中島篤
三菱地所・代表執行役執行役社長
Nakajima Atsushi(1963年生まれ)
就任年 2022年
就任時年齢 58歳
現年齢 62歳
在任期間 4年
出自 三菱地所
- 「長期経営計画 2030」の実行段階を担い、ROE 目標10%へ向けた資本効率改善を進めた経営者である。
- 前任期策定の「長期経営計画 2030」(2020年4月開始)執行を継続、FY25 で営業利益過去最高・ROE は8%程度で目標10%へ伸長
- ノンアセット事業を成長の柱として事業ポートフォリオを多様化、投資マネジメント・住宅事業で減損計上しつつ入替を進行
- 株主還元と政策保有株式縮減を組み合わせ、資本政策の規律を強化した。
- 原則毎期+3円の累進配当(2030年度60円以上)を導入、自己株式取得1,000億円規模の継続的取得を実施
- 政策保有株式を2027年度までに50%以上削減、三菱地所プロパティマネジメントとリテールマネジメントの2021年4月統合後の新会社体制を運用
就任前(FY21)13,495億円
直近(FY25)17,461億円
変化(4カ年)+29%
就任前(FY21)20.7%
直近(FY25)18.9%
変化(4カ年)-1.8pt
中島篤の経歴社長就任に至るキャリア
- 中島篤氏は1986年に東京大学法学部を卒業し、同年4月に三菱地所へ入社した。当初から海外を志向していたわけではなく、当時ドメスティックな印象が強かった同社を自ら選んだと、後年のインタビューで振り返っている。
- 入社後はキャリアの途上で米国に渡り、三菱地所の子会社である米ロックフェラーグループインターナショナルの社長を務めた。日本の親会社から来た自身の考えを米国人社員にどう浸透させるかに苦心し、対話集会(タウンホールミーティング)を重ねる地道な取り組みで乗り越えた経験が、後の経営観の土台になった。
- 帰国後は2015年に執行役員、2018年に執行役常務へと昇任し、2022年4月に代表執行役 執行役専務、同年6月に取締役を兼ねた。そして2023年4月、前任の吉田淳一氏の後任として取締役兼代表執行役 執行役社長に就任した。就任は2020年に公表した「長期経営計画2030」の実行段階にあたり、ノンアセット事業の拡大とROE目標10%へ向けた資本効率改善を担う局面であった。
所属・役職1986年20202025年╱╱
三菱地所
1986年入社
2015年執行役員
2018年執行役常務
2022年代表執行役 執行役専務
2022年取締役兼代表執行役 執行役専務
2023年取締役兼代表執行役 執行役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1986-04 | 三菱地所入社 |
| 2015-04 | 執行役員及びロックフェラーグループインターナショナル社取締役社長 |
| 2016-04 | 執行役員欧米事業部長 |
| 2017-04 | 執行役員海外業務企画部長 |
| 2018-04 | 執行役常務 |
| 2022-04 | 代表執行役 執行役専務 |
| 2022-06 | 取締役兼代表執行役 執行役専務 |
| 2023-04 | 取締役兼代表執行役 執行役社長(現任) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「人とのつながりを大事にしてもらいたいですね。全方位でいい人間関係を築くのは難しいかもしれませんが、回り回って自分のためにもなります」
「社会に意義あるものを提供できない企業が、長期的な経済価値を認められることは決してありません。」
「事業とサステナビリティを融合し、人に寄り添うまちづくりで、新たな価値創造に挑みます。」
「何十年も後の時代の方々から『本当に価値のあるものだった』と評価されるものでなければなりません」
「日本の親会社から来たナカジマという人間の考えを、いかにしてアメリカ人の社員に伝えるか、浸透させていくか。タウンホールミーティング(対話集会)を適宜、開催するなど、地道な活動の積み重ねで何とか乗り越えました」
任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし