歴代社長 — 任期および後継の系譜:29カ年の傾向 代表取締役社長・CEO の在任期間と承継の構造
- 1996年以降の代表取締役社長は髙島征二(FY96〜FY06)・石川國雄(FY07〜FY11)・小園文典(FY12〜FY17)・舩橋哲也(FY18〜FY24)・梶村啓吾(FY25〜現任)の5名。在任期間は髙島征二元社長の約11年が最長で、それ以降は概ね5〜7年サイクルへ短縮された。NTT民営化(1985年)から30年以上を経ても、社長5名のうち石川國雄氏以降の4名はいずれもNTT本体・東西NTT・NTTドコモ・NTTコミュニケーションズなどNTTグループ出身者で、発注者と施工者の人的回路が経営層の系譜にそのまま現れている。
- 昇進ルートは「NTT本体から副社長を経て社長」の標準型がほぼ確立している。小園元社長は2009年に東日本電信電話副社長から2012年6月に協和エクシオ副社長、2013年6月に社長へ昇格。舩橋前社長は2018年6月にNTTコミュニケーションズ副社長からエクシオ副社長として転じ、翌2019年6月に社長へ昇格した。現任の梶村啓吾社長も2025年6月の就任前はNTTコミュニケーションズ ネットワーク事業部統合カスタマサービス部長を経て副社長を務めており、副社長在任1〜2年での昇格パターンが3代連続している。
- 2021年10月の社名変更(協和エクシオ→エクシオグループ)と2018年10月のシーキューブ・西部電気工業・日本電通の3社一括子会社化を経て、社長交代と組織再編が連動した時期となった。小園元社長の任期はシーキューブ・西部・日電通3社統合決定期、舩橋前社長の任期は3社統合後の通信キャリア/都市インフラ/システムソリューションへの顧客カテゴリ別再編期、梶村現社長の任期はデータセンター事業の急拡大とROE2桁目標を掲げる新中計策定期に重なっている。
歴代社長の変遷 — 略歴と業績貢献 各社長の経歴と在任中の業績への貢献
-
梶村啓吾
2025年〜現任・在任2年経歴NTTコミュニケーションズ 2009〜2024年- 2009年
- 統合カスタマサービス部長
- 2017年
- 取締役
- 2020年
- NTTコムエンジニアリング 代表取締役社長
- 2022年
- 代表取締役副社長
エクシオグループ 2024年〜- 2024年
- 代表取締役副社長
-
舩橋哲也
2018年〜現任・在任9年主な施策- 2018/10 シーキューブ・西部電気工業・日本電通の上場3社を一括子会社化
- 2019/3 EXEO GLOBAL Pte Ltd経由でDeClout Pte Ltd(現EXEO Global Asset Holdings)を子会社化
- 2021/10 エクシオグループ株式会社に社名変更
- 2022/4 東証プライム市場移行・ICT事業統合
- 2024/10 エクシオ・デジタルソリューションズ・エクシオ・コアイノベーション・メディックスが合併
経歴NTTコミュニケーションズ 2010〜2018年- 2010年
- 取締役
- 2014年
- 代表取締役副社長
エクシオ 2018年〜- 2018年
- 代表取締役副社長
- 2019年
- 代表取締役社長
情報通信エンジニアリング協会 2023年〜 兼務- 2023年
- 代表理事・会長
-
小園文典
2012〜2017年・在任6年主な施策- 2013/6 発電事業・売電事業・貨物利用運送事業を追加
- 2015/7 和興エンジニアリングと池野通建が合併
経歴NTT東日本 2009〜2012年- 2009年
- 代表取締役副社長
エクシオ 2012年〜- 2012年
- 代表取締役副社長
- 2013年
- 代表取締役社長
- 2019年
- 代表取締役会長
-
石川國雄
2007〜2011年・在任5年主な施策- 2010/5 池野通建株式会社を子会社化
- 2011/11 アイコムシステック株式会社を子会社化
経歴経歴調査中 -
髙島征二
1996〜2006年・在任11年主な施策- 1996/6 不動産売買・賃貸借・仲介・管理業務を追加
- 2001/4 株式会社昭和テクノス(資本金1481百万円)と合併
- 2001/6 電気通信事業・電気通信代理店業を事業目的に追加
- 2004/4 大和電設工業株式会社を子会社化
- 2004/5 和興エンジニアリング株式会社を子会社化
経歴経歴調査中