ヤオハンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

国内で得た上場の信用を、出店規制のない海外の店へ振り向けた会社である。1986年3月に東証一部へ上場し、同年12月からワラント債と転換社債で市場から資金を集めた。その資金を大店法の及ばない土地で使うため、1990年にはグループ本部を香港へ移転した。一方で国内でもネクステージ半田・知立の大型店を建て、その原資を市場調達約600億円で賄って有利子負債を1000億円超へ膨らませた。1995年12月には上海・浦東に百貨店を開き、中国でスーパー1,000店を出す構想を掲げて、資金繰りが悪化した後も中国の拡大を崩さなかった。銀行との関係を薄くしたまま社債で店を増やしたため、償還期が重なると利益の出る店を売るほかなかった。

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