歴代社長 — 任期および後継の系譜:35カ年の傾向 代表取締役社長・CEO の在任期間と承継の構造
- 1973年創業以来の歴代社長は、創業者・神戸誠氏(FY91以前〜FY20)と長男・神戸俊郎氏(FY21〜現任)の創業家2名のみ。神戸誠氏は1973年4月に株式会社丸和セラミック(現MARUWA)を愛知県瀬戸市祖母懐町で設立し、通信機器向特殊磁器の生産から事業を始めた。1995年8月の店頭登録、1998年12月の東証・名証2部上場、2000年3月の1部指定までを率い、2022年4月に長男・神戸俊郎氏に社長を譲って代表取締役会長へ転じた。
- 神戸誠氏の社長在任は1992年6月〜2022年3月までの約30年。創業から店頭登録・東証1部指定(2000年3月)・グローバル生産販売網構築・LED事業立ち上げ(2005年)まで主導し、瀬戸の窯業会社を世界の電子部品セラミックスメーカーへ押し上げた。2022年4月以降は代表取締役会長として現在も経営に関与し、2025年3月期時点で個人保有300千株(約2.4%)と創業家資産管理会社・神戸アート社経由29.5%を併せて創業家ガバナンスを担保している。
- 神戸俊郎氏は2001年3月にMARUWA入社、2012年4月モジュール事業部長、2016年6月取締役(事業戦略担当)、2020年4月専務取締役(コンポーネンツ事業統括)を経て2022年4月に代表取締役社長へ就任(44歳)。生え抜き入社からの内部昇進を経た同族第二世代承継であり、就任以降は次世代高速通信向け基板・車載パワー半導体向け基板・生成AI向け高放熱基板を主力成長領域に据え、2024年3月期・2025年3月期と純利益で過去最高を3期連続更新中である。