浅野薫
シスメックス・元代表取締役社長
Asano Kaoru(1958年生まれ)
就任年 2022年
就任時年齢 63歳
退任年 2024年
在任期間 3年
出自 当社入社
- 2023年4月に家次恒会長兼社長から代表取締役社長CEOを承継し、創業55年で初の創業家外CEOとして「中期経営計画2025」の最終年度を主導した経営者である。
- 体外診断機器のグローバル市場でロシュ・ダイアグノスティクス・アボットラボラトリーズ・シーメンスヘルスィニアーズの欧米3強に挟まれるなか、血球計数装置の世界シェア約50%を軸に売上収益5,086億円(FY24)まで拡大、海外売上比率は8割超を継続
- 「中期経営計画2025」では血液検査領域の深耕と尿・凝固・免疫の周辺領域拡張、コンパニオン診断・遺伝子検査の個別化医療事業の3軸を提示、家次会長との会長・社長分担で経営の連続性を担保
- 遺伝子検査・コンパニオン診断のライフサイエンス事業を新柱に育成、加古川アイ スクエア第2期投資で生産能力を引き上げた。
- 2016年完全子会社化のシスメックス理研ジェネシスを起点に、抗がん剤適応判断のコンパニオン診断・がん遺伝子パネル検査を本格化、再生医療研究の髙橋政代取締役招聘で長期成長領域への布石
- 2020年代の中国景気減速で中国統括の売上伸びが鈍化するなか、米州統括・EMEA統括の伸びでカバー、円安局面でも円建て海外売上比率の維持で為替収益を確保
就任前(FY21)3,638億円
退任時(FY24)5,086億円
変化(3カ年)+40%
就任前(FY21)18.5%
退任時(FY24)17.2%
変化(3カ年)-1.3pt
浅野薫の経歴社長就任に至るキャリア
- 浅野薫社長は1983年に大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻を修了し、まず川崎重工業株式会社に入社した。同社では産業用ロボット事業の開発に携わったが、入社から4年ほどで事業の停滞期を迎え、1987年に医療機器メーカーの東亜医用電子株式会社(現シスメックス株式会社)へ転じた。
- シスメックス入社後は研究開発部門を歩み、2000年に発足した中央研究所で2005年に所長へ就任、2009年には執行役員に就いた。2013年8月には川崎重工業との折半出資で医療ロボット会社メディカロイドを設立して副社長を兼務し、国産初の手術支援ロボット「hinotori」の開発を主導、実用化・上市に導いた。
- シスメックスでは中央研究所長などを歴任した後、2023年4月に代表取締役社長へ就任した。前任の家次恒氏から27年ぶりの社長交代であり、創業家出身者以外では初のトップ就任であった。就任後は新興国市場の開拓、既存事業の成長、新規事業の育成の3戦略を推進し、2033年までに売上高1兆円・営業利益率20%以上という長期目標を掲げ、「今後のシスメックスに非連続な成長は欠かせません」と述べている。
所属・役職1987年201020202024年╱╱
シスメックス
1987年入社
2004年中央研究所副所長(副本部長)
2005年中央研究所長(本部長)
2009年執行役員中央研究所長
2011年執行役員研究開発企画本部長
2013年上席執行役員研究開発担当兼中央研究所長 2014年6月 取締役上席執行役員就任
2015年取締役常務執行役員就任
2017年取締役専務執行役員就任
2018年取締役専務執行役員LSビジネスユニット COO 兼CTO就任
2021年取締役専務執行役員 CTO就任
2023年代表取締役社長就任(現任)
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