平井良典
AGC・代表取締役
Hirai Yoshinori(1959年生まれ)
就任年 2020年
就任時年齢 60歳
現年齢 66歳
在任期間 6年
出自 AGC
- 「AGC plus」中計の継承から戦略事業の絞り直しへ転換し、ライフサイエンス事業の構造的見直しに踏み込んだ経営者である。
- 中計「AGC plus-2023」「AGC plus-2026」を継続しコア事業+戦略事業の枠組みを再確認、2026年営業利益目標を2,000→1,800億円へ引下げPBR1倍割れを最大の経営課題と明示
- バイオCDMOで米コロラド(ボルダー・ロングモント)撤退を決定しシングルユース集中へ絞り込み、化学品セグメントを2026年から「インテグレイテッドケミカルズ」「エッセンシャル東南アジア」の2SBU体制へ再編、ディスプレイ事業の生産能力2割削減を完了
- 減損・撤退で資産を棚卸し、配当性向型からDOE型へ株主還元を再設計した。
- 2024年12月期にバイオCDMOのれん・有形固定資産減損1,248億円計上、ロシア事業(建築用・自動車用ガラス)譲渡損365億円計上しウクライナ侵攻後の撤退を完了
- 株主還元を連結配当性向40%目安からDOE3%目安へ変更、2026年設備投資を2,513→1,900億円へ圧縮し能力拡大投資を一段落
就任前(FY19)15,180億円
直近(FY25)20,588億円
変化(6カ年)+36%
就任前(FY19)6.7%
直近(FY25)6.2%
変化(6カ年)-0.5pt
平井良典の経歴社長就任に至るキャリア
- 1987年に旭硝子(現AGC)へ入社し、素材の研究開発を出発点に技術畑を歩んだ技術者である。平井良典氏は、素材産業は研究開発の着手から事業化まで10~20年を要するという長期の時間軸を、一貫して経営観の根に置いてきた。
- 2012年に執行役員となり、2014年に常務執行役員、同年取締役兼常務執行役員として経営に参画した。研究開発と素材技術を軸に、コア事業の深化と戦略事業の探索を両立する「両利きの経営」の実務を担ってきた。
- 2018年に代表取締役兼専務執行役員CTOに就き、技術開発を統括した。2021年1月、島村琢哉前社長の後を継いで代表取締役兼社長執行役員CEOに就任し、技術トップから経営トップへと移った。専門分野の異なるCTOがCEOを継いでも挑戦というDNAは揺らがない、というのが平井良典氏の経営観だった。
所属・役職1987年20202025年╱╱
AGC
1987年入社
2012年執行役員
2014年常務執行役員
2014年取締役兼常務執行役員
2018年代表取締役兼専務執行役員CTO
2021年代表取締役兼社長執行役員CEO
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1987-04 | AGC入社 |
| 2012-01 | AGC執行役員事業開拓室長 |
| 2014-01 | AGC常務執行役員技術本部長 |
| 2014-03 | AGC取締役兼常務執行役員技術本部長 |
| 2016-01 | AGC取締役兼常務執行役員CTO、技術本部長 |
| 2018-01 | AGC代表取締役兼専務執行役員CTO、技術本部長 / AGC取締役兼専務執行役員CTO、技術本部長 |
| 2019-01 | AGC代表取締役兼専務執行役員CTO / AGC取締役兼専務執行役員CTO |
| 2021-01 | AGC代表取締役兼社長執行役員CEO(現在に至る) / AGC取締役兼社長執行役員CEO(現在に至る) |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「素材産業は研究開発の着手から事業化までに10~20年かかるのは当たり前。だからこそ、1つの事業がピークを迎える前に、次のことを考え続ける。常に複数の分野へ根を張る。これが当社のDNAなのです」
「コア事業で安定的な収益を上げ高成長の戦略事業へと投資する、いわゆる『両利きの経営』を実践してきました」
「短期的な収益より、継続的な収益を重んじている。それには当社の技術力とお客様との関係性、この2つが非常に重要な要素になる」
「挑戦こそが当社のDNAであることは全員が理解し、そのポリシーは明確。専門分野の違うCTOが引き継いでも、論理的に考えれば同じ答えに行き着く」
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