八幡製鐵と富士製鐵の合併は、戦後の独禁法体制下における最大規模の合併審査事例となり、近代経済学者・公正取引委員会・与党自民党の三者が対立する構図を生んだ。合併が認可された背景には、自民党経済調査会による独禁法改正の示唆という政治的介入が存在した。本合併は国内鉄鋼再編の起点であると…