今井正
日本製鉄・代表取締役社長兼COO
Imai Tadashi(1963年生まれ)
就任年 2023年
就任時年齢 60歳
現年齢 63歳
在任期間 3年
出自 新日本製鐵
- 2030中長期計画下、USスチール買収を完了させ海外事業の実力利益5,000億円規模への引き上げを主導する経営者である。
- 2025年6月にUSスチール買収を米政府承認下でクロージング、1970年合併以来最大規模のM&A完結、国内紐付分野の適正マージン確保の価格交渉方針を米国市場へ持ち込む
- 2030中長期計画で海外実力利益5,000億円規模を長期目標に据え、方向性電磁鋼板GO(米AI関連・データセンター向け)を新たな成長領域に位置づけ、日鉄ステンレス・日鉄鋼管などグループ会社の直営化を推進
- 大型投資の財務規律と国内構造改革(電炉化・統合)を並行運営する資本政策を再設計した。
- USスチール買収資金のブリッジローン1兆3,000億円を2026年6月期限までに長期借換え、国内一過性影響500億円・USスチール一過性影響200億円の解消を来年度に織り込み
- 日鉄エンジニアリング・カナデビアとの経営統合を2025年後半に検討開始、廃棄物処理・環境プラント分野で国内圧倒的規模のプレーヤー形成構想を提示、2030年に向けた電炉化と水素還元製鉄の研究開発を加速
就任前(FY22)79,756億円
直近(FY25)100,632億円
変化(3カ年)+26%
就任前(FY22)11.1%
直近(FY25)2.4%
変化(3カ年)-8.7pt
今井正の経歴社長就任に至るキャリア
- 今井正氏は1963年に岡山県で生まれ、東京大学大学院(金属工学専攻)を修了して1988年に新日本製鐵(現・日本製鉄)へ入社した。製鋼畑を歩んで名古屋製鉄所での勤務が長く、君津製鉄所の製鋼部長も務めた技術系の生え抜きで、1997年にはマサチューセッツ工科大学大学院で工学博士を取得している。
- 入社後は2016年に執行役員、2019年に常務執行役員兼名古屋製鉄所長、2020年に常務取締役へと昇任した。国内の高炉休止やライン集約といった構造改革で手腕を発揮し、技術総括室長の時代には経営トップにも臆さず意見を述べる『直言居士』と評された。
- 2023年に代表取締役副社長としてグリーン・トランスフォーメーション推進本部長と電炉プロセス推進プロジェクトリーダーを兼ね、脱炭素と電炉化を統括した。2024年4月、橋本英二会長兼CEOの下で代表取締役社長兼COOに就任した。就任時には大統領選下で難航していたUSスチール買収の完遂が最大の課題であり、今井氏はその実現を主導していく立場で経営の舵を引き継いだ。
所属・役職1988年20202025年╱╱
日本製鉄
1988年新日本製鐵入社
2016年執行役員
2019年常務執行役員
2020年常務取締役
2023年代表取締役副社長
2024年代表取締役社長兼COO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1988-04 | 新日本製鐵㈱入社 |
| 2014-11 | 日本製鉄名古屋製鐵所生産技術部長 |
| 2016-04 | 日本製鉄執行役員名古屋製鐵所長 |
| 2019-04 | 日本製鉄常務執行役員 |
| 2020-06 | 日本製鉄常務取締役 / 日本製鉄常務取締役現在に至る |
| 2021-04 | 日本製鉄常務取締役ゼロカーボン・スチールプロジェクトサブリーダー、次世代熱延プロジェクトサブリーダー |
| 2022-02 | 日本製鉄常務取締役グローバル事業推進本部タイ一貫製鉄プロジェクトリーダー、ゼロカーボン・スチールプロジェクトサブリーダー、次世代熱延プロジェクトサブリーダー |
| 2022-04 | 日本製鉄常務取締役グローバル事業推進本部タイ一貫製鉄プロジェクトリーダー、グリーン・トランスフォーメーション推進本部副本部長、次世代熱延プロジェクトサブリーダー |
| 2023-04 | 日本製鉄代表取締役副社長グリーン・トランスフォーメーション推進本部長、次世代熱延プロジェクトサブリーダー |
| 2023-06 | 日本製鉄代表取締役副社長グリーン・トランスフォーメーション推進本部長、電炉プロセス推進プロジェクトリーダー、次世代熱延プロジェクトサブリーダー |
| 2024-04 | 日本製鉄代表取締役社長 兼 COO現在に至る |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「世の中に新たな付加価値を創り出すという製造業の本分を忘れず、新たなビジネスチャンスの獲得に積極的に取り組んでいきます」
社長就任挨拶(代表取締役社長兼COO 今井 正) www.nipponsteel.com/news/20240401_100.html 「USスチールが米国で成長していくために、一番お役に立てるのは日本製鉄だという確信がある」
日本製鉄新社長・今井正が背負う課題、USスチール買収で労組・米社会をどう説得するか? www.zaikai.jp/articles/detail/3867 「会社の成長戦略と、自らが果たすべき役割をよく理解し、高い目標に向けて、会社と共に、チャレンジする社員であってほしいと思います」
新入社員への社長メッセージ(代表取締役社長兼COO 今井正) www.nipponsteel.com/newsroom/news/2026/20260401_100.html 「我々の務めは、こうした理念に基づき、事業を成長させ、収益を拡大し、国や地域社会、株主や従業員といったステークホルダーに利益を還元することです」
新入社員への社長メッセージ(代表取締役社長兼COO 今井正) www.nipponsteel.com/newsroom/news/2026/20260401_100.html 「当社がこれからも社会に貢献し、社会から必要とされる存在でありつづけるためにも、脱炭素対策は経営の最優先課題として取り組みます」
社長就任挨拶(代表取締役社長兼COO 今井 正) www.nipponsteel.com/news/20240401_100.html 「研究開発から製造現場まで経験を積み、常務の時に経営企画も担当し、判断できるところは多々あると思う」
日本製鉄次期社長の横顔 今井正氏 製鋼畑、構造改革で手腕 www.japanmetal.com/news-t20240115132120.html 任期中のIR資料公式ページへのリンク
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