丹羽俊介
東海旅客鉄道・代表取締役社長
Niwa Shunsuke(1965年生まれ)
就任年 2022年
就任時年齢 57歳
現年齢 61歳
在任期間 4年
出自 JR東海
- 超電導リニアによる中央新幹線計画を引き継ぎ、健全経営と安定配当を堅持した経営者である。
- 中央新幹線(品川名古屋間)計画と山梨リニア実験線の進捗を継続的に発信、2025年7月に ICT を活用したデジタル化変革推進の新組織を設置
- リニア中央新幹線静岡工区有識者会議・モニタリング会議の議論進展を反映、2025年に人事・賃金制度を刷新しチャレンジ精神を促す制度設計に転換
- 株主還元の柔軟性を高め、株式分割と機動的な自己株式取得を導入した。
- 2024年10月に普通株式1株→5株の株式分割を実施し個人株主基盤拡大、安定配当を「金額固定」から「時々の状況に応じた柔軟な還元」へ再定義
- 1,000億円・4,500万株を上限とする自己株式取得を取締役会で決議、中央新幹線計画推進のための内部留保確保と株主還元の両立を明示
就任前(FY21)9,351億円
直近(FY25)20,062億円
変化(4カ年)+115%
就任前(FY21)0.2%
直近(FY25)41.4%
変化(4カ年)+41.2pt
丹羽俊介の経歴社長就任に至るキャリア
- 丹羽俊介氏は1989年に東海旅客鉄道(JR東海)へ入社した。国鉄分割民営化(1987年)後に発足した同社にプロパー新入社員として入った世代で、安全輸送のDNAを国鉄入社組から受け継ぐ立場にあった。2023年4月、JRグループでは国鉄を経ずJR入社組から初めての社長として就任した。
- 2016年6月に執行役員、2019年6月に取締役執行役員、2020年6月に取締役常務執行役員と段階的に昇任し、取締役会の一員として経営の中枢に加わった。2020年4月には東海道新幹線の利用が前年同月比で約9割減となるコロナ禍の打撃に取締役として直面し、社員に変革気運が高まる現場を経験した。
- 2022年6月に代表取締役副社長、2023年4月に代表取締役社長へ就任した。就任は、超電導リニアによる中央新幹線(品川名古屋間)の実現という長期プロジェクトを引き継ぎ、巨額の建設投資と安定経営・株主還元の両立が問われる局面と重なった。「堅い会社」と評された企業文化を、安全を前提に柔軟な発想へ開く改革を掲げている。
所属・役職1989年20202025年╱╱
JR東海
1989年入社
2016年執行役員
2019年取締役執行役員
2020年取締役常務執行役員
2022年代表取締役副社長
2023年代表取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1989-04 | JR東海入社 |
| 2001-07 | JR東海広報部東京広報室長 |
| 2003-07 | JR東海静岡支社管理部人事課長 |
| 2005-07 | JR東海人事部勤労課担当課長 |
| 2006-07 | JR東海人事部勤労課長 |
| 2008-07 | JR東海人事部人事課長 |
| 2010-07 | JR東海新幹線鉄道事業本部管理部長 |
| 2013-07 | JR東海総合企画本部投資計画部担当部長 |
| 2014-06 | JR東海人事部長 |
| 2016-06 | JR東海執行役員広報部長 |
| 2019-06 | JR東海取締役執行役員総合企画本部長 |
| 2020-06 | JR東海取締役常務執行役員総合企画本部長 / JR東海取締役 執行役員総合企画本部長JR東海取締役 常務執行役員総合企画本部長 |
| 2022-06 | JR東海代表取締役副社長 |
| 2023-04 | JR東海代表取締役社長(現在に至る) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「鉄道事業者として最優先に取り組むべきことは安全の確保であり、日々の安全を継続することで鉄道会社への信頼も得られています」
「安全を毀損しなければ、もっと柔らかいことをやってもいいじゃないか。誰も止めないから考えてみようよ」
「安定配当を継続するという基本方針に変わりはありませんが、「収益の拡大」と「業務改革」によって利益とキャッシュ・フローを増やし、株主還元についてはその時々の状況に応じて様々な選択肢を検討してまいります」
「中央新幹線を超電導リニアにより実現することで、圧倒的な時間短縮効果によって三大都市圏が1つの巨大都市圏となり、日本社会・経済の活性化に大きく資するものとなります」
「新型コロナウイルス禍の後に社長になったことの方が大きい」
任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし