主要な経営判断 — 転換点の経緯 個別の判断と背景を時系列で整理 1989年2月ミシン・タイプライターから情報通信機器への業態転換祖業を捨てるに等しい業態転換を、ブラザーは派手な買収や事業売却ではなく、失敗を罰しない姿勢と社長直轄の新事業育成という地道な仕組みで進めた。ソフト自販機「タケル」の失敗が通信カラオケを、モバイルプリンターの失敗が家庭用複合機を生んだように、敗北をタネとして次へ回す循環が、老舗の主…