ロート製薬の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

借りていたブランドを、源流の企業ごと自社の所有へ切り替えた。商標使用権のままでは契約改定や条件の見直しで打てる手が縛られるため、1988年7月に米メンソレータム社を買収し、商標と製造販売の権利を一体で握った。この主権はアジア各国で合弁を作るときの交渉材料になり、1991年の中国、1996年のインドネシア、1997年のベトナムと拠点が続く。国内では2001年にスキンケアへ本格投資して"肌ラボ"を出し、皮膚科学の知見をヒアルロン酸配合の化粧水へ移した。製薬会社が化粧品で当てた例は乏しく、胃腸薬・目薬・軟膏に続く四つ目の収益源をゼロから立ち上げている。

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