宮田知秀
ENEOS HD・代表取締役社長執行役員
Miyata Tomohide(1965年生まれ)
就任年 2023年
就任時年齢 58歳
現年齢 61歳
在任期間 3年
出自 東燃
- 第4次中期経営計画でROIC改善・ガバナンス強化を中核に据え、グループ運営体制再構築を主導する経営者である。
- 2025年度始動の第4次中計で設備投資1兆5,600億円・株主還元4,100億円を計画、グループ会社を連結対象651社→635社へ削減しゼロベース再評価を継続
- エネルギー事業を「石油製品ほか」「機能材」「電気」「再生可能エネルギー」へセグメント再編、Par Pacific・三菱商事と米ハワイKapolei製油所SAF事業(年15万KL・74億円)参画、インドネシア・タングーLNG拡張FIDとノルウェー浮体式洋上風力に参画
- JX金属分離上場と累進配当方針を起点に、120年越しの非鉄同居体制を解消し資本効率を再設計した。
- 2025年3月にJX金属を東証プライム上場、持分100%→42%へ持分法移行(売却益約4,400億円)、2024年4月に電気・機能材・再エネを分社化しENEOS Power・マテリアル・リニューアブル設立、2025年1月にJX石油開発をENEOS Xploraへ商号変更
- 配当30円/株起点の累進配当方針、2025年度34円へ増額、マネジメント・アロケーション5,000億円〜1兆円枠の戦略投資実行段階へ
就任前(FY22)150,166億円
直近(FY25)117,655億円
変化(3カ年)-22%
就任前(FY22)1.9%
直近(FY25)4.0%
変化(3カ年)+2.1pt
宮田知秀の経歴社長就任に至るキャリア
- 1990年に東燃(後の東燃ゼネラル石油)へ入社した宮田知秀氏は、製油所畑を歩み、2008年に40代で和歌山工場長に就いた。課長以上の部下がほぼ全員年上、関係会社を含め1,000人超を率いる現場で、若くしてマネジメントを鍛えられた。旧エクソンモービル系の外資文化のなかで海外のグローバルカンパニーへ派遣されビジネスの根幹を学んだ経験が、後の経営観の土台になった。
- 2017年4月、東燃ゼネラル石油はJXエネルギーと統合してJXTGエネルギー(現ENEOS)が発足し、宮田氏は取締役・常務執行役員として製造部門を担った。出自の異なる組織が一つになるなかで、製造現場のフリーハンドを減らし国内外を共通システムで動かす標準化を推し進めた。2022年にはENEOSホールディングス取締役・副社長執行役員へと上り、グループ経営の中枢に入った。
- 2024年4月1日、宮田氏はENEOSホールディングス代表取締役社長に就任した。就任は同社およびENEOSで2年連続して起きた経営トップの不祥事の直後であり、宮田氏は最大限の危機意識を持って再発防止と組織文化の変革に取り組むと表明した。社内主流とは出自の異なる旧東燃ゼネラル石油(旧エクソンモービル系)出身のトップとして、ガバナンス再構築とポートフォリオ経営の強化が最重要課題となる局面での船出だった。
所属・役職1990年201020202025年╱╱
東燃ゼネラル石油
1990年東燃 入社
2008年執行役員 和歌山工場長
2011年取締役
2012年常務取締役
2016年専務取締役
ENEOS
2017年JXTGエネルギー 取締役 常務執行役員
2022年ENEOS HD 副社長執行役員
2022年ENEOS HD 取締役 副社長執行役員
2024年ENEOS HD 代表取締役社長 社長執行役員
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1990-04 | 東燃㈱へ入社 |
| 2008-07 | 東燃ゼネラル石油㈱執行役員(和歌山工場長) |
| 2011-03 | 同社取締役(和歌山工場長) |
| 2012-06 | 同社常務取締役(川崎工場長) |
| 2016-03 | 同社専務取締役(精製・物流本部長) |
| 2017-04 | JXTGエネルギー㈱取締役 常務執行役員(製造本部副本部長) / JXTGエネルギー㈱取締役 常務執行役員(製造本部副本部長) |
| 2022-04 | ENEOS HD副社長執行役員(社長補佐)ENEOS㈱副社長執行役員(社長補佐、水素事業推進部・水素事業技術部管掌) |
| 2022-06 | ENEOS HD取締役 副社長執行役員(社長補佐)ENEOS㈱取締役 副社長執行役員(社長補佐(製造部・工務部・技術計画部・水素事業推進部・水素事業技術部・FCサポート室・潤滑油カンパニー・中央技術研究所・製油所・製造所)、水素事業推進部・水素事業技術部管掌) |
| 2022-10 | ENEOS HD代表取締役 副社長執行役員(社長補佐)ENEOS㈱代表取締役 副社長執行役員(社長補佐、水素事業推進部・水素事業技術部管掌) |
| 2023-04 | ENEOS㈱代表取締役 副社長執行役員(社長補佐(製造部・工務部・技術計画部・水素事業推進部・水素事業技術部・潤滑油カンパニー・中央技術研究所・製油所・製造所・特命プロジェクト)、水素事業推進部・水素事業技術部管掌(現任) |
| 2024-04 | ENEOS HD代表取締役社長 社長執行役員 |
| 2024-06 | ENEOS HD代表取締役 社長執行役員(現任) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「今変わらなければ、ENEOSの未来はない。私は、その強い覚悟を持って企業変革に臨むことを、皆様にお約束します。」
「これまでの延長線上に私達の未来はないのです。新しい技術と新しいサプライチェーンを持って、グローバルに新たな事業を進めていかなければなりません。」
和歌山工場長になった40代、部下はほぼ全員年上、関係者は1,000人超!鍛えられたマネジメント力 | マンスリーみつびし www.mitsubishi.com/ja/profile/csr/mpac/monthly/top_interview/2025/01/1.html 「単一価値観のモノカルチャーはリスクだと感じています。自分自身が「裸の王様」にならないよう、社外取締役をはじめ、さまざまな意見を言ってくれる人を周りに置いています。」
「資本効率を徹底的に意識して、健全、強固なバランスシートをつくっていきながら、株主還元もきちんとやっていく。」
経済合理性を重視しながらエネルギートランジションで確かな存在感を 低炭素の施策を着実に進め、本格的な脱炭素へ president.jp/articles/-/93844 「どんなに素晴らしいエネルギーであったとしても、経済合理性がなければ、人々には受け入れてもらえない。」
「長期ビジョンとして「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立への挑戦を掲げ、化石燃料からのエネルギートランジションに取り組んでいます。」
「課長以上の部下はほぼ全員年上でした。従業員は関係会社を含めると1,000人超に達します。そのなかでマネジメントを経験したことは今に役立っています。」
和歌山工場長になった40代、部下はほぼ全員年上、関係者は1,000人超!鍛えられたマネジメント力 | マンスリーみつびし www.mitsubishi.com/ja/profile/csr/mpac/monthly/top_interview/2025/01/1.html 任期中のIR資料公式ページへのリンク
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