セグメント情報 — 事業構成の変遷 各事業の売上・営業利益・利益率の推移
セグメント売上高単位:億円
FY04-FY09紙パルプ製品事業紙加工製品事業木材・緑化事業その他の事業
FY10-FY11紙パルプ製品事業紙加工製品事業
FY12-FY25生活産業資材印刷情報メディア機能材資源環境ビジネス
セグメント利益単位:億円
FY04-FY09紙パルプ製品事業紙加工製品事業木材・緑化事業その他の事業
FY10-FY11紙パルプ製品事業紙加工製品事業
FY12-FY25生活産業資材印刷情報メディア機能材資源環境ビジネス
セグメント利益率単位:%
FY04-FY09紙パルプ製品事業紙加工製品事業木材・緑化事業その他の事業
FY10-FY11紙パルプ製品事業紙加工製品事業
FY12-FY25生活産業資材印刷情報メディア機能材資源環境ビジネス
セグメント投下資本利益率単位:%
FY04-FY09紙パルプ製品事業紙加工製品事業木材・緑化事業その他の事業
FY10-FY11紙パルプ製品事業紙加工製品事業
FY12-FY25生活産業資材印刷情報メディア機能材資源環境ビジネス
王子ホールディングスのセグメント変遷
FY05
FY06
FY07
FY08
FY09
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
紙パルプ製品事業▸
紙加工製品事業▸
木材・緑化事業▸
その他の事業▸
生活産業資材▾
セグメント売上高億円
5,409
5,521
5,182
5,620
5,772
6,020
6,278
6,316
5,956
6,404
7,153
7,337
7,616
8,741
セグメント利益億円
273
214
145
188
188
54
224
409
381
262
-12
212
85
197
セグメント資産億円
5,826
5,535
6,248
5,944
5,958
5,995
6,570
6,109
6,365
6,985
7,726
8,051
8,126
9,251
印刷情報メディア▾
セグメント売上高億円
3,261
3,155
2,828
2,798
2,689
2,638
2,576
2,518
2,105
2,001
2,199
2,351
2,289
2,132
セグメント利益億円
-24
-26
-7
23
55
-12
-48
113
112
178
-48
168
86
75
セグメント資産億円
4,394
4,571
5,059
3,962
3,179
3,258
2,725
2,253
2,363
2,338
2,458
2,678
2,617
2,508
機能材▾
セグメント売上高億円
1,973
2,188
2,060
1,931
2,006
2,038
2,092
2,007
1,700
1,715
2,057
2,134
2,214
2,209
セグメント利益億円
102
120
94
119
175
186
184
154
115
153
155
91
96
108
セグメント資産億円
2,157
2,203
2,228
1,980
1,968
2,229
2,170
1,920
1,792
1,939
2,575
2,552
2,457
2,354
資源環境ビジネス▾
セグメント売上高億円
1,308
1,886
1,617
2,243
2,196
2,454
2,707
2,397
2,150
2,810
3,685
3,111
3,455
3,463
セグメント利益億円
102
221
149
315
191
390
646
288
167
552
685
196
305
67
セグメント資産億円
3,798
4,404
5,677
5,082
5,451
5,700
5,793
5,747
5,556
6,532
7,380
7,813
8,568
8,808
王子ホールディングスのセグメント定義 セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載
2005年3月期〜2010年3月期
紙パルプ製品事業
- 新聞用紙、印刷情報用紙、出版用紙、洋紙、家庭用紙、市販パルプを中心とした紙・パルプの製造販売事業で、1949年の戦後分割で苫小牧1工場・資本金4億円から再出発した王子の中核事業。連結売上の約60%を占める最大セグメント。
- 苫小牧工場の世界第1位の新聞用紙専抄工場を中心に、米子・春日井・富岡などの国内主要工場で印刷情報用紙・出版用紙を生産。新聞用紙という創業以来の主力品種に高度依存する構造で、後の電子化・人口減による国内需要の減少の影響を強く受ける位置づけの事業。
紙加工製品事業
- 段ボール原紙、段ボール、紙器、軟包装、紙袋、特殊紙加工品を中心とした紙加工事業で、2001年の王子板紙(現王子マテリア)設立、王子コンテナーへの段ボール子会社統合で品種別に一元化された。連結売上の約30%を占めるグループ第二の柱。
- 2005年12月の森紙業グループ買収で国内段ボール首位の地位を取り、東南アジア・中国への展開の母体となった事業。通信販売・加工食品の伸張による段ボール需要拡大を取り込み、王子HDは紙の縮小トレンドを補完する成長領域に据えた。
木材・緑化事業
- 製材、木材チップ、植林、緑化事業、土地利用事業を中心とした林業・木材関連事業で、原料供給と環境関連事業を束ねた。連結売上の約5%を構成。
- 国内および海外の植林事業を運営し、紙パルプ事業向け原料の自社調達を担う位置づけ。後にブラジル(Oji Papéis Especiais・CENIBRA)、ニュージーランド・オーストラリア(Carter Holt Harvey)を含むグローバル森林資源戦略の母体となる事業基盤の前段階。
その他の事業
- 物流、エンジニアリングサービス、不動産、その他周辺事業を束ねた事業群で、連結売上の約5%を構成する小規模。
- グループ内物流(紙・パルプ・段ボールの輸送)、工場エンジニアリング、不動産賃貸など、製紙事業の周辺機能を独立採算化した事業群。本業との関連性を維持しつつ、独立採算で運営される多角化事業の母体。
2011年3月期〜2012年3月期
紙パルプ製品事業
- 新聞用紙、印刷情報用紙、出版用紙、洋紙、家庭用紙、市販パルプを中心とした紙・パルプの製造販売事業で、FY04からの継続。連結売上の約60%を占める最大セグメント。
- 国内では人口減と電子化による新聞・印刷情報用紙の需要減少が継続し、構造的縮小傾向に直面する。一方で2007年10月設立の江蘇王子製紙(中国・南通)など海外拠点を拡張し、ブラジルのOji Papéis Especiais(2011年買収)、CENIBRA(2012年子会社化)などグローバル森林資源・パルプ事業の母体を整える時期。
紙加工製品事業
- 段ボール原紙、段ボール、紙器、軟包装、紙袋、特殊紙加工品を中心とした紙加工事業で、FY04からの継続。連結売上の約40%を占めるグループ第二の柱。
- 2010年4月のマレーシアGS Paper & Packaging取得、2011年8月のHarta Packaging取得で東南アジア段ボール市場に足場を築き、海外展開を加速。国内段ボール首位の地位を維持しつつ、東アジア・東南アジアの旺盛な包装需要に投下する構図で、国内成熟事業の現金を海外成長市場に振り向ける資金循環の中核。
2013年3月期〜2026年3月期
生活産業資材
- 段ボール原紙、段ボール、紙器、軟包装、紙袋、家庭用紙を中心とした事業で、FY10の「紙加工製品事業」と「紙パルプ製品事業」のうち家庭用紙を統合した節目の編成。連結売上の約40%を占める最大セグメント。
- 「事業別」から「価値別」への事業再編により、消費者・小売業向けに供給される包装・家庭用紙を一括した「生活産業」というカテゴリーで括る発想を採用。国内首位の段ボール事業を中核に、東南アジア(マレーシア・タイ・ベトナム等)、中国の海外段ボール事業も含む包装事業のグローバル一体運営。
印刷情報メディア
- 新聞用紙、印刷情報用紙、出版用紙、特殊紙を中心とした事業で、FY10の「紙パルプ製品事業」から印刷情報用紙関連を独立再編した節目の編成。連結売上の約25%を占める。
- 苫小牧工場の世界第1位の新聞用紙専抄工場を中心に、米子・春日井・富岡などの国内主要工場で印刷情報用紙・出版用紙を生産。国内では人口減と電子化による構造的縮小に直面し、海外(中国・東南アジア)の印刷需要に活路を求める位置づけ。グループ内で最も需要減少リスクが高い。
機能材
- 感熱記録紙、剥離紙、粘着紙、磁気記録紙、機能性フィルム、特殊紙を中心とした事業で、FY10までの「紙パルプ製品事業」内の特殊紙領域を独立再編した。連結売上の約15%を構成。
- 2011年9月にブラジルFibria Celuloseから感熱記録紙拠点を買収しOji Papéis Especiaisに改称、グローバル感熱紙事業の体裁を整える。王子HDは汎用紙との差別化が可能な高付加価値領域に据え、印刷情報メディアの構造的縮小を補う成長領域として育成。
資源環境ビジネス
- 市販パルプ、植林、木材チップ、製材、緑化、エネルギー(バイオマス発電)、土地利用事業を中心とした事業で、FY10の「木材・緑化事業」を拡張・再構成した。連結売上の約20%を構成。
- 2012年6月のJICAからのCENIBRA親会社株式取得、2014年12月のCarter Holt Harvey Pulp & Paper(現Oji Fibre Solutions)買収を経て、ブラジル・ニュージーランド・オーストラリアの森林資源を傘下に収めるグローバル森林資源事業として確立。「紙会社から森林資源企業へ」という戦略転換を象徴する。市販パルプの市況変動を受けながらも長期的な成長を見込む位置づけ。