アコムの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

借り手に会わずに貸す仕組みを、業界より先に作ってきた。1979年12月、銀座店へ業界初の年中無休・24時間稼働のATMを設置し、銀行が閉じる夜間と休日の資金需要を取り込んだ。1993年7月には自動契約機「むじんくん」を新宿と博多へ置き、申込から契約までを5分で終える運用で、有人店の3割程度の人件費で契約を獲得した。木下恭輔社長は特許の取得手続を見送り、他社もこれに追随している。2006年の最高裁判決と改正貸金業法で利ざやが消えると、上限金利を18.0%へ引き下げて引当金を一括で積み増し、有人店の閉鎖と無人化で費用を削減した。先行して整えた無人の運用は、成長の手段から金利低下後の生存条件へ意味を変えた。

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