- FY01から把握できる代表者は、杉本直栄氏(FY01〜FY09)、春野伸治氏(FY10)、板垣康義氏(FY11〜FY16)、山﨑徹氏(FY17〜FY20)、村上亮氏(FY21〜FY24)の5名で、いずれも自社入社の生え抜きが社長に就いている。外部招聘の社長は一人もおらず、トップは社内昇進で供給され続けてきた。
- 在任期間は杉本氏が9期と突出して長く、春野氏が1期で交代した以外は、板垣氏6期、山﨑氏が社長として4期、村上氏が4期と、近年はおおむね4年前後で次代へ引き継ぐ短めの周期へ収れんしている。創業家による世襲ではなく、勤続を重ねた社内人材が順送りで就く承継の型。
- 昇進元の領域はいずれも営業・事業畑に偏る。板垣氏はカード事業と経営企画、山﨑氏は営業推進とエリア統括、村上氏はクレジット事業と営業戦略を歩んだうえで社長へ上がっており、本業の信販・カード営業を率いた者がトップに就く系譜が続く。
- 板垣氏と山﨑氏は社長を退いた後に代表取締役会長CEOへ移り、現職の社長(代表取締役COO)と権限を分けるCEO・COO併存体制を敷いている。社長が単独で最高権限を握る形からの移行が、近年の代表取締役構成の転換点である。