相川善郎
大成建設・代表取締役社長
Aikawa Yoshiro(1957年生まれ)
就任年 2019年
就任時年齢 61歳
現年齢 68歳
在任期間 7年
出自 大成建設
- コロナ禍とリニア中央新幹線排除措置命令後の信頼回復を進めつつ、長期ビジョン策定と中計切替を主導した経営者である。
- 「TAISEI VISION 2030」達成計画を2024年5月に策定(2030年度までの7年方針)、長期環境目標「TAISEI Green Target 2050」のもとSBT認定を取得
- 「中期経営計画(2024-2026)」で営業利益1,200億円・ROE8.5%・売上1.95兆円を目標化、3か年で環境・エネルギー関連750億円・成長投資1,700億円を計画
- 品質不適切事案・談合訴訟を受け止め、株主還元拡大と財務規律の両立を打ち出す経営姿勢を示した。
- 「下限付き配当性向30%」を次期から導入(最低150円/株を下限に設定)、マテリアリティを2024年5月に5項目へ見直しサステナビリティ総本部・CSuO制を整備
- 自己株式取得3,000万株(1,500億円)上限を2024年11月に決議、リニア中央新幹線排除措置命令訴訟は2025年5月東京高裁が控訴棄却・最高裁へ上告
就任前(FY18)16,509億円
直近(FY25)20,891億円
変化(7カ年)+27%
就任前(FY18)9.3%
直近(FY25)9.0%
変化(7カ年)-0.3pt
相川善郎の経歴社長就任に至るキャリア
- 1980年に東京大学工学部建築学科を卒業し、同年大成建設へ入社。1873年創業の建設会社で建築を専門とする技術者として歩み始め、長く建築畑でキャリアを重ねた。
- 2013年に執行役員、2016年に常務執行役員、2019年6月に取締役と昇進を重ね、2020年6月に村田誉之社長の後を継いで代表取締役社長に就いた。社長交代は経営体制の刷新を伴うもので、村田氏は副会長へ回った。
- 就任は新型コロナウイルス禍とリニア中央新幹線をめぐる談合事件後の信頼回復が課題となる局面だった。相川氏は就任にあたり「外部環境や景気動向に影響を受けない会社」を目指す方針を掲げ、業界再編やエンジニアリング強化、カーボンニュートラルへの対応を経営の軸に据えた。
所属・役職1980年20202025年╱╱
大成建設
1980年入社
2013年執行役員
2016年常務執行役員
2019年取締役
2020年代表取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1980-04 | 大成建設株式会社入社 |
| 2011-04 | 同社東京支店建築部長 |
| 2013-04 | 同社執行役員就任 |
| 2016-04 | 同社常務執行役員就任 |
| 2019-06 | 同社取締役就任 |
| 2020-06 | 同社代表取締役社長就任(現任) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「外部環境や景気動向に影響を受けない会社を目指す」
「新中期経営計画の基本的な考え方としては、私達が持つ技術を生かして建設、開発、エンジニアリング、そしてかねてから訴えている業界再編を見据えた取り組みも含めて、より国内事業の質を高め、幅を広げていくことを目指していきます」
「私はDXを単なるデジタル化ではなく、未来の建設業のあり方を問い直す取り組みだと考えています」
「人材育成が必要であることは言うまでもありません。しかし、育成には相応の時間を要することから、M&A(企業の合併・買収)も睨んで、並行して検討を進めている最中です」
「ZCBは、50年のカーボンニュートラルに向けて、調達から施工・運用・修繕・解体まで、建築物のライフサイクル全体でCO₂排出量ゼロを目指すというのが基本的な考え方です」
任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし