松本伸弘
住友金属鉱山・代表取締役取締役社長社長
Matsumoto Nobuhiro(1963年生まれ)
就任年 2023年
就任時年齢 60歳
現年齢 63歳
在任期間 3年
出自 住友金属鉱山
- 資源・製錬・材料の3軸戦略下、大型銅鉱山プロジェクトの収益寄与とモレンシー操業改善を主導する経営者である。
- ケブラダブランカ銅鉱山・コテ金鉱山の大型プロジェクト効果が約330億円規模で寄与、モレンシー銅鉱山で人員確保・定着率向上と現場スキルアップによりコスト単価改善
- 製錬事業でTC/RC環境への対応と販売プレミアムの顧客転嫁交渉を継続、電池材料事業の新品種切り替え進行、HPAL拠点は鉱石品位調整下でフル操業継続前提
- 同社史上初の本格的資本政策見直しに踏み込み、自己資本比率55%への再設計で資本効率と財務健全性の同時追求へ転換した。
- 連結自己資本比率の適正水準を従来の50%超→55%へ再定義、非鉄金属価格急落の突発事象でも50%超の下限値維持を計算、業績見通しを前回11月予想から約160億円上方修正
- 2028年3月期までに58%を目指す資本コントロールを明示、投資家コミュニティから歓迎され資本コスト意識の経営姿勢を強化
就任前(FY22)14,230億円
直近(FY25)17,416億円
変化(3カ年)+22%
就任前(FY22)16.2%
直近(FY25)14.7%
変化(3カ年)-1.5pt
松本伸弘の経歴社長就任に至るキャリア
- 1987年に九州工業大学大学院を修了し住友金属鉱山へ入社した松本伸弘氏は、入社後21年間を工場の製造現場で過ごし、ニッケル工場長などを歴任した技術畑の出身である。2006〜2007年にはフィリピン・パラワン島でニッケルの大規模プラント立ち上げに従事するなど、製錬・ものづくりの現場で経験を積んだ。
- 2016年に執行役員、2018年に金属事業本部長として中核の金属事業を率い、2019年に取締役、2020年に常務執行役員、2022年に専務執行役員と昇進を重ねた。資源・製錬・材料の3事業のうち、銅・ニッケル製錬を含む金属事業の現場と経営の双方を見てきた経歴が、後の経営方針の土台となった。
- 2024年6月、代表取締役社長に就任した。6年ぶりのトップ交代であり、約11年ぶりとなる技術系トップである。就任にあたっては「製造現場で培ったものづくりへのこだわりを経営に活かし」、資源・製錬・材料の3事業の収益力向上と「世界の非鉄リーダー」という長期ビジョンの実現を経営の目標に据えると掲げた。
所属・役職1987年20202025年╱╱
住友金属鉱山
1987年入社
2016年執行役員
2018年金属事業本部長
2019年取締役
2020年常務執行役員
2022年専務執行役員
2024年代表取締役社長
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1987-04 | 住友金属鉱山入社 |
| 2008-04 | 金属事業本部ニッケル工場長 |
| 2013-07 | 金属事業本部事業室勤務 |
| 2014-06 | 金属事業本部事業室長 |
| 2016-06 | 執行役員金属事業本部副本部長 / 執行役員(現任)金属事業本部副本部長 |
| 2018-06 | 金属事業本部長 / 金属事業本部長(現職) / 金属事業本部長(現任) |
| 2019-06 | 取締役 |
| 2020-06 | 常務執行役員 / 常務執行役員(現任) |
| 2022-06 | 専務執行役員 / 専務執行役員(現職) |
| 2024-06 | 代表取締役(現職)取締役社長(現職)社長(執行役員)(現職) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「製造現場で培った「ものづくり」へのこだわりを経営に活かしていき、コア事業の収益力向上と成長戦略の拡充に努め、長期ビジョンの実現を目指していきたい」
「鉱山資源は枯渇していきますので、私どもは資源開発を進めざるを得ないし、進めたいと考えています」
「周囲の意見を聞きながら、全体の雰囲気を盛り上げるように心がけている」
「引き続き水素社会の実現に向けて、当社が保有する技術を最大限に活用していきたいと考えています」
「めまぐるしく事業環境が変化する中で、自らをコントロールして、やるべきことを基本を見極めて実現したい」
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