上田隆之
INPEX・代表取締役社長
Ueda Takayuki(1956年生まれ)
就任年 2017年
就任時年齢 60歳
現年齢 69歳
在任期間 9年
出自 通商産業省(現経済産業省)
- エネルギー安定供給と脱炭素を両輪に据え、上流専業から「ネット・ゼロ5事業」を含む総合エネルギー企業への転換を主導した経営者である。
- 長期戦略「INPEX Vision 2035」を2025年2月に発表(責任あるエネルギー・トランジション)、2050年自社排出ネットゼロ目標を継承
- 水素・アンモニア・CCUS・再エネ・カーボンクレジットを「ネット・ゼロ5事業」に設定、「2025-2027中期経営計画」で2027年排出原単位35%低減(2019年比)を事業目標化
- 資源価格変動下でも資本効率と株主還元を強化。商号変更・大型自社株買いを通じて資本市場との対話姿勢を明確化した。
- 国際石油開発帝石から「INPEX」へ商号変更(2021年4月1日)、経済産業大臣が普通株式約23.74%と甲種類株式を保有する資本構造のもとエネルギー安定供給責務を全う
- 当事業年度に約3,202万株(900億円)の自己株式を取得し2024年1月に消却を実施、事業ポートフォリオ段階的見直しを継続
就任前(FY16)8,744億円
直近(FY25)20,114億円
変化(9カ年)+130%
就任前(FY16)38.5%
直近(FY25)56.5%
変化(9カ年)+18.0pt
上田隆之の経歴社長就任に至るキャリア
- 1980年に通商産業省(現・経済産業省)へ入省し、エネルギー・資源行政を中心にキャリアを重ねた。2013年には資源エネルギー庁長官として、震災後の日本のエネルギー政策の立て直しという国家的課題の中枢を担った。
- 2015年には事務方トップに次ぐ経済産業審議官(通商・資源分野を統括する次官級ポスト)に就き、2017年に退官した。長年にわたり国のエネルギー安全保障に携わった経験は、後に資源開発企業の経営者として臨む際の礎となった。
- 2017年4月にINPEX(当時・国際石油開発帝石)へ非常勤特別参与として迎えられ、同年8月に副社長執行役員、2018年6月に代表取締役社長へ就任した。就任後は、商号のINPEXへの変更(2021年)、脱炭素を見据えた「ネット・ゼロ5事業」への展開、エネルギーの安定供給という責務の全うという転換期の舵取りを担うことになった。
所属・役職1980年201020202025年╱╱
通商産業省(経済産業省)
1980年入省
2010年大臣官房長
2013年資源エネルギー庁長官
2015年経済産業審議官
INPEX
2017年非常勤特別参与
2017年副社長執行役員
2018年代表取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1980-04 | 通商産業省(現経済産業省)入省 |
| 2010-07 | 大臣官房長 |
| 2011-08 | 製造産業局長 |
| 2012-09 | 通商政策局長 |
| 2013-06 | 資源エネルギー庁長官 |
| 2015-07 | 経済産業審議官 |
| 2017-04 | INPEX非常勤特別参与 |
| 2017-08 | INPEX副社長執行役員 |
| 2018-06 | INPEX代表取締役社長社長執行役員(現)普通株式 |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「「地球の力で未来へ挑む」、これがINPEXの新たに策定したブランドメッセージです」
「油価や為替に依存せず、それなりに稼ぐ力がついてきたことが見て取れます」
「INPEXが必要としているのは、世界中どこでもプロジェクトを自ら立ち上げ、切り拓いていける自律的な人材」
「当社は8月に持続的な企業価値の向上策に関する考え方を提出しました。その際、資本効率をより意識した経営に変えていくこと、成長戦略について投資家や株主のみなさまの理解を深めていくこと、株主還元や投資家との対話を進めていくこと、この3つの柱を一体的に進めていくことが必要だと考え、今後取り組んでいきたいと思っています。」
「2035年に向けて、まずは既存プロジェクトの安全・安定操業を最優先し、「エネルギーの安定供給」という責務を果たして参ります」
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