仲井嘉浩

積水ハウス・代表取締役兼CEO社長執行役員

Nakai Yoshihiro(1965年生まれ)

就任年 2017年
就任時年齢 52歳
現年齢 61歳
在任期間 9年
出自 積水ハウス
  • 就任翌年からの米国戸建住宅事業の連続買収によって海外比率を一気に引き上げ、住宅メーカーをグローバル展開の段階へ移行させた経営姿勢を示した。
    • 2017年3月、Woodside Homes Company, LLC(米国ユタ州)を完全子会社化し米国戸建住宅事業に参入し、2021年12月Holt Group・2022年7月Chesmar Homes と米国ビルダー買収を継続
    • 2024年4月、M.D.C. Holdings, Inc.(米国コロラド州、年間引渡約1万戸)を約7,200億円(49.4億米ドル)で完全子会社化、日本の住宅メーカーによる過去最大の海外M&Aを実行、FY24連結売上高4兆585億円で初の4兆円台に到達し国際事業比率は16%から31%へ倍増、2026年1月から米国4社統合の「One Company」体制を始動
  • 巨額買収の財務影響を吸収しつつ、国内ガバナンス事案・組織再編にも踏み込んだ経営姿勢を示した。
    • 2017年8月の地面師詐欺事件(特別損失約55.5億円)後、和田勇会長退任に至るガバナンス再構築を主導、MDC買収資金は円建て4,182億円・ドル建て15.5億ドルのブリッジローンで調達し2,000億円のハイブリッド社債と10億ドル米ドル建て社債でパーマネント化(D/Eレシオ1.0倍まで上昇)
    • 2019年10月、鳳ホールディングス(鴻池組持株会社)を連結子会社化し建築・土木事業へ多角化、2020年2月積和不動産6社を積水ハウス不動産グループへ再編、2024年2月積水ハウス建設グループを中間持株会社体制へ移行
就任前(FY16)20,269億円
直近(FY25)41,979億円
変化(9カ年)+107%
就任前(FY16)9.1%
直近(FY25)8.1%
変化(9カ年)-1.0pt

仲井嘉浩の経歴社長就任に至るキャリア

  • 仲井嘉浩氏は1988年に京都大学工学部を卒業して積水ハウスに入社した。営業現場の出身ではなく、2012年に経営企画部長、2014年に執行役員 経営企画部長と、全社戦略を立案する経営企画畑を歩んだ。企画・財務の側から会社全体を俯瞰する経験が、後の大型M&Aや構造改革を主導する素地となった。
  • 2016年に取締役常務執行役員(経営企画・経理財務担当)となり、2018年2月、取締役常務執行役員から一気に代表取締役社長へ昇格した。前社長の阿部俊則氏は代表権のある会長へ回り、2017年に表面化した約55億円の地面師詐欺事件を契機とする経営体制の刷新のなかで、52歳の仲井氏に世代交代の舵取りが託された
  • 就任後の仲井氏は「『わが家』を世界一幸せな場所にする」をグループのグローバルビジョンに掲げ、健康・つながり・学びを軸とする「プラットフォームハウス構想」を打ち出した。2021年4月には社長執行役員兼CEOとなり、米国戸建住宅事業の連続買収を主導。2031年度には海外売上高比率を5割程度へ高め、住宅メーカーからグローバル企業への変革を進めている
所属・役職198820202025╱╱
積水ハウス
1988入社
2014執行役員
2
2016取締役常務執行役員
2
2018代表取締役社長
3
2021社長執行役員兼CEO
5
年月内容
1988-04積水ハウス入社
2012-02積水ハウス経営企画部長就任
2014-04積水ハウス執行役員就任、経営企画部長委嘱
2016-04積水ハウス常務執行役員就任、経営企画・経理財務担当 / 積水ハウス取締役就任
2018-02積水ハウス代表取締役社長就任
2021-04積水ハウス代表取締役就任、社長執行役員兼CEO就任戦略部門・請負型ビジネス部門担当
2025-04積水ハウス代表取締役兼CEO就任、社長

発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)

信念
「その次の30年で、積水ハウスがどういった価値を創造していくのかと考えた時に、人生100年時代に『幸せ』を提供できる企業であろうと表明したものです。」
積水ハウス・仲井嘉浩社長「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」 日経ESG 2022.1 project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00006/010400103
信念
「創業以来、私たちは「人間愛」を理念の中心に据えてきました。その理念を次世代へつなぐため、3つの社会的使命として「クオリティ・ファースト」「グリーン・ファースト」「キッズ・ファースト」を定めています。」
積水ハウス・仲井嘉浩社長「住宅を『幸せを生む場所』に再定義」 日経ESG 2025.11 project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00006/110500590
事業
「MDC社は南東部に強く、地域展開を考えてもどうしても欲しい会社だった。2031年度には海外売上高比率が45%から50%ほどになり、グローバル会社に成長できる」
積水ハウス仲井嘉浩社長「売上高、31年度には海外で5割も」 日本経済新聞 2024.7 www.nikkei.com/article/DGXZQOUF235Z90T20C24A7000000
組織
「従業員の一人ひとりの自律度が高まり、それが会社として目指す方向性と合致すれば、最高の人財価値を生みながら企業経営を前進させられます。」
積水ハウス・仲井嘉浩社長「従業員の自律とベクトルの一致で成長」 日経ESG 2024.1 project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00006/122500357
顧客
「日々お客様の幸せを考えてアンテナを張り巡らせている従業員は、イノベーションの芽となるアイデアを持つと確信しています。」
積水ハウス・仲井嘉浩社長「イノベーションで幸せな暮らしを」 日経ESG 2025.3 project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00006/030500525
社会
「良質な住宅を造ることは、資産として価値を持ち続ける社会基盤の形成につながります。環境への配慮によって脱炭素社会の実現や生物多様性の保全に貢献することは、未来世代のための責務です。子供の感性を育むことは、社会に新しい可能性を生み出す土壌になります。」
積水ハウス・仲井嘉浩社長「住宅を『幸せを生む場所』に再定義」 日経ESG 2025.11 project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00006/110500590

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