決断
乾電池で始まり、主力をカセットテープへ移し替えた会社である。1966年にフィリップスが開発したコンパクト・カセットの生産を開始し、1967年には京都府大山崎に磁気テープの専門工場を建設して茨木から部門を移した。1969年に米国へ販売子会社を設立し、同じ年に売上高でテープが電池を上回った。1970年には音楽録音向けの高級品「UD」を出し、高級品を重ねるたびに利益幅を広げた。同年に電気器具の製造を九州日立マクセルへ移し、本体の工場をテープと電池に絞った。電池でも水晶時計の普及を見込んで酸化銀電池の開発を1975年に終え、1977年時点で業界10数社に採用された。