株中心で3,700億円のエクイティ・ファイナンス
  • 双日 アニュアルレポート2006「ステークホルダーの皆様へ」
    • [29]2005年3月期に約6,200億円の資産を圧縮し約4,300億円の損失を処理

双日ホールディングスは2005年3月期に当期純損失4,124億円を計上した。一方で経常利益は581億円と通期計画を81億円上回り、ネットDERは3.6倍へ下がった。2005年6月28日には土橋昭夫氏が双日ホールディングスの代表取締役社長に就任した。土橋昭夫氏は計画2年目から、低採算事業からの撤退より成長領域への資源投入に重心を移すと表明した。2005年10月1日、双日ホールディングスは事業会社の双日を合併し、商号を双日株式会社とした。合併で目指したのは、意思決定の効率と速さを上げながら、機能を担う商社として経営の透明性も高めることだった。損失処理を終えた時点で、持株会社を挟む意味は薄れていたようだ。

  • 双日ホールディングス 有価証券報告書(2005年3月期)
    • [30]2005年3月期連結当期純利益▲4,124億円
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「みなさまへ」
    • [31]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
    • [32]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
    • [33]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「プロファイル」
    • [34]2005年10月1日に双日ホールディングスが双日と合併し商号を双日へ、狙いは効率的・迅速な意思決定と高い透明性の経営体制
    • [35]2005年10月1日に双日ホールディングスが双日と合併し商号を双日へ、狙いは効率的・迅速な意思決定と高い透明性の経営体制
参考文献[19]-[35]
  • 双日ホールディングス Annual Report 2004
    • [19]2004年7月23日に3ヵ年事業計画を見直す新事業計画の基本方針を公表、詳細は9月公表予定
  • 日経ビジネス 2004年8月2日号
    • [20]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
    • [21]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
    • [22]西村英俊社長は稼ぐ営業資産でも低採算なら償却・撤退と説明、6月以降UFJが業務改善命令を受け一部格付機関が双日の格付けを下げた、航空機ファイナンスを縮小・撤退候補に
  • 双日ホールディングス Semiannual Report 2004(2004年4月1日〜9月30日)
    • [23]新事業計画(2004年4月〜2007年3月)の目的は市場の信頼回復
    • [28]2004年10月29日に優先株中心で3,700億円のエクイティ・ファイナンス
  • 双日ホールディングス 2005年3月期中間決算説明会要旨(2004年11月25日)
    • [24]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [25]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [26]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
    • [27]2004年9月8日に新事業計画発表、3兆円の資産を見直し約6,000億円の資産圧縮と4,000億円規模の損失処理を今期中に実施、二次損失防止のため最終処理、10月末に3,700億円のエクイティ・ファイナンスで株主資本回復と有利子負債削減
  • 双日 アニュアルレポート2006「ステークホルダーの皆様へ」
    • [29]2005年3月期に約6,200億円の資産を圧縮し約4,300億円の損失を処理
  • 双日ホールディングス 有価証券報告書(2005年3月期)
    • [30]2005年3月期連結当期純利益▲4,124億円
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「みなさまへ」
    • [31]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
    • [32]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
    • [33]2005年3月期経常利益581億円で通期計画を81億円上回る、ネットDER3.6倍、2005年6月28日に土橋昭夫が社長就任、2年目から成長領域への資源投入へ軸足
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「プロファイル」
    • [34]2005年10月1日に双日ホールディングスが双日と合併し商号を双日へ、狙いは効率的・迅速な意思決定と高い透明性の経営体制
    • [35]2005年10月1日に双日ホールディングスが双日と合併し商号を双日へ、狙いは効率的・迅速な意思決定と高い透明性の経営体制

2006年〜New Stage 2008と、3429億円の優先株買い入れ

2006年3月期、双日は経常利益788億円、ネットDER2.0倍を記録し、前の中期経営計画で掲げた主要な財務目標に予定より1年早く届いた。社長の土橋昭夫氏はこれを受け、新中期経営計画「New Stage 2008」を策定し、3年間で3,000億円の新規投融資を計画した。同時に、発行済み優先株5,760億円のうち2008年5月以降に転換可能となる5,604億円を、総額3,429億円で買い入れる契約を全株主と結んだ。狙いは、将来の転換による普通株の希薄化を抑え、優先配当の負担を減らすことにあった。買入資金は総額3,000億円の転換社債型新株予約権付社債で調達し、その理由を『転換社債型新株予約権付社債は、普通株式への転換が分散して行われるので、株価への影響を抑えながら資本調達を行うという当社の方針に最も適しているとの判断によるものです。』と説明した。2007年1月末までに、社債の転換累計額は1,750億円に達した。成長投資へ移る前に、資本の形を先に確定させる順序を選んだ可能性が高い。

  • 双日 アニュアルレポート2006「ステークホルダーの皆様へ」
    • [36]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [37]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [38]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [39]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [40]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
  • 双日 IR資料 2007年1月31日「資本政策の進捗について」
    • [41]2007年1月31日時点でCB3,000億円の転換累計1,750億円(転換率58%)、優先株を買入順位に沿って取得

2007年4月1日、1970年に日商岩井へ入社した加瀬豊氏が双日の社長に就任した。加瀬豊氏は成長戦略へ移る前に片づける課題として、復配、優先株の一掃、投資適格格付の獲得の3つを挙げ、2007年3月期に1株6円の配当を再開した。同年7月の年報で、加瀬豊氏は『このように、当社は再建完了まで後一歩のところまできております。』と記した。営業では2007年1月に全世界部門別営業戦略体制を入れ、海外を5極体制に改めていた。2008年3月期は経常利益1,015億円、当期純利益627億円といずれも過去最高となり、3つの課題もすべて達成した。成長の中身は、エネルギー・金属資源を中心に2年で2,000億円を投じた新規投融資だった。再建の完了と成長への転換が、同じ年度に重なったのだろう。

  • 双日 アニュアルレポート2007「ステークホルダーの皆様へ」
    • [42]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
    • [44]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
    • [45]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
  • 双日 アニュアルレポート2009「社長インタビュー」・取締役一覧
    • [43]加瀬豊は1970年日商岩井入社、2007年社長
  • 双日 アニュアルレポート2007「成長戦略」
    • [46]2007年1月1日に全世界部門別営業戦略体制を導入、海外5極体制へ
  • 双日 アニュアルレポート2008「ステークホルダーの皆様へ」
    • [47]2008年3月期経常利益1,015億円・当期純利益627億円で過去最高、復配・優先株買入消却・投資適格格付けをすべて達成、New Stage 2008の2年で新規投融資2,000億円
    • [48]2008年3月期経常利益1,015億円・当期純利益627億円で過去最高、復配・優先株買入消却・投資適格格付けをすべて達成、New Stage 2008の2年で新規投融資2,000億円

2009年3月期、双日の経常利益は当初計画1,000億円に対して336億円、当期純利益は600億円に対して190億円にとどまった。自己資本は目標5,000億円に対し3,190億円、ネットDERは2倍程度の目標に対し2.7倍だった。市況が急変すると収益が大きく目減りする弱点を抱えていたと、会社自身が総括した。社長の加瀬豊氏は、3年間で3,000億円の新規投融資を計画どおり実行した一方、変化への対応力が不足したと年報で振り返った。2009年4月30日、双日は中期経営計画「Shine 2011」を発表し、『「収益の質」の向上により、持続的成長を担保する強い収益基盤を確立』を骨子に掲げた。取組みには良質な資産の積み上げと、環境変化に対応できる資産の流動性の確保を並べた。利益の大きさより、市況が崩れても残る利益の厚みを次の条件に置いたはずだ。

  • 双日 中期経営計画資料 2009年4月30日「2009年度〜2011年度中期経営計画」
    • [49]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [50]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [51]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [53]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [54]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
  • 双日 アニュアルレポート2009「社長インタビュー」・取締役一覧
    • [52]加瀬豊社長は新規投融資3,000億円を計画どおり実行した一方、環境変化への対応力の弱さを教訓と説明
参考文献[36]-[54]
  • 双日 アニュアルレポート2006「ステークホルダーの皆様へ」
    • [36]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [37]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [38]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [39]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
    • [40]2006年3月期経常利益788億円・ネットDER2.0倍で前計画目標を1年前倒し達成、New Stage 2008で3年3,000億円の新規投融資、優先株5,604億円を3,429億円で買入契約、目的は希薄化抑制と優先配当負担削減、資金は3,000億円のCB
  • 双日 IR資料 2007年1月31日「資本政策の進捗について」
    • [41]2007年1月31日時点でCB3,000億円の転換累計1,750億円(転換率58%)、優先株を買入順位に沿って取得
  • 双日 アニュアルレポート2007「ステークホルダーの皆様へ」
    • [42]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
    • [44]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
    • [45]2007年4月1日に加瀬豊が社長就任、経営基盤強化の上で成長戦略へ軸足、復配・優先株一掃・投資適格格付の3つを掲げ2007年3月期に1株6円配当
  • 双日 アニュアルレポート2009「社長インタビュー」・取締役一覧
    • [43]加瀬豊は1970年日商岩井入社、2007年社長
    • [52]加瀬豊社長は新規投融資3,000億円を計画どおり実行した一方、環境変化への対応力の弱さを教訓と説明
  • 双日 アニュアルレポート2007「成長戦略」
    • [46]2007年1月1日に全世界部門別営業戦略体制を導入、海外5極体制へ
  • 双日 アニュアルレポート2008「ステークホルダーの皆様へ」
    • [47]2008年3月期経常利益1,015億円・当期純利益627億円で過去最高、復配・優先株買入消却・投資適格格付けをすべて達成、New Stage 2008の2年で新規投融資2,000億円
    • [48]2008年3月期経常利益1,015億円・当期純利益627億円で過去最高、復配・優先株買入消却・投資適格格付けをすべて達成、New Stage 2008の2年で新規投融資2,000億円
  • 双日 中期経営計画資料 2009年4月30日「2009年度〜2011年度中期経営計画」
    • [49]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [50]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [51]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [53]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保
    • [54]2009年3月期経常利益336億円(計画1,000億円)・当期純利益190億円(計画600億円)・自己資本3,190億円(計画5,000億円)・ネットDER2.7倍、市況急変への抵抗力の弱さが顕在化、2009年4月30日Shine 2011の骨子は収益の質の向上・良質資産の積上げ・資産の流動性確保

第2章 2010-2016 (気が向いたら執筆します!) リーマンショック後の業績急落と赤字、有利子負債圧縮と統合の一巡

第3章 2017-2026 (気が向いたら執筆します!) 藤本昌義社長の非資源シフトと発足来最高益、植村幸祐社長の中期経営計画2026

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歴史年表 2003〜2025年

双日の沿革2003〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
2003〜2009年ニチメンと日商岩井の統合による双日の誕生と新再建計画西村英俊株式移転による共同持株会社の設立と、2660億円の優先株発行

2002年12月11日、日商岩井とニチメンが共同持株会社方式による経営統合の方針を発表し、2003年4月に株式移転でニチメン・日商岩井ホールディングスを設立した経営判断。2003年5月には取引金融機関6社と米国の投資銀行リーマン・ブラザーズに対し総額2660億円の優先株を発行し、2004年4月に傘下2社が合併して双日が発足した。

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★★★
西村英俊ニチメン・日商岩井が合併し双日誕生★★
西村英俊双日HDに商号変更★
西村英俊総額2500億円に及ぶ一括処理と、手を付けてこなかった事業への切り込み

2004年7月23日、発足間もない双日が、保有不動産の含み損処理や低採算事業からの撤退などにより総額2500億円規模の損失を処理し、優先株の発行などで同規模の増資を実施する新再建計画を発表した経営判断。西村英俊社長は、旧日商岩井が守ってきた航空機ファイナンス事業までも縮小・撤退の候補に挙げた。

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★★★
土橋昭夫旧双日を合併し商号を双日に変更、事業会社へ移行★★
2010〜2016年リーマンショック後の業績急落と赤字、有利子負債圧縮と統合の一巡加瀬豊リーマンショック影響で業績急落★
加瀬豊純損失36億円計上・赤字転落★★
佐藤洋二純利益134億円で黒字回復★
佐藤洋二有利子負債1兆5000億円の圧縮と旧二社の組織融合という10年の再建

双日が発足した2004年から2010年代半ばにかけて、経営統合で抱えた連結有利子負債1兆5000億円超を9200億円台まで圧縮し、旧ニチメン系と旧日商岩井系という二つの組織を一つの会社へ融合させた財務再建。銀行主導の統合が残した重い負債と分断された組織を、初代の西村英俊社長から加瀬豊社長、佐藤洋二社長へと代を継いで立て直した10年の取り組みである。

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★★★
2017〜2026年藤本昌義社長の非資源シフトと発足来最高益、植村幸祐社長の中期経営計画2026藤本昌義資源市況に業績が振られない収益構造への、稼ぎ方の組み替え

2017年6月に社長へ就任した藤本昌義社長のもとで、双日が資源価格の上下に業績が振られにくい非資源分野へ事業構成を傾け、上位商社との規模の差を機能と独自色で埋めようとした戦略。他社の後追いを避ける"双日らしさ"を掲げ、ベトナムの食料・リテール、省エネ、水産などを積み上げた。2024年に社長を承継した植村幸祐社長は、これを"カタマリ戦略"として引き継いだ。

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★★★
藤本昌義純利益1112億円と発足来最高益を更新★
植村幸祐植村幸祐氏が社長COOに就任(同年6月に代表取締役社長)★
植村幸祐中期経営計画2026発表★
植村幸祐純利益1106億円・非資源分野800億円超を達成★
出典・参考 22件
出典・参考
  • 双日ホールディングス 2005年3月期中間決算説明会要旨(2004年11月25日)
  • 双日ホールディングス 有価証券報告書(2005年3月期)
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「みなさまへ」
  • 双日ホールディングス アニュアルレポート2005「プロファイル」
  • 双日 アニュアルレポート2006「ステークホルダーの皆様へ」
  • 双日 アニュアルレポート2007「ステークホルダーの皆様へ」
  • 双日 アニュアルレポート2007「成長戦略」
  • 双日 アニュアルレポート2008「ステークホルダーの皆様へ」
  • 双日 アニュアルレポート2009「社長インタビュー」・取締役一覧
  • 日経ビジネス 2004年8月2日号
  • 双日 IR資料 2003年8月7日「2003年度第1四半期概況 〜スピードと有言実行〜」
  • 双日 IR説明会資料 2003年5月28日「経営統合の初年度計画」
  • 日商岩井 Annual Report 2003 トップメッセージ
  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月10日「連結子会社であるニチメン株式会社の鉄鋼製品事業の譲渡に関するお知らせ」
  • ニチメン・日商岩井ホールディングス お知らせ 2003年7月29日「グループ事業再編に伴う子会社ニチメンの合成樹脂事業部門の会社分割に関するお知らせ」
  • 双日 IR説明会資料 2004年5月25日「事業計画初年度の総括と収益力強化に向けて」
  • 双日 Annual Report 2004「Message from the President of Sojitz Corporation」
  • 双日ホールディングス Annual Report 2004「To Our Shareholders」
  • 双日ホールディングス Annual Report 2004
  • 双日ホールディングス Semiannual Report 2004(2004年4月1日〜9月30日)
  • 双日 IR資料 2007年1月31日「資本政策の進捗について」
  • 双日 中期経営計画資料 2009年4月30日「2009年度〜2011年度中期経営計画」

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