東京エレクトロンデバイス の歴史

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創業 1986年
母体 東京エレクトロン子会社
創業地 東京都新宿区
創業 1986年3月、東京エレクトロン(TEL)の子会社で機器リースを営むテル・データ
1986年3月、東京エレクトロン(TEL)の子会社で機器リースを営むテル・データ・システムが、資本金500万円で東京都新宿区にテル管理サービスを設立した。業務は建物と付属設備の保守管理で、自前の商品も顧客も持たず、グループ内の管理だけを担った。1990年9月に社名を東京エレクトロン デバイスへ改め、建物の保守管理をグループ他社へ移管し、外国製半導体を中心とする電子部品の販売へ入れ替えた。設立から4年半で業態が総取り替えになっている。1991年1月にはTELがテル・データ・システムから全株式を取得し、資本の系統も親会社へ直接つながった。
決断 仕入れて売る商社に、設計と製造の機能を後から足してきた。1996年10月に富士通
仕入れて売る商社に、設計と製造の機能を後から足してきた。1996年10月に富士通製品の販売事業、1997年10月にモトローラ製品の販売事業、1998年7月には電子部品部門をTELから譲り受け、同じ月に岩手・東京・山梨の設計開発センターも移管された。差益で稼ぐ取次に、顧客の基板設計を支える機能が加わったのはこのときである。2003年3月に東証二部へ上場し、2006年10月には吸収分割でネットワーク・ストレージ・セキュリティ商材を扱うコンピュータ・ネットワーク事業を承継した。2017年にアバール長崎、2018年にファースト、2023年に日本エレクトロセンサリデバイスのウェーハ検査装置事業を取得し、計測・検査の技術を自社製品へ集約した。
現況 売上の2割にすぎないIT商材が、セグメント利益の3分の2を生んでいる。2026年
売上の2割にすぎないIT商材が、セグメント利益の3分の2を生んでいる。2026年3月期の連結売上高2,037億円は、半導体及び電子デバイス事業1,625億円とコンピュータシステム関連事業412億円で構成される。ところがセグメント利益は前者が32億円、後者が65億円で、比率が逆転している。保守と監視の契約が積み上がる後者は、市況で振れる半導体販売より利益が安定するためである。半導体側は前期から売上が165億円、利益が29億円減った。2025年5月の中期経営計画VISION2030は2030年3月期に売上3,000〜3,500億円と経常利益率8%以上を掲げ、自社製品事業の構成比を10%まで引き上げる配分を置いた。
競合 親会社が商社から装置メーカーへ移った分だけ、この会社に商社機能が残った。東京エレ
親会社が商社から装置メーカーへ移った分だけ、この会社に商社機能が残った。東京エレクトロンは1963年に商社として始まり、1994年に海外販売を代理店から直販へ全面的に切り替えて、装置メーカーとしての性格を強めている。外国製半導体の販売は1990年から1998年にかけて子会社へ集約され、TEL本体の富士通製品・モトローラ製品の販売事業と設計開発センターまでが移ってきた。装置の市況が伸びる局面で利幅が厚くなるのは親会社の側で、取次の差益で立つこちらの利益はそこまで動かない。独立系の同業は合併で取扱高を積み、マクニカホールディングスの2026年3月期の売上高は1兆2,142億円と6倍近い。規模でも装置でも並べないため、東京エレクトロンデバイスは計測・検査の自社製品を増やし、取次以外の売上で利幅を確保する道を選んだ。
長期業績の推移 1986〜2026年
東京エレクトロンデバイス:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
2002年3月期〜2026年3月期

第1章 1986年〜 TEL子会社「テル管理サービス」から半導体技術商社への業態転換

1986年〜建物保守管理会社として東京エレクトロン株式会社の子会社で設立

1986年3月、東京エレクトロン株式会社(TEL、当時は半導体製造装置メーカーとして急成長中)の子会社で機器のリースを主要業務としていた株式会社テル・データ・システムが、資本金5百万円をもって東京都新宿区に"テル管理サービス株式会社"を設立した。これが現在の東京エレクトロンデバイスの前身である。設立当初の業務は建物および建物付属設備の保守管理というビルメンテナンス業務であり、TELグループ内の管理機能を担う子会社という位置付けだった。1980年代のTELは半導体製造装置メーカーとして急成長期にあり、グループ各社の機能分担を進めるなかで、保守管理機能を独立子会社として切り出した格好である。

  • 東京エレクトロンデバイス 有価証券報告書 第40期(2025年3月期)【沿革】
    • [1]1986年3月 ㈱テル・データ・システムが資本金5百万円で東京都新宿区に前身『テル管理サービス㈱』を設立(建物・付属設備の保守管理業務)
    • [3]設立当初の業務は建物・建物付属設備の保守管理(ビルメンテナンス)
  • 東京エレクトロンデバイス 投資家向けよくいただくご質問(公式サイト)
    • [2]前身テル管理サービスの設立母体は㈱テル・データ・システム(TEL子会社・機器リース業)で、現・東京エレクトロンデバイスの前身

1990年9月、社名を"東京エレクトロン デバイス株式会社"に変更し、同時に従来の建物保守管理業務を東京エレクトロングループ他社へ移管、新たに外国製半導体を中心とする電子部品の販売事業を開始した。設立から4年半で全業態を入れ替える事業転換である。同年10月、本社を東京都新宿区から神奈川県横浜市緑区(現都筑区)に移転し、半導体技術商社としてのオペレーション体制を構築した。1991年1月、東京エレクトロン株式会社が株式会社テル・データ・システムから自社株式をすべて取得し、株主関係も親会社TELへ直接接続される構造となった。

  • 東京エレクトロンデバイス 有価証券報告書 第40期(2025年3月期)【沿革】
    • [4]1990年9月 社名を『東京エレクトロン デバイス㈱』に変更・保守管理業務をグループ他社へ移管し外国製半導体中心の電子部品販売を開始
    • [5]1990年10月 本社を東京都新宿区から神奈川県横浜市緑区(現都筑区)へ移転
    • [6]1991年1月 東京エレクトロン㈱が㈱テル・データ・システムから東京エレクトロンデバイス株式をすべて取得
参考文献[1]-[6]
  • 東京エレクトロンデバイス 有価証券報告書 第40期(2025年3月期)【沿革】
    • [1]1986年3月 ㈱テル・データ・システムが資本金5百万円で東京都新宿区に前身『テル管理サービス㈱』を設立(建物・付属設備の保守管理業務)
    • [3]設立当初の業務は建物・建物付属設備の保守管理(ビルメンテナンス)
    • [4]1990年9月 社名を『東京エレクトロン デバイス㈱』に変更・保守管理業務をグループ他社へ移管し外国製半導体中心の電子部品販売を開始
    • [5]1990年10月 本社を東京都新宿区から神奈川県横浜市緑区(現都筑区)へ移転
    • [6]1991年1月 東京エレクトロン㈱が㈱テル・データ・システムから東京エレクトロンデバイス株式をすべて取得
    • [2]前身テル管理サービスの設立母体は㈱テル・データ・システム(TEL子会社・機器リース業)で、現・東京エレクトロンデバイスの前身

第2章 2003-2013 (気が向いたら執筆します!) 東証上場とアジア拠点の設立、コンピュータ・ネットワーク事業の承継とパネトロン

第3章 2014-2021 (気が向いたら執筆します!) 東京エレクトロンの親会社離脱とアバール長崎・ファーストの子会社化

第4章 2022-2026 (気が向いたら執筆します!) プライム移行とウェーハ検査装置事業の譲受、ファーストの吸収合併

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歴史年表 1986〜2025年

東京エレクトロンデバイスの沿革1986〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1986〜2002年TEL子会社「テル管理サービス」から半導体技術商社への業態転換テル・データ・システムがテル管理サービスを設立★
建物保守管理を開始★
建物保守管理業務のグループ他社への移管と、外国製半導体販売への業態転換

1990年9月、東京エレクトロンの孫会社であったテル管理サービス株式会社が、社名を東京エレクトロン デバイス株式会社へ変更するとともに、それまでの建物保守管理業務を東京エレクトロングループ他社へ移管し、外国製半導体を中心とする電子部品の販売を開始した経営判断。設立から4年半の会社が、法人格を残したまま事業の中身を丸ごと入れ替えた。

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★★★
従来の業務を東京エレクトロングループ他社へ移管★
外国製半導体を中心とする電子部品の販売を開始★★
東京エレクトロンがテル・データ・システムから株式をすべて取得★★
砂川俊昭東京エレクトロンから電子部品部門に関する事業を全て譲受け★★
2003〜2013年東証上場とアジア拠点の設立、コンピュータ・ネットワーク事業の承継とパネトロン砂川俊昭東京証券取引所市場第二部に上場★
砂川俊昭TOKYO ELECTRON DEVICE HONG KONG LTD.を設立★
砂川俊昭東京エレクトロンから吸収分割によりコンピュータ・ネットワーク事業を承継★★
砂川俊昭TOKYO ELECTRON DEVICE SINGAPORE PTE. LTD.を設立★
砂川俊昭パネトロンを設立★
栗木康幸パネトロンがアムスクからテキサス・インスツルメンツ製品の販売代理店事業を譲受★
2014〜2021年東京エレクトロンの親会社離脱とアバール長崎・ファーストの子会社化栗木康幸株式売出しにより東京エレクトロンが親会社からその他の関係会社に変更★★
徳重敦之アバール長崎を子会社化★
徳重敦之ファーストの株式取得により同社を子会社化★
2022〜2026年プライム移行とウェーハ検査装置事業の譲受、ファーストの吸収合併徳重敦之プライム市場に移行★
徳重敦之日本エレクトロセンサリデバイスからウェーハ検査装置事業を譲受け★
徳重敦之本社を移転★
徳重敦之ファーストを吸収合併★
出典・参考 2件
出典・参考
  • 東京エレクトロンデバイス 有価証券報告書 第40期(2025年3月期)【沿革】
  • 東京エレクトロンデバイス 投資家向けよくいただくご質問(公式サイト)

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