井川伸久 日本ハム・社長現任
- 「挑戦する企業風土への改革」を掲げ、拡大路線から資本効率重視へ舵を切り「中期経営計画2026」で構造改革・成長戦略・風土改革の三位一体を制度化した経営者である。
- 2022年6月就任直後にFY22下期で3度の下方修正を経験、2023年6月に中計を見直し、2024年6月に中期経営計画2026を発表(FY27事業利益610億円・ROE7〜8%、設備投資3か年1,500億円)
- 加工製造ライン20%削減・シャウエッセン900億円・北米加工品拡大を中計の三本柱に設定、設備投資を前中計2,480億円から1,500億円へ圧縮し拡大路線からの離脱を数字で明示
- 南米事業整理と北米加工品事業の再強化を軸に、海外不採算事業の処分と加工収益の柱建てを並行で進めた。
- 2023年8月にウルグアイBPU(Breeders & Packers Uruguay)の全株式を売却(想定売却損55億円・実損約10億円)、2025年1月に北米加工品3社(LJD Holdings 含む)の持分を取得し1977年買収のDay-Lee Foodsを再強化
- 海外事業本部がFY23(2024/3期)以降黒字に転換、2026年2月時点でFY25通期事業利益見通し640億円となり中計2026目標を1年前倒し超過、2025年6月に「前田文男」第9代社長へ交代し医療・化粧品の新規事業拡大は次代へ持ち越し
井川伸久氏の在任プロフィール主要指標と職歴
日本ハム入社
日本ハム加工事業本部営業本部フードサービス事業部フードサービス政策室長
日本ハム加工事業本部営業本部フードサービス事業部フードサービス企画室長
日本ハム加工事業本部営業本部フードサービス事業部関西フードサービス部長
日本ハム加工事業本部営業本部フードサービス事業部関西フードサービス部長、関東フードサービス部長
日本ハム執行役員加工事業本部営業本部フードサービス事業部長
日本ハム執行役員加工事業本部営業本部フードサービス事業部長、デリカ部長
日本ハム執行役員加工事業本部営業本部フードサービス事業部長
日本ハム常務執行役員加工事業本部長
日本ハム取締役(常務執行役員)加工事業本部長
日本ハム代表取締役(専務執行役員)加工事業本部長
日本ハム代表取締役副社長(副社長執行役員)加工事業本部長、新規事業推進担当
日本ハム代表取締役副社長(副社長執行役員)経営企画本部長、中央研究所担当、新規事業推進担当、北海道プロジェクト推進担当
日本ハム代表取締役社長(社長執行役員)(現在)
井川伸久氏の任期中の業績貢献就任前年度〜直近年度の主要指標推移
井川伸久氏の主な施策重要度の高い上位 5 件を表示(在任中の該当 9 件中)
| 年月 | カテゴリ | 出来事 |
|---|---|---|
| 2023/6 | 経営計画 | 中期経営計画2023の見直し・マーケティング統括部新設 FY22下期の大幅業績悪化(3度の下方修正)を受け、FY23の事業利益目標を400億円に設定し直し次期中計に向けた構造改革の具体策検討を宣言。製造と営業の全体最適を図るマーケティング統括部を新設 |
| 2023/8 | 事業売却 | BPU(ウルグアイ)の全株式を売却 Breeders & Packers Uruguay S.A.の全株式を売却。想定売却損55億円・税金費用相殺後の実損約10億円。海外低収益事業整理の第一弾 |
| 2024/6 | 経営計画 | 中期経営計画2026を発表 FY25〜FY27の3か年中計を発表。最終年度(FY27/3)の事業利益610億円・ROE7〜8%を目標とし、加工製造ライン20%削減・シャウエッセン900億円・北米加工品拡大を柱とする |
| 2025/1 | 企業買収 | 北米加工品製造販売会社3社を買収 LJD Holdings, Inc.を含む北米3社の持分を取得し北米加工品事業を本格化。1977年に買収したDay-Lee Foods(現LJD Holdings)グループの再強化 |
| 2026/2 | FY25(2026/3期)通期事業利益640億円見通し(3Q時点) 豪州牛肉の中国向け駆け込み輸出拡大・食肉事業の内部改善が想定以上に貢献。3Q時点で期初計画540億円から640億円への大幅上振れ。次期中計に向け「640億円をベースに一定の利益増を見込む」と表明 |
井川伸久氏の任期中のIR資料公式 IR ページ掲載資料へのリンク
決算説明会資料
| FY | 報告資料の種別 | 見所 | リンク調査時点のURLのため、現在は有効ではない可能性があります |
|---|---|---|---|
| FY25 | 2025年3月期 通期決算説明会資料 | 中期経営計画2026の中盤総括。北米3社買収に伴う海外加工事業の売上拡大、豪州牛肉事業の生産数量・販売価格上昇による収益伸長を発信。加工事業の継続的な構造改革進展で過去最高540億円の事業利益見通しを提示、北海道ボールパークF村の来場者数増加効果が継続。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/briefing-session/pdf/20250509_1.pdf |
| FY24 | 2024年3月期 通期決算説明会資料 | 中期経営計画2026初年度の進捗。海外事業の販売環境好転により全セグメント増益、豪州牛肉事業・北米加工品の伸長と食肉事業の高付加価値化で事業利益が改善。北海道ボールパークF村の本格稼働とサプライチェーンの最適生産体制構築を継続。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/briefing-session/pdf/20240510_01.pdf |
| FY23 | 2023年3月期 通期決算説明会資料 | 国内・海外での食肉相場高騰により9.4%増収。海外事業本部の牛肉事業で生体価格・生産コスト高騰の影響を受け減益。中期経営計画2023の最終年度総括と次期中計2026策定方針を発信、加工事業と食肉事業の一体運営による全社視点経営への移行を準備。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/briefing-session/pdf/20230510_01.pdf |
| FY22 | 2022年3月期 通期決算説明会資料 | 中期経営計画2023の2年目進捗。エキス・一次加工品事業を加工事業本部へ統合(2021年3月期)以降の効果を反映。コスト吸収施策と海外事業本部の牛肉事業牽引で計画通りの着地、北米加工品の販売数量拡大で収益確保。長期ビジョン「Vision2030」の実現に向けた挑戦を継続。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/briefing-session/pdf/20220510_01.pdf |
ファクトシート
| FY | 報告資料の種別 | 見所 | リンク調査時点のURLのため、現在は有効ではない可能性があります |
|---|---|---|---|
| FY26 | データブック 2026年3月期 | — | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/data-book/pdf/2025/all.pdf |
| FY25 | データブック 2025年3月期 | FY25通期の業績報告(数値データブック)。特記すべき構造的トピックなし。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/data-book/pdf/2024/all.pdf |
| FY24 | データブック 2024年3月期 | FY24通期の業績報告(数値データブック)。特記すべき構造的トピックなし。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/data-book/pdf/2023/all.pdf |
| FY23 | データブック 2023年3月期 | FY23通期の業績報告(数値データブック)。特記すべき構造的トピックなし。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/data-book/pdf/2022/all.pdf |
| FY22 | ファクトブック2021 | FY22通期の業績報告(数値ファクトブック)。特記すべき構造的トピックなし。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/fact_book/pdf/2021/fact_book2021.pdf |
アニュアルレポート / 統合報告書
| FY | 報告資料の種別 | 見所 | リンク調査時点のURLのため、現在は有効ではない可能性があります |
|---|---|---|---|
| FY26 | 統合報告書2025 | — | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/annual/pdf/2025_annual/annual2025all_j.pdf |
| FY25 | 統合報告書2024 | 統合報告書2024。井川伸久社長メッセージで「構造改革と成長戦略」を主軸に提示。中期経営計画2026の中盤総括として、構造改革で100億円・成長戦略で60億円の利益獲得数値を明示、加工事業の最適生産体制構築・事業横断強化・R&D強化・北海道ボールパーク事業の4つの柱を体系化。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/annual/pdf/2024_annual/annual2024all_j.pdf |
| FY24 | 統合報告書2023 | 統合報告書2023。2023年1月31日取締役会で最適な事業ポートフォリオ構築を決議。「中期経営計画2023・2026」のもと自前主義からの脱却を進め、2026年度事業利益700億円超を目標に、加工事業と食肉事業の一体運営、グラスフェッド・ビーフ等海外販路拡大を構造改革の中核に据える。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/annual/pdf/2023_annual/annual2023all_j.pdf |
| FY23 | 統合報告書2022 | 統合報告書2022。長期ビジョン「Vision2030」と中期経営計画2023・2026の進捗を体系化。海外でのプラントベースミート展開、食肉事業本部・海外事業本部の戦略を整理し、Road to 2030の道筋を提示。マテリアリティと統合した戦略開示の枠組みを刷新。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/annual/pdf/2022_annual/annual2022all_j.pdf |
| FY22 | 統合報告書2021 | 統合報告書2021。長期ビジョン「Vision2030 たんぱく質を、もっと自由に」を発表し、10年後・20年後の食の未来を切り拓く方向性を提示。中期経営計画2023の戦略全体像を整理、海外進出と食の領域拡大の歴史を振り返り、品質No.1経営の枠組みを構築。 | https://www.nipponham.co.jp/corporate/ir/library/annual/pdf/2021_annual/annual2021all_j.pdf |