麿秀晴
TOPPAN(凸版印刷)・元代表取締役社長CEO
Maro Hideharu(1956年生まれ)
就任年 2018年
就任時年齢 62歳
退任年 2024年
在任期間 7年
出自 TOPPAN HD
- 印刷業から事業ポートフォリオの変革(フロンティア事業育成)を主導し、英文商号を「TOPPAN INC.」に統一、2023年10月には持株会社「TOPPANホールディングス」体制へ移行させた経営者である。
- 中期経営計画でフロンティア事業(DX・SX・グローバル)を成長領域と位置付け既存印刷事業の構造改革を完遂方針へ、2021年に英文商号をTOPPAN INC.へ変更しブランド統一・TOPPAN VISION 21を中長期のめざす姿として整理
- 2023年10月、持株会社TOPPANホールディングス株式会社の傘下にTOPPAN株式会社・TOPPANエッジ株式会社等を置く求心型ホールディングス体制へ移行
- 構造改革と資本政策(政策保有縮減・自己株式取得・増配)を同時に推進し、減損を伴うポートフォリオ見直しを断行した。
- 約1,000億円規模の自己株式取得を実行、政策保有株式は188→174銘柄へ縮減を継続、2024年度は減損損失等883億円計上で構造改革を断行し配当は48→56円へ増配
- フォームズ完全子会社化・既存印刷拠点縮小・フォトマスク事業の分割と一部譲渡など事業整理を実施
就任前(FY17)14,528億円
退任時(FY24)17,180億円
変化(7カ年)+18%
就任前(FY17)3.6%
退任時(FY24)4.9%
変化(7カ年)+1.3pt
麿秀晴の経歴社長就任に至るキャリア
- 1956年生まれ。1979年に凸版印刷(現TOPPANホールディングス)へ入社し、関西事業本部などで現場・営業の経験を積んだ。新人時代から地方企業の経営者に会って従業員の大切さなどを聞いた経験が、後の経営の土台になったと振り返る。
- 2012年に常務取締役として国際事業部長を、2014年からは経営企画本部長を長く務め、のちに専務取締役として海外展開と全社戦略の中枢を担った。中期経営計画や事業ポートフォリオの設計に関わり、印刷依存からの転換という後の経営課題を企画部門の側から見続けてきた。
- 2018年6月に代表取締役副社長執行役員、2019年6月に代表取締役社長へ就任した。2023年10月には持株会社TOPPANホールディングスへ移行して代表取締役社長CEOとなり、「印刷」の枠にとらわれた受注産業体質からの脱却を掲げ、DX・SXを軸とする事業ポートフォリオ変革を主導した。
所属・役職1979年201020202024年╱╱
TOPPANホールディングス
1979年入社
2009年取締役
2012年常務取締役
2016年専務取締役
2018年代表取締役副社長執行役員
2019年代表取締役社長
2023年代表取締役社長CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1979-04 | TOPPAN HD入社 |
| 2009-06 | TOPPAN HD取締役関西事業本部副事業本部長 |
| 2012-06 | TOPPAN HD常務取締役国際事業部長 |
| 2014-08 | TOPPAN HD常務取締役経営企画本部長及び教育ICT事業開発本部、国際事業部担当 |
| 2015-04 | TOPPAN HD常務取締役経営企画本部長及び教育ICT事業開発本部担当 |
| 2016-06 | TOPPAN HD専務取締役経営企画本部長及び教育ICT事業開発本部担当 |
| 2016-09 | TOPPAN HD専務取締役経営企画本部長 |
| 2018-04 | TOPPAN HD専務取締役経営企画本部、事業開発・研究本部、製造統括本部、ICT統括本部担当 |
| 2018-06 | TOPPAN HD代表取締役副社長執行役員経営企画本部、事業開発・研究本部、製造統括本部、ICT統括本部担当 |
| 2018-10 | TOPPAN HD代表取締役副社長執行役員経営企画本部、情報セキュリティ本部、事業開発・研究本部、製造統括本部、ICT統括本部担当 |
| 2019-04 | TOPPAN HD代表取締役副社長執行役員 |
| 2019-06 | TOPPAN HD代表取締役社長 |
| 2023-10 | TOPPAN HD代表取締役社長CEO現任他にタマポリ株式会社代表取締役現任 |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「社長が満足するとその企業の成長はない」
「昨今のデジタル化の加速により、印刷産業を取り巻く経営環境は厳しさを増し、新たな時代に即したビジネスモデルへの変革が早期に求められています」
「凸版印刷の社員は真面目で、顧客からの信頼を大きな財産としてきた。ただ裏を返せば、飛びだそう・挑戦しようという気になりにくい」
「顕在化されたニーズに応えるだけではなく、ニーズを先読みし、掘り起こしていくことが求められる」
「学生の時は、1年生の教科書が終わると2年生の教科書が与えられるが社会人にはそれがない。自分で自分の枠を決めてしまうと、ポテンシャルを発揮できない」
任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし