川崎汽船(9107)セグメント別業績|事業別の売上・利益推移
事業セグメント別の売上高・営業利益・利益率の推移を掲載
川崎汽船のセグメント別業績推移事業別の売上高・営業利益・利益率
セグメント売上高単位:億円
FY08海運業物流・港運事業その他の事業
FY09日本北米欧州アジアその他の地域
FY10-FY16コンテナ船不定期専用船その他海洋資源開発及び重量物船
FY17-FY24ドライバルクエネルギー資源製品物流
セグメント利益単位:億円
FY08海運業物流・港運事業その他の事業
FY09日本北米欧州アジアその他の地域
FY10-FY16コンテナ船不定期専用船その他海洋資源開発及び重量物船
FY17-FY24ドライバルクエネルギー資源製品物流
セグメント利益率単位:%
FY08海運業物流・港運事業その他の事業
FY09日本北米欧州アジアその他の地域
FY10-FY16コンテナ船不定期専用船その他海洋資源開発及び重量物船
FY17-FY24ドライバルクエネルギー資源製品物流
セグメント投下資本利益率単位:%
FY08海運業物流・港運事業その他の事業
FY09日本北米欧州アジアその他の地域
FY10-FY16コンテナ船不定期専用船その他海洋資源開発及び重量物船
FY17-FY24ドライバルクエネルギー資源製品物流
川崎汽船のセグメント変遷
FY07
FY08
FY09
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
海運業▸
物流・港運事業▸
その他の事業▸
日本▸
北米▸
欧州▸
アジア▸
その他の地域▸
コンテナ船▸
不定期専用船▸
その他▸
海洋資源開発及び重量物船▸
ドライバルク▾
セグメント売上高億円
2,489
2,738
2,338
1,820
2,765
3,123
2,935
3,224
セグメント利益億円
-1
44
41
-91
237
191
36
136
セグメント資産億円
2,787
2,633
2,453
2,020
3,726
2,859
2,484
2,462
エネルギー資源▾
セグメント売上高億円
754
887
847
776
897
1,002
1,057
1,019
セグメント利益億円
4
25
99
11
48
91
75
50
セグメント資産億円
2,439
2,428
2,265
2,444
1,829
2,363
2,556
2,899
製品物流▾
セグメント売上高億円
7,986
4,410
3,845
3,397
3,802
5,198
5,487
6,129
セグメント利益億円
58
-492
-29
1,045
6,408
6,699
1,286
2,943
セグメント資産億円
4,032
3,867
3,800
4,780
9,818
14,825
15,525
16,212
川崎汽船のセグメント定義セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載
2009年3月期
海運業
- FY08(2009.3)売上1兆1,105億円・利益600億円。コンテナ船・不定期専用船・自動車船・LNG船等の海運全体を集約した最大事業で、川崎汽船の連結売上の89%・利益の84%を占めた。
- 鉄鋼・電力・自動車メーカーとの長期輸送契約を基盤とし、リーマンショック直前の海運市況高水準を反映した最後の好業績期となった。
物流・港運事業
- FY08売上1,089億円・利益93億円。フォワーディング(航空・海上)、港湾運送、物流センター運営を担い、利益率8.5%と海運業(5.4%)を上回る収益性を示した。
その他の事業
- FY08売上250億円・利益22億円。船舶管理・船員派遣・修繕・不動産・客船代理店等のグループ内サービスを集約した小規模事業で、利益率8.9%を維持した。
2010年3月期
日本
- FY09(2010.3)の所在地別セグメントで、日本拠点の外部売上7,315億円・営業損益△563億円。リーマンショック後の海運市況急落で本体損益が△563億円の赤字となった。
- 川崎汽船の主軸地域として連結売上の84%を占めるが、コンテナ船・ドライバルクの市況悪化で △563億円の損失を計上、所在地別で最大の打撃を受けた。
北米
- FY09北米拠点の外部売上187億円・営業損益0.4億円。コンテナターミナル子会社・現地代理店を集約し、収支ほぼ均衡で推移した。
欧州
- FY09欧州拠点の外部売上509億円・営業損益32億円。欧州航路運営子会社・フォワーディング拠点を集約し、利益率6.4%と所在地別で最も高い収益性を示した。
アジア
- FY09アジア拠点の外部売上366億円・営業損益10億円。シンガポール・香港・上海等の現地法人を集約し、域内海運・物流事業の利益貢献を担った。
その他の地域
- FY09その他地域の外部売上3億円・営業損益△0.8億円。中南米・大洋州・中東等の小規模拠点を集約し、収支ほぼ均衡で推移した。
2011年3月期〜2017年3月期
コンテナ船
- FY10売上4,450億円・利益290億円から FY16売上5,190億円・利益△315億円。北米・欧州・アジアのコンテナ定期航路を運営する。リーマン後の市況回復で FY10に黒字化したものの FY11以降は3期赤字、FY12〜13で一時黒字化後 FY15〜16で再赤字となった。
- 邦船3社のコンテナ船事業統合(2017年7月のONE設立)の前段階で、構造的な船腹過剰により利益率が安定しないまま推移した。
不定期専用船
- FY10売上4,471億円・利益170億円から FY16売上4,565億円・利益△95億円。ドライバルク・タンカー・自動車船・LNG船を集約し、海運市況の構造的不況下で FY11・FY16に赤字を計上した。
- FY13〜15は黒字を維持し川崎汽船の利益を支えたが、FY16のドライバルク市況急落で再び赤字に転落した。
その他
- FY10売上930億円・利益47億円。物流・港運事業、船舶管理、不動産等を集約し、利益率5.1%と海運2事業の市況依存性を補完する安定収益源を担った。
海洋資源開発及び重量物船
- FY14売上353億円・利益△57億円、FY15売上247億円・利益△66億円、FY16売上194億円・利益△51億円。FY14より新設された海洋資源(FPSO・ドリルシップ)・重量物船を集約し、3期連続赤字を計上し、後に縮小撤退した。
2018年3月期〜2025年3月期
ドライバルク
- FY17売上2,489億円・利益△1億円から FY21売上2,765億円・利益237億円、FY24売上3,224億円・利益136億円。鉄鉱石・石炭・穀物を運ぶドライバルク船で、海運市況の波に応じて利益が△91億円から237億円まで変動する。
- セグメント利益率は FY17のほぼゼロから FY21の8.6%へ伸長、FY24は4.2%と正常化局面に推移、市況連動性の高い事業として川崎汽船の収益の振幅を生む。
エネルギー資源
- FY17売上754億円・利益4億円から FY24売上1,019億円・利益50億円。LNG船・原油タンカー・洋上風力SEP船を集約し、長期契約による安定収益と新分野(洋上風力)への投資を担う。
- セグメント資産は FY17の2,438億円から FY24の2,898億円へ拡大、減価償却費も99億円から118億円へ伸長、LNG船・SEP船投資の継続的な拡張を反映する。
製品物流
- FY17売上7,986億円・利益57億円から FY22売上5,197億円・利益6,699億円。自動車船・物流・コンテナ船(ONE 持分法投資)を集約し、2018年4月のONE統合後はコロナ運賃急騰により持分利益が急拡大した。
- FY22の利益6,699億円は売上の12.9倍、川崎汽船の連結純利益6,949億円の主因となった。FY24は売上6,128億円・利益2,943億円で、運賃正常化後も自動車船・物流事業が利益貢献している。