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井手博 IHI・社長現任

  • 「グループ経営方針2019」「プロジェクトChange」「グループ経営方針2023」と中期計画を3度更新し、航空エンジン・カーボンニュートラルへ事業の重心を移した経営者である。
    • 「グループ経営方針2019」(FY19〜)でキャッシュ創出を最終目標にROIC 10%・営業利益率7%を提示、2020年度から「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)でSBU再編・カーボンソリューションSBU新設、2023年度から「グループ経営方針2023」(FY23〜FY25)で営業利益率7.5%・税引後ROIC 8%以上を目標化
    • 「IHIカーボンニュートラル2050」を長期目標、PW1100G-JM等の航空エンジン量産を成長軸に据える
  • 連続的な事業整理・減損と一連の品質不正対応で構造改革とガバナンス再構築を進めた経営者である。
    • 2019年4月にIHIプラントエンジニアリング吸収合併(IHIプラント発足)、小型原動機・農機・コンクリート建材・舶用大型エンジン・車両過給機など連続事業譲渡、2023年4月にIHI原動機の舶用大型エンジン事業を三井E&SHDへ譲渡し選択集中を加速
    • 航空エンジン分野の不適切検査事案、独禁法違反の嫌疑、燃費データ改ざん、除雪車部品取換など一連の不正事案への対応を最重要課題に位置付け、年間配当を120円(2024年度)→140円(2025年度予定)へ20円増配しトランジションボンド発行で財務基盤強化

井手博氏の在任プロフィール主要指標と職歴

社長就任前年度2018年度2019年3月期
直近年度2024年度2025年3月期
在任期間6在任中
出自IHI1983-04入社
社長就任前年齢581961年生まれ
直近時年齢64+6歳
社長就任前売上14,834億円FY18
直近時売上16,268億円FY24
売上CAGR+1.5%6年・年平均(就任前→直近)
社長就任前売上高営業利益率5.6%FY18
直近時売上高営業利益率8.8%FY24
在任平均売上高営業利益率3.7%6年平均
社長就任前時価総額4,115億円2019年3月末時点
直近時時価総額15,968億円2025年3月末時点
時価総額変化率+288.0%+11,853億円
  1. IHI入社

  2. IHI営業・グローバル戦略本部総合営業部企画グループ部長

  3. IHI営業・グローバル戦略本部グローバル戦略部長

  4. Jurong Engineering Limited 社長

  5. IHI執行役員資源・エネルギー・環境事業領域副事業領域長

  6. IHI常務執行役員資源・エネルギー・環境事業領域長

  7. IHI最高執行責任者(兼)資源・エネルギー・環境事業領域長 / IHI最高執行責任者(兼)資源・エネルギー・環境事業領域長

  8. IHI代表取締役社長 最高執行責任者

  9. IHI代表取締役社長 最高経営責任者(兼)戦略技術統括本部長

  10. IHI代表取締役社長 最高経営責任者(現任)

井手博氏の任期中の業績貢献就任前年度〜直近年度の主要指標推移

売上高(PL分解)億円
営業利益その他費用販管費売上原価
利益率(粗利〜営業利益率)%
営業利益率粗利率純利益率
利益額(純利益)億円
純利益
時価総額推移億円※各年度末時点
時価総額
ROE推移%
ROE
PBR推移※各年度末時点
PBR

井手博氏の主な施策在任中の該当 5 件

年月カテゴリ出来事
2019/4組織再編

プラント事業をIHIプラントに承継

プラント事業を会社分割によりIHIプラントに承継した。同年7月には原動機事業も新潟原動機に承継させ、事業ポートフォリオの分社・最適化を進めた。

2021/6

鶴ヶ島工場を新設

2021/6

航空エンジンの追加検査・最終赤字に転落

2023/4事業売却

IHI原動機の大型エンジン事業を三井E&Sへ譲渡

グループ経営方針2023の開始に合わせ、IHI原動機の大型エンジン事業を三井E&Sへ譲渡した。非注力領域の整理によって航空・宇宙・防衛への集中を進めた。

2025/3

業績好転の見込み

井手博氏の任期中のIR資料公式 IR ページ掲載資料へのリンク

決算説明会資料

年度経営の振り返り報告資料
FY25「グループ経営方針2023」最終年度。低収益事業の構造改革を加速、コンクリート建材事業譲渡関連や車両過給機事業譲渡など事業再編費用を計上。関税影響▲200億円も織込み営業利益は前年度並みを確保。年間配当は120円→140円へ20円増配を予定。2025年度組織再編で都市開発を「社会基盤」から「その他」へ付替え。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2025/05/08/202503-ks_7.pdf
FY24「グループ経営方針2023」(FY23〜FY25)2年目。車両過給機事業で固定資産減損を含む構造改革費用を計上、持続的高成長事業体への変革に向けた構造改革を継続。航空エンジン分野(PW1100G-JM)の量産が本格化、エンジン需給変化で増産フェーズへ移行。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2024/05/08/ir240508_s0_1.pdf
FY23「プロジェクトChange」最終年度から「グループ経営方針2023」初年度への移行回。構造改革費用を積極的に織込みながらも営業利益確保。2023年4月にIHI原動機の舶用大型エンジン事業を三井E&SHDに譲渡、事業ポートフォリオの選択集中を継続。

決算説明会(訂正版)

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2023/07/26/J-IR_materials.pdf
FY22「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)2年目。SBU再編に合わせた組織変更、車両過給機・農機事業など複数事業で構造改革費用を計上。LCB(ライフサイクルビジネス)拡大とカーボンソリューション事業の創出を継続。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2022/05/10/2021FY-Financial_Results-IFRS_7.pdf
FY21「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)始動。成長事業創出のためSBUを再編しカーボンソリューションSBUを新設。農機事業での構造改革費用、コスト構造改革・販管費削減・資産売却を一体で推進。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2021/05/13/2020-202103_Financial_results_for_FY2020_4Q_2.pdf
FY20「グループ経営方針2019」進捗、コロナ禍の影響を受けて民間航空エンジン事業が落込み。知的財産権の譲渡益、関係会社出資持分譲渡益を計上、非中核資産の売却を進める。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2020/07/03/kessan-setsumei.pdf
FY192019年4月に「IHIプラント」発足(IHIプラントエンジニアリング吸収合併)、資源・エネルギー・環境事業領域の事業遂行体制を再編。小型原動機事業を譲渡し関連固定資産で減損損失。「グループ経営方針2019」初年度。

決算説明会

https://www.ihi.co.jp/ir/library/statements/_cms_conf01/__icsFiles/afieldfile/2020/03/24/8ec544b497c5be38775eaa7a8d54b922.pdf

アニュアルレポート / 統合報告書

年度経営の振り返り報告資料
FY26「グループ経営方針2023」(FY23〜FY25)の進捗を整理。航空エンジンの燃費データ改ざん・除雪車性能試験における部品取換など連続した不正事案を踏まえ、不適切行為を起こさないコンプライアンスの徹底とグループガバナンス強化を最重要課題に位置付ける。キャッシュ・フロー改善と財務基盤強化を継続。

統合報告書2025

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/IHI_Integrated_Report2025_all.pdf
FY25「グループ経営方針2023」(FY23〜FY25)2年目。2023年度のPW1100G-JMエンジン需給対応や、航空エンジン分野での過去の不適切検査事案、独禁法違反の嫌疑、燃費データ不正への対応を整理。2025年度経営目標は営業利益率7.5%・税引後ROIC 8%以上、CCC 100日以下を提示。

統合報告書2024

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/IHI_Integrated_Report2024_open.pdf
FY24「プロジェクトChange」から「グループ経営方針2023」(FY23〜FY25)への移行回。航空エンジン・ロケット分野を成長事業、クリーンエネルギー(アンモニア等)を育成事業と位置付ける。2023年4月にIHI原動機の舶用大型エンジン事業を三井E&SHDへ譲渡。「IHIカーボンニュートラル2050」を長期目標として再提示。

統合報告書2023

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2023_all.pdf
FY23「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)最終年度。次期中期経営計画(2023〜2025年度)の策定議論を開示、2026年度〜のイノベーションを通じた持続的成長フェーズと「IHIカーボンニュートラル2050」の連続シナリオを提示。グループ経営方針2010〜2019・プロジェクトChangeの財務戦略推移を総括。

統合報告書2022

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2022_all.pdf
FY22「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)に基づくESG価値創造フェーズの進展。LCB(ライフサイクルビジネス)拡大、成長事業(航空エンジン・ロケット、カーボンソリューション)の重点投資、トランジションボンド発行による財務戦略を解説。

統合報告書2021

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2021_all_print-20220120.pdf
FY21コロナ禍下の事業環境変化を踏まえ、「グループ経営方針2019」から「プロジェクトChange」(2020〜2022年度)への移行を解説。事業変革の準備・移行期間として位置付け、SBU再編とカーボンソリューションSBU新設の方針を提示。

統合報告書2020

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2020_all.pdf
FY20「グループ経営方針2019」(FY19〜FY21)初期回。「キャッシュ創出」を中期経営の最終目標に据え、ROIC 10%・D/Eレシオ0.7倍以下・営業利益率7%を目標。資源・エネルギー・環境事業領域の事業遂行体制再編とIHIプラント発足を反映。

統合報告書2019

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2019_all.pdf
FY19「グループ経営方針2016」最終年度(2018年度は次期中期経営計画策定年)。営業利益率7%・ROIC 10%・D/Eレシオ0.7倍以下を目標、株式併合後配当(中間30円・期末30円)を実施。「グループ経営方針2019」策定の前段資料として位置付け。

統合報告書2018

https://www.ihi.co.jp/ir/library/annual/pdf/integrated2018_all.pdf