沖津雅浩
シャープ・代表取締役
Okitsu Masahiro(1957年生まれ)
就任年 2023年
就任時年齢 65歳
現年齢 68歳
在任期間 3年
出自 シャープ
- デバイス事業のアセットライト化と中期経営計画(2025〜2027年度)始動を主導し、SDP大型液晶撤退で再成長へ舵を切った経営者である。
- 2024年5月に中期経営方針を発表、「デバイス事業のアセットライト化」を表明しSDP(堺ディスプレイプロダクト)大型液晶生産を停止しディスプレイデバイス事業の構造改革を完遂
- 中期経営計画(2025〜2027年度)を発表し5セグメント体制(スマートライフ&エナジー/スマートオフィス/ユニバーサルネットワーク/ディスプレイデバイス/エレクトロニックデバイス)へ移行、鴻海の中長期成長サポートを強化しAIoT家電・対話AIキャラクター等の新規事業を立ち上げ
- 減損損失計上を伴う構造改革の断行と、無配継続による再投資原資確保を組み合わせた財務再建を進めた。
- 減損損失と事業構造改革費用を継続計上(FY25は減損54.3億円・構造改革費用29.6億円)、マレーシアのテレビ・オーディオ工場や低収益ブランド事業の構造改革を実行
- 繰越利益剰余金が欠損のため年間配当は無配を継続しつつ、3期ぶりの黒字化(親会社株主帰属当期純利益)を達成し再成長基盤を構築
就任前(FY22)25,481億円
直近(FY25)18,928億円
変化(3カ年)-26%
就任前(FY22)-1.0%
直近(FY25)2.6%
変化(3カ年)+3.6pt
沖津雅浩の経歴社長就任に至るキャリア
- 1980年にシャープへ入社した沖津雅浩氏は、2005年から上海夏普電器有限公司の総経理として中国事業を率い、早くから海外現場での経営に携わった。生え抜きの電機系として、製造から販売までを現地で見渡す経験を原点とした。
- 帰任後は健康・環境システム事業本部でランドリーシステム事業部長・空調システム事業部長を歴任し、生活家電(白物家電)の現場を率いた。2013年に執行役員へ昇格して健康・環境事業を統轄し、顧客接点の近い家電事業で実績を積んだ。
- 2016年取締役常務執行役員、2019年専務執行役員(スマートアプライアンス&ソリューション事業本部長)、2022年代表取締役副社長執行役員と昇進した。2024年6月、鴻海傘下で戴正呉氏・呉柏勲氏と続いた台湾出身トップに代わり、生え抜き日本人として代表取締役社長執行役員CEOに就任。就任は「シャープらしさ」を取り戻すことを使命に掲げ、デバイス事業のアセットライト化と黒字化を急ぐ局面だった。
所属・役職1980年20202025年╱╱
シャープ
1980年入社
2013年執行役員
2016年取締役常務執行役員
2019年専務執行役員
2022年代表取締役副社長執行役員
2024年代表取締役社長執行役員CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1980-04 | シャープ入社 |
| 2005-10 | 上海夏普電器有限公司 総経理 |
| 2009-03 | シャープ健康・環境システム事業本部ランドリーシステム事業部長 |
| 2010-10 | 健康・環境システム事業本部空調システム事業部長 |
| 2011-10 | 健康・環境システム事業本部副本部長 兼 空調システム事業部長 |
| 2013-04 | 執行役員 健康・環境事業統轄兼 健康・環境システム事業本部長 |
| 2015-10 | 執行役員コンシューマーエレクトロニクスカンパニー カンパニーEVP兼 健康・環境システム事業本部長 |
| 2016-06 | 取締役 常務執行役員兼 コンシューマーエレクトロニクスカンパニー カンパニーEVP兼 健康・環境システム事業本部長 |
| 2017-06 | 常務執行役員兼 健康・環境システム事業本部長 |
| 2019-11 | 専務執行役員兼 スマートアプライアンス&ソリューション事業本部長 |
| 2020-06 | 専務執行役員兼 スマートライフグループ長兼 スマートアプライアンス&ソリューション事業本部長 |
| 2022-04 | 専務執行役員兼 スマートライフグループ長兼 デジタルヘルス事業推進室長 |
| 2022-06 | 代表取締役 副社長執行役員兼 スマートライフグループ長兼 デジタルヘルス事業推進室長 |
| 2022-10 | 代表取締役 副社長執行役員 |
| 2024-06 | 代表取締役社長執行役員 CEO(現在に至る) / 代表取締役社長執行役員 兼 CEO(現在に至る) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「オンリーワン技術を使い、他社にない新しいモノを生み出してきたのが当社の歴史。今後も独創的な商品やサービスを生み出し続ける会社でありたい」
「鴻海は世界一AIサーバーをつくっているということで、彼らの持っている資産や技術を今まで以上に活用していく。新規事業をやらないと先はない」
「トップから一般社員まで風通し良くコミュニケーションを図れるようにし、一度決めたことは変えずにやり抜く、ブレない経営を心掛けたい」
「まずは黒字化しないと『シャープらしさ』は取り戻せない」
「私は、副社長になるまで、1回言ったことは曲げなかった」
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