舩曵真一郎
MS&ADインシュアランスグループホールディングス・取締役社長CEO
Funabiki Shinichiro(1960年生まれ)
就任年 2023年
就任時年齢 63歳
現年齢 66歳
在任期間 3年
出自 住友海上火災保険
- 中期経営計画(2022-2025)の最終年度を主導し、グループ修正利益を3,500億円から大幅増益基調へ進めた経営者である。
- 就任初年度にグループ修正利益3,500億円(前期比+1,772億円増益)を実現し、中計(2022-2025)の2023年度目標4,000億円を▲500億円引き下げてガイダンスを現実的な水準へ修正
- CSV取組(共通価値創造)を中計の主軸に据え事業領域別報告の体系を整理、TCFD・IFRSサステナビリティ開示基準準拠の体系で気候・サステナビリティ情報を整備
- 政策保有株式売却を加速させながら、自己株式取得枠を200→500→2,000億円へ大幅拡大し、配当も大幅増配へ転換させた資本政策の刷新を進めた経営姿勢を示した。
- FY23配当200円(前期比+20円増配)と自己株式取得200億円から開始し、FY24は500億円(上限)の自己株式取得に加え資本水準調整として1,500億円規模の追加還元、FY25は自己株式取得総額2,000億円(850+550+600)の方針を打ち出した
- 統合リスク量は政策保有株式の売却を進めることで継続的に縮減しESR水準を維持しながら資本効率化、「ビッグモーター」事案の業界全体への影響対応を進めつつ損保業界の信頼回復に向けた取り組みを継続
就任前(FY22)43,917億円
直近(FY25)64,360億円
変化(3カ年)+47%
就任前(FY22)6.7%
直近(FY25)10.9%
変化(3カ年)+4.2pt
舩曵真一郎の経歴社長就任に至るキャリア
- 舩曵真一郎氏は1983年に住友海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)へ入社し、経営企画を軸にキャリアを重ねた。2013年に三井住友海上の執行役員経営企画部長、2015年に常務執行役員、2017年に取締役専務執行役員へと進み、グループ戦略の中枢を歩んだ。
- 2017年に取締役専務執行役員へ就任した後、舩曵氏はグループのデジタル活用を主導する立場を担った。社長就任時、舩曵氏は「デジタルはあくまで手段だと考えています」「社会的課題の解決に、デジタル技術をいかに使うか。アイデアの勝負になる」と語り、技術それ自体ではなく社会課題の解決に結びつけることを重んじた。この経営企画とデジタルの経験を背景に、2021年4月に三井住友海上の代表取締役社長へ就任した。
- 2024年6月、舩曵氏はMS&ADインシュアランスグループホールディングスの取締役社長グループCEOに就任した。就任は、保険料調整行為や保険金不正請求といった損害保険業界の一連の不祥事を受け、お客さまと社会からの信頼回復が最大の経営課題となる局面だった。2025年6月には日本損害保険協会の会長にも就き、舩曵会長は「『顧客本位の業務運営の徹底』と『健全な競争環境の実現』に全力で取り組みます」と表明した。
所属・役職1983年20202025年╱╱
MS&ADインシュアランスグループHD
1983年住友海上火災保険 入社
2013年三井住友海上 執行役員
2015年常務執行役員
2017年取締役専務執行役員
2021年三井住友海上 取締役社長
2024年MS&AD 取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1983-04 | 住友海上火災保険株式会社入社 |
| 2013-04 | 三井住友海上火災保険株式会社執行役員経営企画部長 |
| 2015-04 | 同社常務執行役員東京企業第一本部長 |
| 2017-04 | 同社取締役専務執行役員MS&AD執行役員 |
| 2019-04 | 専務執行役員 |
| 2020-04 | 執行役員三井住友海上火災保険株式会社取締役 副社長執行役員 |
| 2021-04 | 同社取締役社長 社長執行役員(現職) |
| 2024-06 | MS&AD取締役社長 社長執行役員(現職) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「デジタルはあくまで手段だと考えています」
三井住友海上火災保険・舩曵真一郎社長「損害保険の本質である社会課題の解決に向け、デジタル技術を活用していく」 www.zaikai.jp/articles/detail/432 「1日でも早く、一連の不適切事案で失った信頼を取り戻さなければなりません」
「社会的課題の解決に、デジタル技術をいかに使うか。アイデアの勝負になる」
三井住友海上火災保険・舩曵真一郎社長「損害保険の本質である社会課題の解決に向け、デジタル技術を活用していく」 www.zaikai.jp/articles/detail/432 「保険各社が旧態依然とした業界慣行と決別し、保険本来の機能である商品・サービスで競い合う市場環境を整備します」
「コンプライアンスと顧客保護をあらゆる活動の根幹に据えて、「顧客本位の業務運営の徹底」と「健全な競争環境の実現」に全力で取り組みます」
「当業界はリスクの担い手として、これらの多様な環境変化に機敏に対応し、お客さまと社会に安心と安全をお届けする使命を担っています」
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