テクノ菱和の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

冷凍機の据付で得た技術を、冷房と暖房の施工へ振り向けた。1954年6月に建設業者の登録を受けて冷房設備の施工を始め、喫茶店や映画館、劇場に加えて比較的大きな一般ビルの冷暖房も請け負った。1955年5月にはヒートポンプ方式の冷暖房に参入し、大型冷凍機で下水から熱を汲み上げる方式を名古屋市内の映画館などに数多く施工している。近重八郎氏によれば、この方式の大型工事を手がけたのは国内で同社だけだった。1956年8月には事業の拡大を目的に東京営業所を開設し、1958年3月に支店へ昇格させて首都圏の足場とした。

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