小野直樹
三菱マテリアル・元執行役社長
Ono Naoki(1957年生まれ)
就任年 2017年
就任時年齢 60歳
退任年 2023年
在任期間 7年
出自 三菱鉱業セメント
- 三菱マテリアルの生え抜きで非鉄・素材事業を率いたCEO
- 1979年に前身の三菱鉱業セメントへ入社した生え抜き。常務・副社長を経て社長に就き、後にCEOを兼務する長期政権を担った。
- 銅を中核とする非鉄金属と加工・リサイクル事業の再編を推進
- 銅製錬を主力としつつ、超硬工具・電子材料など加工分野や資源リサイクルへの広がりを持つ事業構成を運営した。在任中は品質関連の課題への対応を含むガバナンス改革も求められ、長期では銅市況に左右されつつ事業ポートフォリオの選別を進めた。
就任前(FY16)13,041億円
退任時(FY23)15,406億円
変化(7カ年)+18%
就任前(FY16)4.6%
退任時(FY23)1.5%
変化(7カ年)-3.1pt
小野直樹の経歴社長就任に至るキャリア
- 1979年に前身の三菱鉱業セメントへ入社した生え抜きで、同社は1990年に三菱金属と合併して三菱マテリアルとなった。製錬・銅加工・超硬工具・電子材料・資源リサイクルまで幅広く抱える総合素材メーカーで長く実務を重ね、現場と事業の両面を知る経営者である。
- 2014年4月に常務執行役員、同年6月に常務取締役へ就任し、2016年4月には取締役副社長へ昇格した。素材から加工・リサイクルまで多様な事業を抱えるグループの中で、経営の中枢を担う立場へと歩を進めた。
- 2018年6月に取締役社長へ就き、2021年4月には執行役社長CEOを兼務した。三菱の創業150年と重なるこの時期、就任後は「旧来のしきたりをなくせ」と意識改革を掲げ、業績が厳しい中でもDXへの全員参加を不退転の決意で訴えた。
所属・役職1979年20202023年╱╱
三菱マテリアル
1979年三菱鉱業セメント入社
2014年常務執行役員
2014年常務取締役
2016年取締役副社長
2018年取締役社長
2021年取締役執行役社長CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1979-04 | 三菱鉱業セメント㈱入社 |
| 2014-04 | 三菱マテリアル常務執行役員セメント事業カンパニー プレジデント |
| 2014-06 | 三菱マテリアル常務取締役セメント事業カンパニー プレジデント / 常務取締役・セメント事業カンパニー プレジデント |
| 2016-04 | 取締役副社長セメント事業カンパニー プレジデント / 取締役副社長・セメント事業カンパニープレジデント |
| 2016-06 | 取締役 副社長執行役員セメント事業カンパニー プレジデント / 取締役 副社長執行役員・セメント事業カンパニー プレジデント |
| 2017-04 | 取締役 副社長執行役員経営戦略本部長 / 取締役 副社長執行役員・経営戦略本部長 |
| 2018-06 | 取締役社長 |
| 2019-06 | 取締役 執行役社長 |
| 2021-04 | 取締役 執行役社長 CEO / 取締役 執行役社長 CEO(現) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「こうしたことが、今年度スタートした『中期経営戦略2030』において『循環をデザインする』会社を目指すという考え方につながっています」
「収益性も高く、成長性も高いところに位置付けている『銅加工』と『超硬』が2020年度、最も苦しんだ事業でした」
「業績が厳しい中、DXへの投資は社員からも様々な声があった。だが、DXには全員参加が必須。遅れれば取り残されるという危機感の中、不退転の決意でやることを訴えてきた」
「今後は資源の地産地消化が進み、その域内で資源循環していく方向に向かうだろう」
「いずれにしても長い目で見れば、工具に限らずタングステンのリサイクル原料を使った、タングステン製品を作ることができるようにしておくこと、技術開発も進めてCO2の排出量を減らしていくことは、将来的に価値が生み出せると考えております」
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