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歴史概要 — 現在に至るあゆみ 主要な意思決定と帰結のまとめ

創業地愛知県名古屋市緑区
創業年1988
上場年2003
創業者山本英俊
現代表山本英俊
従業員数1,664

独立系・個人創業商法・モデル革新で差別化1988年6月、パチンコ市場が装置産業として拡大するなか、山本英俊氏が名古屋市緑区に株式会社東洋商事を設立した。掲げたのは製鉄原料の販売と遊技機の販売で、鉄鋼関連企業との固定客取引で稼ぐ産業財商社と、メーカーからホールへ機械を流す消費系の商売を併走させた。性格の異なる二事業を約13年続けるなかで、山本氏は取引関係を積み上げる商社の規律と、消費市場の動きを読む感度を同時に身につけていった。

大型M&A・経営統合業態転換・収益モデルの転換技術・ブランドによる差別化/横展開同社を決定づけたのは、2010年の円谷プロダクション買収である。製鉄原料を切り離して遊技機販売の全国型販社に純化していた同社は、それまで他社のIPをタイアップとして借りる立場にあった。「ウルトラマン」を擁する円谷プロの取得で、自ら玩具・ライセンス・映像を統括する版元の側へ回った。山本氏は「一つのIPを育てるのに20〜30年かかる」と語り、稀少な既存IPを抱える道を選んだ。遊技機とIPの二事業はここから始まる。

2022年:円谷フィールズHDの発足経緯 東洋商事から改称したフィールズが円谷プロダクションを取り込み、IP軸へ重心を移して持株会社化
1988 2001 2010 2022 2026 東洋商事 1988年設立 フィールズ 2001年改称・東京移転 円谷プロダクション 2010年子会社化 円谷フィールズHD 2022年持株会社化 1963年設立。ウルトラマンIPを取込
2022年:円谷フィールズHDの発足経緯 東洋商事から改称したフィールズが円谷プロダクションを取り込み、IP軸へ重心を移して持株会社化
1988 2001 2010 2022 2026 東洋商事 1988年設立 フィールズ 2001年改称・東京移転 円谷プロダクション 2010年子会社化 円谷フィールズHD 2022年持株会社化 1963年設立。ウルトラマンIPを取込
円谷フィールズホールディングス:売上高の内訳と営業利益率(PL 分解 × 営業利益率)
営業利益(億円)販管費(億円)売上原価(億円)営業利益率(%)
歴代社長
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FY07
FY09
FY11
FY13
FY15
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FY19
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FY23
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FY27
FY29
山本英俊
代表取締役社長
代表取締役会長兼社長
代..
代..
代表取締..
大屋高志
代表取締役社長
繁松徹也
代表取締..
歴代社長
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FY88
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FY90
FY91
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FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
山本英俊
代表取締役社長
山本英俊
代表取締役会長兼社長
山本英俊
代表取締役社長CEO
山本英俊
代表取締役社長グループ最高経営責任者
山本英俊
代表取締役社長グループCEO
大屋高志
代表取締役社長
繁松徹也
代表取締役社長
円谷フィールズホールディングス:投資CF(M&A・設備投資ほか/事業施策と紐付き)
投資CF(億円)
株式会社ソフィアの株式取得により、同社および株式会社エース電研等を子会社化2024
株式会社七匠を株式会社クロスアルファが株式取得により子会社化2018
株式会社大一商会と業務提携契約を締結2015
株式会社マイクロキャビンを株式取得により子会社化2011
「ゲーミング&エンタテインメント ビジネススクール」開校2005

API for AI Agents — 静的アセットのJSONで取得可能。API実行の認証不要

Method Path 概要 円谷フィールズホールディングス(証券コード2767)のURL API仕様書
GET https://the-shashi.com/api/companies.json 全社一覧 + 公開エンドポイント目録 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/manifest.json リソース目録 + プロファイル openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/history.json 歴史概略 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/timeline.json 沿革 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/executives.json 役員 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/shareholders.json 大株主 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/financials.json 財務三表 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/financials-longterm.json 長期業績 openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/segments.json 事業セグメント openapi.yaml
GET https://the-shashi.com/api/{stock_code}/workforce.json 従業員 openapi.yaml

歴史詳細 - 1つの時代区分で読み解く

1988年〜2003年 名古屋発「製鉄原料商社」から遊技機販売へ転じた創業期

売上高と利益率の推移
売上高(億円

製鉄原料の専門商社として始まった山本英俊氏の創業

1988年6月、山本英俊氏は愛知県名古屋市緑区に株式会社東洋商事を設立した。設立目的は遊技機の販売と並んで「製鉄原料の販売」が掲げられ、後年のエンタテインメント企業からは想像しにくい産業財商社としての出発だった。山本氏は1955年10月生まれ、名城大学理工学部の出身で、技術系の素養を持ちながら遊技機販売という当時急成長していた市場へ参入した。製鉄原料は地域の鉄鋼関連企業の調達コスト変動を読み取る商売であり、固定客との取引関係を積み上げる「商社業」の鍛錬の場となった。創業時点で山本氏は既に30代前半に差しかかっていたが、技術と商社的調整能力の双方を併せ持つ起業家としての型を、この製鉄原料事業で固めた。

1990年代前半、日本の遊技機市場(パチンコ・パチスロ)は装置産業として拡大していた。CR機の解禁(1992年)・タイアップ商品の登場・郊外型ホールの全国展開などが続き、遊技機メーカーから販社経由でホールへ機械を流すサプライチェーンが業界の標準形になっていた。東洋商事は名古屋発の販売業者として、地域ホールとの関係構築を起点に、遊技機販売を拡大した。製鉄原料という産業財商社の地味な仕事と、遊技機販売という消費系の商売を併走させる体制は、商売の規律と市場感度の両方を山本氏に与えた。1990年代を通じてこの二本柱で同社は資本を積み上げ、1999年1月には販売部門でISO9002を取得し(後年ISO9001へ移行)、地域商社から全国型販売会社へ脱皮する準備を整えた。

「フィールズ」改称と東京移転で遊技機販売に特化した2001年の決断

2001年10月、同社は会社分割(新設分割)により製鉄原料部門等を新設会社(株式会社東洋商事)へ移管し、本体を遊技機販売専業に組み替えた。同時に商号を「フィールズ株式会社」へ変更、本社を東京都港区に移転した。創業地・名古屋を離れて東京へ拠点を移したのは、遊技機メーカー大手と販社の取引が首都圏に集中していたためであり、同時に既往の製鉄原料事業を分離して非中核事業を切り離した。山本氏は遊技機販売の単一事業に経営資源を集中する決断を下し、創業時に併存した二本柱の一方を捨てた格好となった。1988年の創業から13年で同社は名古屋の地場商社からエンタテインメント関連の専業会社へと自己定義をやり直した。

2001年6月には「TOTAL Workout」というフィットネスクラブ営業も開始しているが、これは創業者の人的ネットワークを起点にした副業的展開で、後年も収益への寄与は限定的だった。重心はあくまで遊技機販売であり、社名「フィールズ(Fields=場・領域)」が示すように、複数のホールとメーカーを結節する流通プラットフォームとしての立ち位置を経営は意識していた。改称・本社移転・事業分割という3つの組織再編を1年で同時に実行した2001年は、同社の戦略的分水嶺となった。

2003年JASDAQ上場とSANKYO・京楽との販売契約による全国展開

2002年3月、同社は有限会社セリオ(現フィールズジュニア)を株式取得で子会社化し、地域販社を傘下に取り込む拡大路線に転じた。2003年1月には株式会社デジタルロード(現ルーセント)を新規設立して遊技機関連のIT子会社を持ち、流通機能だけでなく機種開発のサポート機能を内製化する方向へ動いた。そして2003年3月、フィールズはJASDAQ市場に上場した。創業から約15年で上場を果たした成長スピードは、遊技機販売市場の追い風と山本氏の事業集中決断の合算成果だった。

上場後の2003年11月、同社はSANKYOグループの株式会社ダイドー(現ビスティ)と遊技機販売取引基本契約を締結し、業界大手メーカーの販売チャネルを正式に取り込んだ。2004年6月には一般公募増資で資本金を79億4,800万円へ引き上げ、2004年7月に本社を東京都渋谷区へ移転、2004年12月には株式会社ジャスダック証券取引所に上場区分を整理し、同年に「エヴァンゲリオン」シリーズの遊技機販売を開始した。アニメ・特撮IPと遊技機を組み合わせるタイアップ機の販売を経験したのはこの時期であり、同社が後年「IP活用エンタテインメント企業」を自称する素地はここで作られた。2008年2月の京楽産業グループとの共同事業開始、2009年11月のカプコングループ・エンターライズとの取引基本契約締結が続き、フィールズは大手遊技機メーカー数社の販社として全国型の流通プラットフォームを整えた。

以降は執筆中

出典

日刊工業新聞 2016年03月17日
日本経済新聞 日本経済新聞社 2016年03月17日
フィールズ 新社長就任のごあいさつ 2016年04月01日 https://www.tsuburaya-fields.co.jp/ir/j/news/im_20160401.html
決算QA 2017年05月17日
緑風 2018年05月15日
日刊工業新聞 2018年05月15日
決算QA ・2022/05/25・2025/05/15 2021年05月24日
適時開示資料 2022年10月03日
決算QA 2025年05月15日
円谷フィールズHD公式 ごあいさつ https://www.tsuburaya-fields.co.jp/ir/j/message/