三部敏宏
ホンダ・取締役代表執行役社長
Mibe Toshihiro(1961年生まれ)
就任年 2020年
就任時年齢 58歳
現年齢 65歳
在任期間 6年
出自 ホンダ
- 2050年カーボンニュートラルを長期方針に据え、HEVとBEVを軸とする電動化戦略へ事業の重心を移した経営者である。
- 就任直後に2050年カーボンニュートラル方針を打ち出し、四輪・二輪・パワープロダクト全領域で電動化を加速、e:HEV専用エンジンと2モーターHEV進化で低燃費・走りを両立しHEVを北米・日本の収益軸に据え、中国向け「烨シリーズ」・日本/北米向け「CR-V e:FCEV」など電動車ラインアップを拡充
- 2024〜2025年に日産・ホンダの経営統合協議に着手(2024年12月発表、その後解消)
- 株式分割と配当政策刷新(DOE導入)で資本効率重視の株主還元へ転換した経営者である。
- 2021年に連結配当性向30%目安・年2回配当(中間+期末)への配当政策変更を実施、2023年10月1日効力発生で普通株式1株を3株に分割し流動性向上を図る
- 1株配当(分割後)を年間40円(FY23)→68円→70円と段階的に増配、26/3月期にDOE導入を決議し資本効率向上と不透明な環境下での安定配当を両立する方針へ転換
就任前(FY19)149,310億円
直近(FY25)217,966億円
変化(6カ年)+46%
就任前(FY19)4.2%
直近(FY25)-1.9%
変化(6カ年)-6.1pt
三部敏宏の経歴社長就任に至るキャリア
- 1987年に本田技研工業へ入社し、以来エンジンを軸とした研究開発に長く携わった生え抜きの技術者である。北米の排ガス規制に対応する低公害エンジンの開発などで経験を積み、Hondaの中核技術であるパワートレインを内側から知る人物だった。後年「ずっとエンジンを開発していたエンジニアだからこそ、わかる」と語ったように、その経歴はのちの電動化への大胆な転換の土台になっている。
- 2012年に本田技術研究所の常務執行役員、2014年に本田技研工業の執行役員としてパワートレイン部門を統括した。2016年に研究所の取締役専務執行役員、2019年4月には本田技術研究所の代表取締役社長に就き、研究開発部門のトップを務めた。2020年6月に本田技研工業の専務取締役(ものづくり担当)となり、経営の中枢へと歩を進めた。
- 2021年4月、代表取締役社長兼CEOに就任した。同月23日の就任会見で「2050年カーボンニュートラル」と、2040年に四輪をEV・FCV100%とする方針を打ち出し、エンジン技術者出身でありながら「脱エンジン」へ大きく舵を切った。みずから「今が第二の創業期」と位置づけ、電動化・知能化に向けた構造転換を主導している。
所属・役職1987年20202025年╱╱
本田技研工業
1987年入社
2014年執行役員
2018年常務執行役員
2020年専務取締役
2021年代表取締役社長兼CEO
2021年取締役代表執行役社長
2024年取締役会議長
本田技術研究所
2012年常務執行役員
2016年取締役専務執行役員
2018年取締役副社長
2019年代表取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1987-04 | ホンダ入社 |
| 2012-04 | ㈱本田技術研究所常務執行役員 |
| 2014-04 | 執行役員 / 四輪事業本部パワートレイン事業統括 / 四輪事業本部生産統括部パワートレイン生産企画統括部長 |
| 2015-04 | 四輪事業本部パワートレイン・駆動系事業統括 / 四輪事業本部生産統括部駆動系統括部長 |
| 2016-04 | ㈱本田技術研究所取締役 専務執行役員 |
| 2018-04 | ホンダ常務執行役員 / ㈱本田技術研究所取締役副社長 |
| 2019-04 | 代表取締役社長 / ホンダ知的財産・標準化担当 |
| 2020-04 | 専務執行役員 / ものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) / リスクマネジメントオフィサー |
| 2020-06 | 専務取締役 / ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) |
| 2021-04 | 代表取締役社長 / 最高経営責任者(現在) |
| 2021-06 | 取締役 代表執行役社長(現在) / 指名委員(現在) |
| 2024-04 | 取締役会議長(現在) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「「Hondaがあってよかった」「Hondaなら、きっとやってくれる」と、皆さまから存在を期待される企業であり続けたい」
社長就任会見 代表取締役社長 三部 敏宏スピーチ概要 global.honda/jp/news/2021/c210423.html 「目的は『脱エンジン』ではなく、カーボンニュートラルを実現することです」
「今が第二の創業期」~経営の覚悟とHondaらしさ global.honda/jp/stories/017.html 「そんなこと、会社を作ることに時間や力を割いている場合ではないのです」
ホンダ三部社長、日産との経営統合が”白紙”となった理由を説明「会社を作ることに時間や力を割いている場合ではない」 jp.motorsport.com/general/news/honda-ceo-mibe-comments-about-nissan/10695502 「自由を与えたうえで、そのポテンシャルを引き出していくのが、経営者のやるべきことだと考えています」
「今が第二の創業期」~経営の覚悟とHondaらしさ global.honda/jp/stories/017.html 「「クルマを買う」ではなく、「Hondaを買う」と思ってもらえるように着実に研究開発中です」
「今が第二の創業期」~経営の覚悟とHondaらしさ global.honda/jp/stories/017.html 「2050年に、Hondaの関わる全ての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラルを目指します」
社長就任会見 代表取締役社長 三部 敏宏スピーチ概要 global.honda/jp/news/2021/c210423.html 「ずっとエンジンを開発していたエンジニアだからこそ、わかるんです。どこかで方向を変えなければいけない」
「今が第二の創業期」~経営の覚悟とHondaらしさ global.honda/jp/stories/017.html 任期中のIR資料公式ページへのリンク
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