- 三井海洋開発の歴代社長は山田健司(FY00-FY07、その後FY08-FY09会長)・宮﨑俊郎(FY10-FY17)・香西勇治(FY18-FY20)・金森健(FY21-FY22)・宮田裕彦(FY23-現任)の5名で、いずれも三井物産・三井造船等の三井グループからの転籍経営者である。生え抜き型ではなく、商社・造船系のローテーション人事に近い形式で社長交代が進んでいる。
- 現任の宮田裕彦氏(1962年11月生)は三井物産株式会社入社の出身で、2024年に代表取締役社長、2025年に代表取締役社長執行役員となった。中期経営計画2024-2026「イノベーションで持続可能な未来を拓く」のもと、FPSO事業の脱炭素化と新事業の育成を推進し、2025年3月にブラジル沖Gato do Matoフィールド向けFPSO、2025年9月にガイアナHammerheadプロジェクトのEPCI契約を獲得した。
- 前任の金森健氏(FY21-FY22)は三井海洋開発の収益が3期連続赤字(FY19-FY21)に陥った時期に経営トップを担い、収益認識のIFRS基準下での処理整理と事業構造改革を進めた。香西勇治氏(FY18-FY20、三井造船出身、1960年2月生)はFPSO建造費高騰局面で苦しい経営判断を続けた。宮﨑俊郎氏(FY10-FY17)は売上1,000〜3,000億円規模への急成長期を率いた経営トップである。