/

歴代社長 — 任期および後継の系譜:22カ年の傾向 代表取締役社長・CEO の在任期間と承継の構造

  • 2015年に田堂哲志が日本ビー・ケミカル出身の塗料化学系として代表取締役社長に就任した後、2019年に田中正明が三菱UFJ出身の国際金融系として会長兼CEOに就任。生え抜きと外部金融人材が交互に登用される構図である。
  • 2021年から若月雄一郎が代表執行役共同社長として就任しているが、同氏は日本興業銀行・メリルリンチ日本証券を経た投資銀行系CFO出身であり、塗料事業の生え抜きではなく金融・M&A領域からの昇格という流れが鮮明。
  • 田堂哲志が約4年、田中正明が約2年で社長職を退いており、近年の社長在任期間は短期化している。塗料技術系よりも金融・M&A戦略を担える人材を社長に据える方針が強まっている。

歴代社長の変遷 — 略歴と業績貢献 各社長の経歴と在任中の業績への貢献

  1. 若月雄一郎

    2021年〜現任・在任6年
    主な施策
    • 2022/1 Cromology HDを1506億円で買収
    • 2022/4 東証プライム市場へ移行
    • 2025/3 米AOC LLC等を傘下に収める
    経歴
    日本興業銀行 1989〜2000年
    1989年
    入行
    メリルリンチ日本証券 2000〜2019年
    2000年
    入社
    2016年
    取締役
    2016年
    投資銀行部門副会長
    日本ペイント 2019年〜
    2019年
    専務執行役員
    2020年
    専務執行役員CFO
    2021年
    代表執行役共同社長
    2022年
    取締役 代表執行役共同社長
    在任中の業績・施策を見る →
  2. 田中正明

    2019〜2020年・在任2年
    主な施策
    • 2019/8 豪Dulux社を約3000億円で買収
    • 2021/1 増資をウットラム社が引き受け・アジア合弁事業を完全子会社化
    経歴
    三菱銀行 1977〜2012年
    1977年
    入行
    2007年
    常務執行役員
    2011年
    専務執行役員米州総代表
    三菱UFJフィナンシャル・グループ 2012〜2018年
    2012年
    代表取締役副社長
    産業革新投資機構 2018〜2019年
    2018年
    代表取締役社長CEO
    日本ペイント 2019年〜
    2019年
    代表取締役会長
    2020年
    代表取締役会長兼社長CEO
    2020年
    取締役会長 代表執行役社長兼CEO
    在任中の業績・施策を見る →
  3. 田堂哲志

    2014〜2018年・在任5年
    主な施策
    • 2014/6 WUTHELAM HDに対して第三者割当増資を実施
    • 2014/12 WUTHELAM HDとのアジア合弁事業8社を連結化
    • 2016/1 独Bollig & Kemperを完全子会社化
    • 2016/12 決算期を3月から12月に変更
    • 2018/12 ガバナンス体制の改革
    経歴
    日本ビー・ケミカル 1983年〜
    1983年
    入社
    2009年
    代表取締役社長
    日本ペイント 2013年〜
    2013年
    取締役上席執行役員
    2015年
    代表取締役社長
    2019年
    CEO
    在任中の業績・施策を見る →
  4. 酒井健二

    2008〜2013年・在任6年
    経歴
    日本ペイント 1973年〜
    1973年
    入社
    2004年
    執行役員
    2005年
    取締役執行役員
    2007年
    代表取締役専務執行役員
    2009年
    代表取締役社長
    2015年
    取締役会長
    在任中の業績・施策を見る →
  5. 松浦誠

    2004〜2007年・在任4年
    主な施策
    • 2004/4 販売会社5社を合併・日本ペイント販売を設立
    • 2007/1 Nippon Paint (Thailand)を連結子会社化
    経歴
    経歴調査中
    在任中の業績・施策を見る →