宮川潤一
ボーダフォン(現ソフトバンク)・代表取締役社長執行役員兼CEO
Miyakawa Junichi(1965年生まれ)
就任年 2020年
就任時年齢 54歳
現年齢 60歳
在任期間 6年
出自 —
- 「成長戦略×構造改革」を両輪に掲げ、通信事業者の枠組みを超えAIとの共存社会に不可欠な次世代社会インフラへの脱皮を率いる経営者である。
- 就任時に「成長戦略×構造改革」を経営の両輪と位置付け中期経営計画と長期ビジョンを発表、最終年度(2025年度)営業利益を1兆円・5,400億円へ上方修正し次期中期経営計画策定へ
- 大阪府堺市・北海道苫小牧市のAIデータセンター建設を表明、データセンター・AI・通信の3軸統合
- 「PayPay」「LINEヤフー」「ZOZO」など金融・コマース領域の連結化と総還元性向引上げで事業ポートフォリオと資本政策を再設計している。
- 2022年に「PayPay」を子会社化(優先株式の転換権行使)し再測定益・段階取得差益で連結利益を押上げ、「Zホールディングス」と「LINE」の経営統合・「ZOZO」子会社化でデジタル化戦略を統合
- 自己株式取得枠の設定と消却で総還元性向を引上げ、減損損失等のノンキャッシュ影響を計上
就任前(FY19)48,612億円
直近(FY25)70,387億円
変化(6カ年)+45%
就任前(FY19)18.8%
直近(FY25)14.8%
変化(6カ年)-4.0pt
宮川潤一の経歴社長就任に至るキャリア
- 宮川潤一氏は1991年に「ももたろうインターネット」を設立して代表取締役社長となり、2000年には名古屋めたりっく通信を率いてADSL事業に挑んだ。名古屋でのADSL事業では2カ月に1回5億円ずつ増資を繰り返すほど資金繰りに苦しみ、その渦中でソフトバンク創業者の孫正義氏から声をかけられて傘下に入った。技術者でありながら資金調達に走り回った起業家としての修羅場が、経営の原点となっている。
- ソフトバンクが2006年にボーダフォン日本法人を買収して携帯電話事業へ参入すると、宮川氏は同年4月にボーダフォン取締役専務執行役CTOとしてモバイル・ネットワークの構築を担った。2007年6月に取締役専務執行役員兼CTOとなって以降は、十数年にわたり最高技術責任者(CTO)として通信インフラを統括した。
- 成層圏通信を担うHAPSモバイル社長(2017年12月)、代表取締役副社長執行役員兼CTO(2018年4月)を経て、宮川氏は2021年4月に代表取締役社長執行役員兼CEOへ就任した。創業者の孫正義氏から「サラリーマン経営者になるなよ」と助言を受けたという宮川氏は、社長としての最重要テーマを「一言で言うなら『AI(人工知能)』」と掲げ、通信会社からの脱皮を就任時から打ち出した。
所属・役職1991年2000201020202025年
ももたろうインターネット
1991年代表取締役社長
ソフトバンク
2000年名古屋めたりっく通信社長
2006年ボーダフォン取締役専務執行役 CTO
2007年取締役専務執行役員兼CTO
2017年HAPSモバイル社長
2018年代表取締役副社長執行役員兼CTO
2021年代表取締役社長執行役員兼CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1991-12 | ㈱ももたろうインターネット代表取締役社長 |
| 2000-06 | 名古屋めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 / 名古屋めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 |
| 2002-01 | 東京めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 / 大阪めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 / 東京めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 / 大阪めたりっく通信㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長 |
| 2002-04 | ㈱ディーティーエイチマーケティング(現ソフトバンク)代表取締役社長 |
| 2003-08 | ソフトバンクBB㈱(現ソフトバンク)取締役 / ソフトバンクBB㈱(現ソフトバンク)取締役 |
| 2006-04 | ボーダフォン㈱(現ソフトバンク)取締役専務執行役(CTO) / ボーダフォン㈱(現ソフトバンク)取締役専務執行役(CTO) |
| 2007-06 | ソフトバンク取締役専務執行役員兼CTO |
| 2014-11 | ソフトバンク取締役専務執行役員 / Sprint Corporation(現Sprint LLC),Technical Chief Operating Officer |
| 2015-04 | ソフトバンク専務取締役 |
| 2015-08 | Sprint Corporation(現Sprint LLC),Senior Technical Advisor |
| 2017-04 | ソフトバンク専務取締役兼CTO |
| 2017-12 | HAPSモバイル㈱(現ソフトバンク)代表取締役社長兼CEO / HAPSモバイル㈱代表取締役社長 兼 CEO(現任) |
| 2018-04 | ソフトバンク代表取締役副社長執行役員兼CTO テクノロジーユニット統括兼技術戦略統括 |
| 2019-01 | MONET Technologies㈱代表取締役社長兼CEO |
| 2021-04 | ソフトバンク代表取締役社長執行役員兼CEO(現任) |
| 2021-06 | Aホールディングス㈱取締役 |
| 2022-06 | MONET Technologies㈱取締役 |
| 2025-04 | Aホールディングス㈱代表取締役(現任) |
| 2025-06 | PayPay㈱取締役(現任) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「目指しているのは『日本で一番必要とされる企業』です」
ソフトバンク新社長インタビュー|日本で一番必要とされる企業を目指して、挑戦と成長を続けていく www.softbank.jp/sbnews/entry/20210401_01 「一言で言うなら『AI(人工知能)』です。AIに関する取り組みを加速させていきたいし、事業会社であるソフトバンクならではの向き合い方をしなければならないと考えています」
ソフトバンク新社長インタビュー|日本で一番必要とされる企業を目指して、挑戦と成長を続けていく www.softbank.jp/sbnews/entry/20210401_01 「生成AIというのは、今まで登場したプラットフォームの比ではないくらい大きなインパクトがあると思っています」
ソフトバンク宮川社長が「生成AI・GAFAM対抗計画」の全貌を初披露、孫正義氏の夢“人工超知能”を実現へ diamond.jp/articles/-/347625 「全社員に改めて『このままでいいのか?』と問いたいし、全員が『いやだ!』と答えてくれる会社であってほしいと願っています」
ソフトバンク新社長インタビュー|日本で一番必要とされる企業を目指して、挑戦と成長を続けていく www.softbank.jp/sbnews/entry/20210401_01 「データセンターを階層構造にし、分散処理を効率的に行い、データを統合・並列処理することで一つのサーバのように見せる『超分散コンピューティング基盤』が必要ではないかと考えています」
ソフトバンク社長 宮川が語る「AI共存の基盤となる次世代社会インフラ」|ビジネスブログ www.softbank.jp/business/content/blog/202310/sbw2023-softbank-miyakawa-keynote-speech 「名古屋でADSL事業をしていて、資金繰りに苦労した時期がありました。35歳くらいの若者が2カ月に1回、5億円ずつ増資を繰り返さないと資金が持たない」
ソフトバンク新社長インタビュー|日本で一番必要とされる企業を目指して、挑戦と成長を続けていく www.softbank.jp/sbnews/entry/20210401_01 任期中のIR資料公式ページへのリンク
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