ファミリーマートの決断社史:経営の意思決定を振り返る

更新:

決断

株主は二度替わったが、経営者の出所は創業から伊藤忠商事で一貫していた。1998年、セゾングループが資金繰りに追われるなかで西友がファミリーマート株を伊藤忠商事へ譲渡した。2002年3月に社長へ就任した上田準二氏は、就任前後の2年間で不採算店862店を閉鎖し、店の数よりも基本動作の水準をそろえることを優先した。後を継いだ中山勇氏と髙柳浩二氏も同じ商社の出身である。2018年、伊藤忠商事は所有割合50.10%を上限とする公開買付けを始め、持分法適用会社から連結子会社へ切り替えた。株式の名義は、経営の担い手に遅れて追いついた。

免責事項およびポリシー