創業社長の関係
創業
佐川清氏が1957年に京都で飛脚業を起こし、1965年11月に佐川急便を設立した。有価証券報告書の沿革も持株会社の設立年ではなくこの1965年から一本で書かれている。佐川清氏は1992年の東京佐川急便事件で会長を退き、長男の栗和田榮一氏が跡を継いで2006年の持株会社発足とともに初代社長に就いた。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
後継が続かないと創業家の会長が社長へ戻る形が残っているように見える。栗和田榮一氏は79歳の現在も代表取締役会長で、指名・報酬諮問委員会の委員長も2025年3月期まで自ら務めていた。委員長は社外へ移ったが権限は候補者の確認までで、取締役8名のうち社外は3名にとどまる。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 栗和田榮一(2006年就任) | 2006〜2014年・2021〜2023年2006年就任 | 通算約10年 | 退任 | 創業家 | SG 代表取締役社長 | 決断2013年アマゾンジャパン取引を縮小 | |
| 町田公志(2014年就任) | 2014〜2018年2014年就任 | 4年 | 退任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | 決断2017年東証一部への上場 | |
| 荒木秀夫(2018年就任) | 2018〜2021年2018年就任 | 3年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 松本秀一(2023年就任) | 2023年〜現任2023年就任 | 4年 | 現任 | — | 代表取締役社長 | 1988年7月に佐川急便へ入社し、2007年1月にCSR環境推進部担当部長、2009年9月に総務部総務課担当部長を務めた。2014年3月に持株会社のSGホールディングスへ移り、2016年9月に執行役員 総務・秘書担当、2019年6月に取締役 管理・統制担当、2021年6月に代表取締役 管理・統制担当へ進んだ。配送や営業の現場ではなく、総務と管理を歩いた経歴である。 | 決断2024年C&Fロジを競合TOBで買収 |