2007年2010年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1928年10月、実吉雅郎氏らが資本金250万円で日本揮発油を設立した。製油所を建てる資金が足りず、米ユニバーサル・オイル・プロダクツ社から得た特許の使用権を国内の石油会社へ売る商売に転じている。実吉氏は1962年の東証二部上場の時点でも社長で、発行済株式の3分の2超を1人で持っていた。
社長登用の傾向
登用
名簿の6人はいずれも生え抜きで、入社から社長就任まで29年から46年をかけている。プロジェクト統括や営業統括本部長といった受注の現場を通り、代表取締役副社長を1年から3年務めてから昇る型が繰り返された。財務から入った例は佐藤雅之氏だけである。
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
創業者が3分の2を握った株は残らず、いまは信託口2社で約30%、日揮商事が5.0%、実吉奨学会が3.48%を持つ。創業家の持分は消え、大型案件で損失を出すたびに社内で担い手を差し替えてきた。会長CEOが社長を兼ねる現在の形は、その差し替え先が尽きた状態に見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 重久吉弘(1996年就任) | 1996〜2002年1996年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 竹内敬介(2007年就任) | 2007〜2009年2007年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼COO | ||
| 八重樫正彦(2009年就任) | 2009〜2011年2009年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼最高執行責任者(COO) | ||
| 川名浩一(2011年就任) | 2011〜2017年2011年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 石塚忠(2017年就任) | 2017〜2025年2017年就任 | 8年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 佐藤雅之(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役会長兼社長CEO | 1979年4月に日揮へ入社した。2010年7月に取締役CFO、2011年7月に常務取締役、2012年6月に取締役副社長へ進んだ。2014年6月に代表取締役会長、2017年6月に代表取締役会長CEOに就任し、会長CEOを約8年務めた後の2025年4月に社長を兼ねた。財務から入って会長職を長く務め、社長を経ずにCEOへ就任した経歴である。 |