バルカーの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

製造に専念し、販売を他社に預けて出発した会社である。1932年の設立では岡福商店の古田吉恵氏が社長に就任し、製品の販売を全面的に岡福商店へ任せた。その一方で、製品の幅は軍の需要に応じて広げた。海軍の打診で金属パッキンの試験研究に入り、1941年6月には航空機用合成ゴムパッキンの製造を開始した。さらに1943年には日本金属衛帯工業の合併を決め、寝屋川工場で燃料工業用の金属ガスケットを作った。しかし敗戦で岡福商店の役員と社員が引き揚げると、間接販売では利益率が低いという弱点が顕在化した。1945年11月、岡福商店所有の株式を瀧澤利之氏が引き受け、非常勤取締役として経営に加わった。

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