髙橋秀仁
レゾナックHD・取締役社長
Takahashi Hidehito(1962年生まれ)
就任年 2021年
就任時年齢 58歳
現年齢 64歳
在任期間 5年
出自 三菱銀行(現三菱UFJ銀行)
- 日立化成統合後の半導体材料企業として自己定義を書き換えた経営者である。
- 2023年1月に「レゾナック・ホールディングス」へ商号変更、84年続いた昭和電工の社名を捨て半導体後工程材料の世界トップ企業として再出発、米国にパッケージングソリューションセンターを設立し生成AI向けNCF・TIM・銅張積層板等の販売を拡大
- 中期目標として EBITDAマージン20%、ROIC10%、EPS500円を提示、コア営業利益を経営管理の中心へ
- 石油化学パーシャル・スピンオフと減損出し切りで総合化学からの事業構造転換を不可逆にした。
- 2024年2月に石油化学事業のパーシャル・スピンオフ検討を発表、20%弱を保有しR&D共有を維持する設計
- 2025年1月に石油化学事業を子会社「クラサスケミカル」へ承継、1957年の昭和油化以来68年続いた事業を本体から分離、2025年から会計基準をIFRSへ変更し減損損失を一度に出し切る方針で半導体材料への集中投資を裏側から支える
就任前(FY20)9,737億円
直近(FY25)13,471億円
変化(5カ年)+38%
就任前(FY20)-2.0%
直近(FY25)3.5%
変化(5カ年)+5.5pt
髙橋秀仁の経歴社長就任に至るキャリア
- 1986年に三菱銀行へ入行し、海外赴任の多いキャリアを歩んだ。バブル崩壊後に日本企業が買収した米国企業の整理を手伝う中で、技術は一流でも非合理な経営で企業が傾く現実を目の当たりにし、高い技術をもつ企業の経営に近いところで世界と戦いたいという思いを強くした。
- 2002年に日本GEへ移って事業開発部長となり、GEセンシングのアジアパシフィック・プレジデント、モメンティブのシリコーン事業社長兼CEOを歴任した。2013年にはGKNドライブラインジャパンの代表取締役社長を務め、論理的な説明を要する外資系での経営を通じてグローバル経営の素地を培った。
- 2015年に昭和電工(現レゾナック)へシニアコーポレートフェローとして入社し、執行役員、取締役・常務執行役員を経て、2020年に最高戦略責任者(CSO)に就いた。総合化学から半導体・電子材料への選択と集中を担い、2022年1月に代表取締役社長・CEOへ就任。『和魂洋才』を掲げ、84年続いた昭和電工の社名を捨てて半導体材料の世界トップ企業への転換を進めている。
所属・役職1986年201020202025年╱╱
三菱銀行
1986年入行
日本GE・モメンティブ
2002年事業開発部長
2004年GEセンシング アジアパシフィック プレジデント
2008年モメンティブ シリコーン事業社長兼CEO
GKNドライブラインジャパン
2013年代表取締役社長
レゾナック
2015年入社・シニアコーポレートフェロー
2016年執行役員
2017年取締役・常務執行役員
2020年代表取締役・常務執行役員
2022年代表取締役社長・CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1986-04 | ㈱三菱銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行 |
| 2002-02 | 日本ゼネラルエレクトリック㈱ 事業開発部長 |
| 2004-10 | GEセンシング アジアパシフィック プレジデント |
| 2008-10 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン(同) シリコーン事業社長兼最高経営責任者(CEO) |
| 2013-01 | GKNドライブラインジャパン㈱ 代表取締役社長 |
| 2015-10 | レゾナック・HD入社 シニア コーポレートフェロー |
| 2016-01 | 執行役員戦略企画部長 |
| 2017-01 | 常務執行役員 |
| 2017-03 | 取締役 常務執行役員 |
| 2017-07 | 取締役 常務執行役員カーボン事業部長 |
| 2020-01 | 取締役 常務執行役員 最高戦略責任者(CSO) カーボン事業部、セラミックス事業部、コーティング材料部、横浜事業所、塩尻事業所、戦略企画部管掌(現) |
| 2020-03 | 取締役 常務執行役員 最高戦略責任者(CSO)同 代表取締役 常務執行役員 最高戦略責任者(CSO) |
| 2022-01 | 代表取締役社長 社長執行役員 最高経営責任者(CEO)(現)昭和電工マテリアルズ㈱(現㈱レゾナック) 代表取締役 社長執行役員 最高経営責任者(CEO) |
| 2023-01 | ㈱レゾナック 代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)(現) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「和魂洋才、つまり日本人の心や価値観をもって、合理的でグローバルスタンダードな経営をするということでしょうか」
「後工程の主要材料10〜15種類中で、当社は7〜8種類を揃え、そのほとんどが世界シェア1位か2位の位置にいます」
「僕が重視しているのは心理的安全性の確保。その代わり、意見が異なったら徹底的に討論をするとも伝えています」
「もともと僕は単年度の赤字は気にしません。なぜなら僕の仕事は企業価値を最大化することだから」
「高い技術をもつ企業の経営に近いところに身を置き、世界で戦いたい。そんな夢をもつようになったのです」
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