- 創業
- 1890年2月、久保田権四郎氏が大阪で鋳物工場を興し、創立者にして初代社長を務めた。1930年に株式会社へ改めたあとも社長の座にあり、退いたのは1949年である。久保田静一氏が短く継いだとされ、1950年に小田原大造氏へ渡って久保田家の社長は途切れた。以後76年、創業家からトップは出ていない。
- 登用
- 直近20年のトップは幡掛大輔氏・益本康男氏・木股昌俊氏・北尾裕一氏・花田晋吾氏の5人で、全員が新卒からの生え抜きである。入社から就任まで37年から41年を要する。直近3代はタイ・米国・欧州の現地法人を率いた経験を共通して持ち、花田晋吾氏は営業畑から初のトップとなった。
- 任期
- 17年の小田原大造氏、11年の広慶太郎氏と三野重和氏を最後に、10年を超える長期政権は途絶えた。直近3代は5年半から6年でそろい、益本康男氏は在任中の2014年6月に急逝している。中期経営計画の区切りに合わせて渡す運用が定着しているように見える。
- 含意
- 監査役会設置会社のままで、後継を諮るのは任意の指名諮問委員会である。委員7名のうち5名が社外で委員長も社外だが、代表取締役会長と社長CEO本人が委員に座る。取締役10名のうち社外は5名と半数どまりで、交代のたびに前任が代表権のある会長として残る。
1950〜1966年・17年/生え抜き
1967〜1969年・3年/生え抜き
1970〜1981年・12年/生え抜き
1982〜1991年・10年/生え抜き
1992〜2001年・10年/生え抜き
2002〜2007年・6年/生え抜き
2008〜2012年・5年/生え抜き
2013〜2018年・6年/生え抜き
2019〜2024年・6年/生え抜き
花田晋吾現任
2025年〜現在・2年/生え抜き
花田晋吾
はなだ しんご
生え抜き(1989年入社)。クボタホールディングスヨーロッパ社長、クボタノースアメリカ Corp. 社長を経て代表取締役副社長執行役員から社長 CEO へ
北尾裕一
きたお ゆういち
生え抜き(1979年入社)。トラクタ技術部長、クボタトラクター Corp. 社長、機械事業本部長を経て代表取締役副社長執行役員から社長へ
木股昌俊
きまた まさとし
生え抜き(1977年入社)。筑波工場長、サイアムクボタコーポレーション社長、水・環境ドメイン担当を歴任し、代表取締役副社長執行役員から社長へ
益本康男
ますもと やすお
生え抜き(1971年入社)。作業機事業部長・産業インフラ事業本部長などを歴任し、取締役副社長を経て社長へ。42年ぶりの技術畑出身社長
幡掛大輔
はたかけ だいすけ
生え抜き(1964年入社)。経営管理部長から取締役・常務取締役を経て社長へ
三井康平
みつい こうへい
生え抜き(1957年入社)。東海工場長から取締役・常務・専務・副社長を経て社長へ
三野重和
みの しげかず
生え抜き(1948年入社)。管理畑を歩き、常務・専務・副社長を経て社長へ
広慶太郎
ひろ けいたろう
生え抜き(1943年入社)。入社前は商業学校の会計学教諭。経理財務畑を歩き、財務部長・専務取締役を経て社長へ
生え抜き。1946年に取締役、1960年に専務(生産企画本部長)を経て1967年に社長へ。東京帝国大学工学部卒の技術畑
小田原大造
おだわら だいぞう
生え抜き(1917年入社)。買収された関西鉄工から久保田鉄工所へ移り、常務を経て社長へ