ニデックの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

買収して、直して、伸ばす。この順序を半世紀くり返してきた。1979年に着手したHDD用スピンドルモータへの集中は1989年に信濃特機を取り込んで世界シェア約9割に達したが、1995年3月期はパソコン需要の減速で25億円の最終赤字だった。以後、新しい収益源は自社開発で育てず、清潔さ・仕入れコスト・勤務態度で収支の均衡する不振企業を買収し、雇用を保ったまま規律の入れ直しで高収益へ変える再建型のM&Aを成長の主軸に据えた。2003年の三協精機製作所への資本参加と再建も同じ順序の反復だった。HDD比率を5年で3分の1へという1997年の目標には、年2社ずつ買収するという手段が添えられていた。数値を先に置き、買収の本数を逆算する。

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