小木曽聡
日野自動車・代表取締役社長CEO
Ogiso Satoshi(1961年生まれ)
就任年 2020年
就任時年齢 59歳
現年齢 65歳
在任期間 5年
出自 トヨタ自動車
- エンジン認証不正問題発覚直後の再建社長として、認証プロセス全面再構築と4社協業・MFTBC統合へ事業の進路を転換した経営者である。
- エンジン認証機能を開発部門から独立させ、「認証移行会議」設置や法規認証重要プロセス再規定など再発防止体制を構築、CJPT-Asia参画でアジア圏のCASE社会実装にも参画
- 2023年5月、トヨタ・ダイムラートラック・MFTBC・日野の4社協業と、日野+MFTBC(三菱ふそうトラック・バス)の2社経営統合に基本合意、CASE技術開発加速とMFTBC統合シナジー(弁護士・実験・法規認証費用、開発リソース)を打ち出す
- 連続認証関連損失計上と無配化で財務体質再建を進めた経営者である。
- 北米認証関連▲2,584億円・国内認証関連損失等を連続計上、A05C・A09Cエンジンのリコール対応、不採算事業整理と海外認証不正による開発リソース不足を解消
- 2023年度に無配化、2024年度の業績回復を踏まえ連結配当性向基準で配当の中長期再構築を提示、2025年3月期は大型トラック販売台数+5.0千台で業績底打ち兆候
就任前(FY19)18,156億円
直近(FY24)16,972億円
変化(5カ年)-7%
就任前(FY19)3.0%
直近(FY24)3.4%
変化(5カ年)+0.4pt
小木曽聡の経歴社長就任に至るキャリア
- 1983年にトヨタ自動車へ入社した小木曽聡氏は、長く同社で要職を重ね、2013年に常務役員へ昇格した。グループの自動車部品会社アドヴィックスでは2015年6月から取締役社長を兼務し、量産部品メーカーの経営にも携わった。
- 2018年に専務役員、2019年に執行役員を歴任したのち、2021年2月に日野自動車の顧問へ転じ、同年6月に取締役社長へ就任した。トヨタ出身者として、資本提携先の商用車メーカー日野の経営を担うことになった。
- 就任の翌2022年、日野はエンジンの排出ガス・燃費の認証不正が発覚し、小木曽社長は再建を担う社長となった。同年8月の記者会見で「ステークホルダーの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしていることを重く受け止め、正すべきことを正し、再生に向かって、全社一丸で取り組んでまいる」と表明した。その後は4社協業と三菱ふそうとの経営統合(ARCHION)へと進路を定めていった。
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「ステークホルダーの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしていることを重く受け止め、正すべきことを正し、再生に向かって、全社一丸で取り組んでまいる所存でございます」
「4社で商用車の未来をつくるというベクトルは合っていた」
「未来に継承すべき価値観として、誠実、貢献、共感を掲げ、コンプライアンスファーストの姿勢を明確化してまいります」
「チームづくりをやっていかないと競争に勝っていけない」
「より良い商品が良品廉価で提供できれば、販売店の人はメカニックも含めて元気になるんじゃないかと思っている」
任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし