2006年2010年2020年2026年
冲中一郎退任
2006年社長就任
会長
今城義和現任
2009年社長就任
2006年取締役
社長人事の要点
データに残る2代は出自が対照的で、冲中一郎氏(FY06〜FY07)は新日鉄系IT出身として2006年に外部から招かれた社長であり、今城義和氏(FY08〜FY24)は1984年入社の生え抜きである。独立系SIerとして、外部から招いたトップが敷いた路線を社内で育てた人材が引き継ぐかたちの承継になっている。
今城義和氏は1984年入社後、東京システム営業部長から営業統括本部副本部長を経て2009年に代表取締役社長へ昇格した。営業統括ラインからのトップ登用は今城氏に限られ、前任の冲中氏は社長就任後に営業統括本部長を兼務している。
今城義和氏の社長在任はFY08からFY24まで16期超に及び、2010年の商号短縮(日本システムディベロップメント→NSD)と海外・HR・コンサルへの補完買収を一貫して同一トップが主導してきた。長期政権が連結売上1,000億円規模への拡大局面を統率している。
系譜上の断絶は確認されず、冲中体制で築いた元請け化・人材投資の経営文化を今城体制が引き継ぐかたちで連続している。創業者個人に紐づく属人承継ではなく、外部から招いた社長が定めた路線を、その執行を担った社内人材へ渡す形が直近の世代交代となっている。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 冲中一郎 | 2006〜2009年2006年就任 | 3年 | 退任 | — | 代表取締役社長 | ||
| 今城義和(2009年就任) | 2009年〜現任2009年就任 | 18年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 1984年4月に入社し、21年後の2005年4月に執行役員へ就任した。2006年6月に取締役執行役員、2007年6月に常務取締役執行役員、2008年4月に専務取締役と3年で三段上がり、入社から25年で社長になった。就任3年前の2006年3月期の大株主上位は大同生命保険6.96%を筆頭に金融機関と法人が並ぶ。 |