決断
陸海空を一社で持つという初代社長の構想へ、40年かけて戻ってきた。松方幸次郎氏は造船から鉄道車両・航空機・製鉄まで広げたが、1927年の金融恐慌で十五銀行の取り付けに巻き込まれ、造船の本体を残すために1928年5月に鉄道車両事業を川崎車輌として分離した。1931年7月には和議を申請し、1万7,000名を抱える会社は政府の特別融資で存続した。戦後は賠償指定とドッジデフレのもとで1950年8月に製鉄部門を川崎製鉄として分離し、本体は造船・造機・電機に絞られる。1969年4月に川崎航空機工業と川崎車輌を合併し、40年前に手放した鉄道車両と航空機が同じ会社へ戻った。
2024年7月 海上自衛隊への裏金供与
航空宇宙システム事業の売上収益と事業利益率2024 2025 2026 航空宇宙システム事業 売上収益(億円) 3,962 5,678 6,137 航空宇宙システム事業 事業損益率(%) -3.8 9.8 10.2 2013年4月 三井造船との統合が破談
業績の推移2012 2013 2018 売上高(兆円) 1.3 1.3 1.6 営業利益率(%) 4.4 3.3 3.6 2010年 「すいそふろんてぃあ」建造
「すいそふろんてぃあ」建造成熟した受注型事業の外側に収益源を求め、極低温の運搬技術を市場未成立の液化水素へ振り向けて船・基地・タービンを一貫して自社で担う判断同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移2009 2010 2015 売上高(兆円) 1.3 1.2 1.5 営業利益率(%) 2.1 -0.1 5.9 1969年 川崎航空機・車輛を吸収合併
川崎航空機・車輛を吸収合併財閥解体で分かれた造船・航空・車両を、国際化と船型巨大化が進む重工業で戦い抜くために、松方幸次郎氏以来の総合重工業の理想のもと一つの経営体へ統合し直すために踏み切った3社合併同じ経営論点に直面した企業 | 組織再編業績の推移1968 1974 売上高(億円) 875 4,360 純利益率(%) 2.3 2.1 1966年3月 American Kawasaki設立
1950年8月 川崎製鉄を分離独立
1927年 川崎車輛を分離設立