沿革・歴史的証言 — 1920〜2025年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1920 1-12月 | 会社設立 | 片倉組を改組し片倉製糸紡績株式会社を設立 1873年創業の片倉組(片倉市助)を株式会社化。本社を東京京橋に置く | 近代製糸会社としての法人化。同社の法人格起点(事業起源は1873年) | |||
1928 1-12月 | 組織再編 | 株式会社ジョイント商会を設立(現日本機械工業株式会社) 後に連結子会社となる消防車製造会社の起点 | ||||
1939 1-12月 | 組織再編 | 1872年創設の旧官営富岡製糸場(株式会社富岡製糸所)を合併 日本の近代化を象徴する官営工場を取込み(1987年休止) | 日本産業史を代表する富岡製糸場を傘下に。日本製糸業の集大成 | |||
1943 1-12月 | 組織再編 | 東亜栄養化学工業株式会社を設立(現トーアエイヨー株式会社) 医薬品事業の起点。後の連結子会社 | 医薬品ドメインの起点。製糸からの多角化の前段 | |||
社名を片倉工業株式会社に変更 「製糸紡績」から「工業」へ。業態多角化を示唆 | 現社名「片倉工業」誕生。多角化への移行を象徴 | |||||
1946 1-12月 | 設備投資 | 大宮製作所を新設、後の加須工場に移転(2021年事業撤退) 機械事業の生産拠点 | ||||
1949 1-12月 | 株式上場 | 東京証券取引所に株式を上場 公募市場への参入 | 資本市場経由の調達手段を獲得。戦後復興期の上場 | |||
1954 1-12月 | 新規事業 | 片倉ハドソン靴下株式会社を設立、婦人靴下事業開始 繊維分野での新規事業(1968年吸収合併) | 衣料事業への参入 | |||
1955 1-12月 | 新規事業 | 片倉機器工業株式会社を設立(連結子会社) 機械事業の専業化(2019年事業撤退) | 機械事業ドメインの専業化 | |||
1960 1-12月 | 新規事業 | メリヤス肌着事業開始 繊維事業の多角化(2023年事業譲渡) | B2C衣料事業への進出 | |||
1961 1-12月 | 新規事業 | 日本ビニロン株式会社を設立(現株式会社ニチビ) 合成繊維分野への進出 | 合成繊維事業の起点。連結子会社として現在も継続 | |||
1965 1-12月 | 新規事業 | 片倉富士紡ローソン株式会社を設立 (2018年事業撤退) | ||||
1967 1-12月 | 新規事業 | 大宮ゴルフセンターを新設、旧製糸工場跡地等の開発事業を開始 製糸事業の衰退に備えた不動産・開発事業の起点 | 不動産事業ドメインの起点。後の主力ショッピングセンター事業の出発点 | |||
1981 1-12月 | 設備投資 | 松本カタクラモールを新設 商業施設運営の本格化(2017年松本ショッピングセンターとして新設) | ショッピングセンター事業の主要拠点 | |||
1983 1-12月 | 設備投資 | 大宮カタクラパーク(現コクーンシティ)を新設 旧大宮製糸場跡地の大規模商業施設化 | コクーンシティ事業の起点。製糸跡地活用の代表事例 | |||
1987 1-12月 | 組織再編 | 株式会社片倉キャロンを設立(現株式会社片倉キャロンサービス) 連結子会社の設立 | ||||
1988 1-12月 | 事業撤退 | 蚕糸事業の集約効率化により1製糸工場1蚕種製造所体制に縮小 熊谷工場と沼津蚕種製造所のみに集約(後の1992-1994年に完全撤退) | 主力事業だった製糸業の撤退の第一歩。100年超の主力事業の終焉準備 | |||
1994 1-12月 | 設備投資 | 松江片倉フィラチャーを新設 | ||||
1995 1-12月 | 設備投資 | いわき片倉フィラチャーを新設 | ||||
1996 1-12月 | 設備投資 | 熊本ショッピングセンターを新設 商業施設事業の地方展開 | ||||
1999 1-12月 | 設備投資 | 宮之城片倉フィラチャーを新設 | ||||
2000 1-12月 | 設備投資 | 熊谷片倉フィラチャーを新設 | ||||
2004 1-12月 | 設備投資 | カタクラ新都心モール(現コクーンシティ コクーン1)を新設 大宮の商業施設拡張 | コクーンシティ拡張の起点 | |||
設備投資 | 白石片倉ショッピングセンターを新設 | |||||
2005 1-12月 | 事業売却 | 富岡工場(旧官営富岡製糸場)の建物等を群馬県富岡市へ寄付 世界遺産候補(後の世界遺産登録)の保存のため寄付 | 文化財保護への貢献。同社の歴史的シンボルの社会還元 | |||
2006 1-12月 | 設備投資 | 沼津カタクラパークを新設 商業施設事業の拡張 | ||||
2008 1-12月 | 組織再編 | オグランジャパン株式会社を設立、オグラン株式会社の繊維事業を譲受 繊維事業の受け皿(後にメリヤス肌着事業も承継) | ||||
2013 1-12月 | 設備投資 | 東京スクエアガーデンを竣工 京橋の旧本社地での大型不動産開発 | 不動産事業の代表的開発案件 | |||
2015 1-12月 | 設備投資 | コクーン2の新設に合わせ大宮カタクラパークとカタクラ新都心モールを統合しコクーンシティを新設 大宮商業施設の統合・大型化 | コクーンシティブランドの統合完成。同社不動産事業の象徴 | |||
設備投資 | コクーン3を新設 コクーンシティの拡張 | |||||
2021 1-12月 | 設備投資 | 福島ショッピングセンターを新設 | ||||
2022 1-12月 | 東京証券取引所スタンダード市場へ移行 市場区分の見直しに伴う移行 | |||||
2023 1-12月 | 企業買収 | 東近紙工株式会社を連結子会社化 | ||||
企業買収 | 株式会社FPGテクノロジーの全株式を取得(現株式会社カタクラ・クロステクノロジー) 事業多角化の継続 | |||||
2024 1-12月 | 企業買収 | 株式会社三全を連結子会社化 | ||||
2025 1-12月 | 新規事業 | 日機マギルス事業部を設置し高所作業車両等の販売・メンテナンス事業を開始 機械事業の拡張 |
- 片倉組を改組し片倉製糸紡績株式会社を設立
1873年創業の片倉組(片倉市助)を株式会社化。本社を東京京橋に置く
近代製糸会社としての法人化。同社の法人格起点(事業起源は1873年) - 株式会社ジョイント商会を設立(現日本機械工業株式会社)
後に連結子会社となる消防車製造会社の起点
- 1872年創設の旧官営富岡製糸場(株式会社富岡製糸所)を合併
日本の近代化を象徴する官営工場を取込み(1987年休止)
日本産業史を代表する富岡製糸場を傘下に。日本製糸業の集大成 - 東亜栄養化学工業株式会社を設立(現トーアエイヨー株式会社)
医薬品事業の起点。後の連結子会社
医薬品ドメインの起点。製糸からの多角化の前段 - 社名を片倉工業株式会社に変更
「製糸紡績」から「工業」へ。業態多角化を示唆
現社名「片倉工業」誕生。多角化への移行を象徴 - 大宮製作所を新設、後の加須工場に移転(2021年事業撤退)
機械事業の生産拠点
- 東京証券取引所に株式を上場
公募市場への参入
資本市場経由の調達手段を獲得。戦後復興期の上場 - 片倉ハドソン靴下株式会社を設立、婦人靴下事業開始
繊維分野での新規事業(1968年吸収合併)
衣料事業への参入 - 片倉機器工業株式会社を設立(連結子会社)
機械事業の専業化(2019年事業撤退)
機械事業ドメインの専業化 - メリヤス肌着事業開始
繊維事業の多角化(2023年事業譲渡)
B2C衣料事業への進出 - 日本ビニロン株式会社を設立(現株式会社ニチビ)
合成繊維分野への進出
合成繊維事業の起点。連結子会社として現在も継続 - 片倉富士紡ローソン株式会社を設立
(2018年事業撤退)
- 大宮ゴルフセンターを新設、旧製糸工場跡地等の開発事業を開始
製糸事業の衰退に備えた不動産・開発事業の起点
不動産事業ドメインの起点。後の主力ショッピングセンター事業の出発点 - 松本カタクラモールを新設
商業施設運営の本格化(2017年松本ショッピングセンターとして新設)
ショッピングセンター事業の主要拠点 - 大宮カタクラパーク(現コクーンシティ)を新設
旧大宮製糸場跡地の大規模商業施設化
コクーンシティ事業の起点。製糸跡地活用の代表事例 - 株式会社片倉キャロンを設立(現株式会社片倉キャロンサービス)
連結子会社の設立
- 蚕糸事業の集約効率化により1製糸工場1蚕種製造所体制に縮小
熊谷工場と沼津蚕種製造所のみに集約(後の1992-1994年に完全撤退)
主力事業だった製糸業の撤退の第一歩。100年超の主力事業の終焉準備 - 松江片倉フィラチャーを新設
- いわき片倉フィラチャーを新設
- 熊本ショッピングセンターを新設
商業施設事業の地方展開
- 宮之城片倉フィラチャーを新設
- 熊谷片倉フィラチャーを新設
- カタクラ新都心モール(現コクーンシティ コクーン1)を新設
大宮の商業施設拡張
コクーンシティ拡張の起点 - 白石片倉ショッピングセンターを新設
- 富岡工場(旧官営富岡製糸場)の建物等を群馬県富岡市へ寄付
世界遺産候補(後の世界遺産登録)の保存のため寄付
文化財保護への貢献。同社の歴史的シンボルの社会還元 - 沼津カタクラパークを新設
商業施設事業の拡張
- オグランジャパン株式会社を設立、オグラン株式会社の繊維事業を譲受
繊維事業の受け皿(後にメリヤス肌着事業も承継)
- 東京スクエアガーデンを竣工
京橋の旧本社地での大型不動産開発
不動産事業の代表的開発案件 - コクーン2の新設に合わせ大宮カタクラパークとカタクラ新都心モールを統合しコクーンシティを新設
大宮商業施設の統合・大型化
コクーンシティブランドの統合完成。同社不動産事業の象徴 - コクーン3を新設
コクーンシティの拡張
- 福島ショッピングセンターを新設
- 東京証券取引所スタンダード市場へ移行
市場区分の見直しに伴う移行
- 東近紙工株式会社を連結子会社化
- 株式会社FPGテクノロジーの全株式を取得(現株式会社カタクラ・クロステクノロジー)
事業多角化の継続
- 株式会社三全を連結子会社化
- 日機マギルス事業部を設置し高所作業車両等の販売・メンテナンス事業を開始
機械事業の拡張