キリンHD(2503)セグメント別業績|事業別の売上・利益推移
事業セグメント別の売上高・営業利益・利益率の推移を掲載
キリンHDのセグメント別業績推移事業別の売上高・営業利益・利益率
セグメント売上高単位:億円
FY04-FY07酒類飲料医薬その他
FY08-FY09酒類飲料・食品医薬その他
FY10-FY11国内酒類国内飲料海外酒類・飲料医薬・バイオケミカルその他
FY12-FY14日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY15-FY16医薬・バイオケミカルオセアニア酒類日本海外その他
FY17日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY18-FY19国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア綜合飲料医薬
FY20-FY22国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア酒類医薬
FY23-FY25医薬酒類飲料ヘルスサイエンス
セグメント利益単位:億円
FY04-FY07酒類飲料医薬その他
FY08-FY09酒類飲料・食品医薬その他
FY10-FY11国内酒類国内飲料海外酒類・飲料医薬・バイオケミカルその他
FY12-FY14日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY15-FY16医薬・バイオケミカルオセアニア酒類日本海外その他
FY17日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY18-FY19国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア綜合飲料医薬
FY20-FY22国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア酒類医薬
FY23-FY25医薬酒類飲料ヘルスサイエンス
セグメント利益率単位:%
FY04-FY07酒類飲料医薬その他
FY08-FY09酒類飲料・食品医薬その他
FY10-FY11国内酒類国内飲料海外酒類・飲料医薬・バイオケミカルその他
FY12-FY14日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY15-FY16医薬・バイオケミカルオセアニア酒類日本海外その他
FY17日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY18-FY19国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア綜合飲料医薬
FY20-FY22国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア酒類医薬
FY23-FY25医薬酒類飲料ヘルスサイエンス
セグメント投下資本利益率単位:%
FY04-FY07酒類飲料医薬その他
FY08-FY09酒類飲料・食品医薬その他
FY10-FY11国内酒類国内飲料海外酒類・飲料医薬・バイオケミカルその他
FY12-FY14日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY15-FY16医薬・バイオケミカルオセアニア酒類日本海外その他
FY17日本綜合飲料オセアニア綜合飲料海外その他綜合飲料医薬・バイオケミカルその他
FY18-FY19国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア綜合飲料医薬
FY20-FY22国内ビール・スピリッツ国内飲料オセアニア酒類医薬
FY23-FY25医薬酒類飲料ヘルスサイエンス
キリンHDのセグメント変遷
FY04
FY05
FY06
FY07
FY08
FY09
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
酒類▾
セグメント売上高億円
10,533
10,193
10,993
11,895
11,815
10,977
10,451
10,817
10,753
セグメント利益億円
697
757
865
966
1,100
1,028
1,199
1,240
1,354
セグメント資産億円
8,687
9,430
10,369
11,221
10,752
13,052
13,465
13,675
14,335
飲料▾
セグメント売上高億円
3,724
3,802
3,927
4,113
5,162
5,649
5,782
セグメント利益億円
228
194
197
180
524
640
677
セグメント資産億円
2,438
2,507
2,709
3,080
2,874
3,264
3,647
医薬▾
セグメント売上高億円
627
676
672
699
1,715
2,068
2,704
3,049
3,178
3,517
3,979
4,419
4,953
4,965
セグメント利益億円
121
142
120
130
282
343
504
554
590
612
825
960
919
1,023
セグメント資産億円
796
993
1,047
1,345
4,020
4,218
6,246
7,251
7,417
8,621
8,803
9,714
10,127
10,566
その他▸
飲料・食品▸
国内飲料▸
医薬・バイオケミカル▸
国内酒類▸
海外酒類・飲料▸
オセアニア綜合飲料▸
日本綜合飲料▸
海外その他綜合飲料▸
オセアニア酒類▸
日本▸
海外その他▸
国内ビール・スピリッツ▸
ヘルスサイエンス▾
セグメント売上高億円
1,034
1,753
2,514
セグメント利益億円
-125
-109
111
セグメント資産億円
4,737
7,641
7,641
キリンHDのセグメント定義セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載
2004年12月期〜2007年12月期
酒類
- キリンビール株式会社を中核とする国内のビール・発泡酒・新ジャンル・洋酒・ワイン等の製造販売事業。「一番搾り」「ラガー」を主軸とする中核事業で、1907年合同拒否で築いた独立資本と明治屋の販売力で1972年に国内シェア60%超を達成した遺産を引き継ぐ。
- FY04売上1兆533億円で連結比62%を占めるグループ最大事業。1987年スーパードライ発売後にシェアを失い2001年に首位を譲ったが、依然として連結最大の売上規模を維持。
飲料
- キリンビバレッジ株式会社を中核とする清涼飲料水の製造販売事業。「午後の紅茶」(1986年発売)「生茶」「キリンレモン」等のロングセラーブランドを擁し、自販機チャネルと量販店の両ルートで展開。
- FY04売上3,723億円で連結比22%を構成する第二の柱。営業利益227億円・利益率6%超で安定収益を生む。
医薬
- キリンビール医薬カンパニーを中核とする医薬品事業。1982年設置の医薬開発研究所を起点に、1984年アムジェン提携、1990年EPO製剤エスポー発売で本格化したバイオ医薬事業の中核を成す。
- FY04売上627億円で連結比4%ながら営業利益121億円・利益率19%超を計上。ビールの安定キャッシュが長期R&Dを支える二重構造の収益発現フェーズに位置する事業。
その他
- 報告セグメントに含まれないグループ機能・流通子会社・農産物関連・新規領域を集計した。
- FY04売上1,665億円・連結比10%を構成し、メルシャン関連やキリンウェルフーズ等の食品事業を含む補完。
2008年12月期〜2009年12月期
酒類
- キリンビール株式会社を中核とする国内酒類事業に加え、2007年買収のオーストラリアLion Nathan(持株100%化は2009年)等の海外酒類を統合した。「一番搾り」「ラガー」を主軸とする中核事業。
- FY08売上1兆1,815億円で連結比50%を占めるグループ最大事業。FY07の「酒類」から海外酒類を統合して規模を拡大した再編。
飲料・食品
- キリンビバレッジ、メルシャン(ワイン、2007年連結子会社化)、小岩井乳業等の飲料・食品事業を統合した。「午後の紅茶」「生茶」「メルシャンワイン」等を擁する。
- FY08売上7,166億円で連結比30%を占める第二の柱として再編。グループ内で別々に運営されていた飲料・食品関連事業を一体運営する体制への移行を反映した。
医薬
- キリンビール医薬カンパニーに加え、2007年7月の協和発酵工業との経営統合(買収金額約3,000億円)で取得した協和発酵キリンを統合した医薬事業。
- FY08売上1,715億円で連結比7%・営業利益282億円。1982年医薬開発研究所から始まったバイオ医薬事業が、協和発酵買収で外部臨床基盤を取り込み本格化したフェーズ。
その他
- 報告セグメントに含まれないグループ機能・物流・新規領域を集計した。
- FY08売上2,338億円で連結比10%を構成する補完。
2010年12月期〜2011年12月期
国内酒類
- キリンビール株式会社を中核とする国内のビール・発泡酒・新ジャンル・洋酒・ワイン等の製造販売事業。FY10から国内・海外を明示的に分離して再編した。
- FY10売上9,284億円で連結比43%。「一番搾り」「ラガー」を軸に、国内ビール市場の縮小トレンドのなかで主力事業として運営。
国内飲料
- キリンビバレッジ株式会社による清涼飲料水の製造販売事業。「午後の紅茶」「生茶」を主軸に自販機・量販店の両ルートで展開。
- FY10売上3,477億円で連結比16%。営業利益24億円と低位で、自販機市場の飽和と価格競争が顕在化したフェーズ。
海外酒類・飲料
- 2007年買収のオーストラリアLion Nathan、2009年買収のシンガポールF&N(飲料)、2011年買収のブラジルSchincariol(約3,043億円、2011年8月)等の海外酒類・飲料事業を統合した。
- FY10売上4,039億円で連結比19%。グローバル拡張のM&A連打で規模を拡大し、後の2015年に約1,400億円減損が発生する遠因となる海外拡大期の柱。
医薬・バイオケミカル
- 協和発酵キリン(医薬)に加え、キリン協和フーズ等のバイオケミカル事業を統合した。FY10からEPO製剤エスポー後継のNESPの欧州販売収益本格化フェーズ。
- FY10売上4,056億円で連結比19%・営業利益487億円を計上。利益率12%超でグループ営業利益の構造的支柱を担った。
その他
- 報告セグメントに含まれないグループ機能・物流・小岩井関連等を集計した。
- FY10売上919億円で連結比4%を構成する補完。
2012年12月期〜2014年12月期
日本綜合飲料
- キリンビール(国内酒類)とキリンビバレッジ(清涼飲料)を統合した「日本綜合飲料事業」。事業会社間のシナジー創出と国内市場の縮小トレンドへの対応を目的に再編。
- FY12売上1兆1,900億円で連結比54%を占める最大事業。営業利益689億円で利益面でも中核を担う。
オセアニア綜合飲料
- 2007年買収のLion Nathan系の豪州・NZ事業を中核とするオセアニア酒類・飲料事業。XXXX(豪州ビール)、Tooheys、Lion Dairy & Drinks等を擁する。
- FY12売上3,966億円で連結比18%・営業利益205億円。海外事業のなかで最大の利益貢献を担う柱として再編。
海外その他綜合飲料
- 2011年買収のブラジルSchincariol(後のBrasil Kirin)、2009年買収のシンガポールF&N等のオセアニア以外の海外飲料事業を統合した。
- FY12売上1,804億円で連結比8%。FY15に約1,400億円のSchincariolのれん減損が発生する直前の規模拡大フェーズに位置する。
医薬・バイオケミカル
- 協和発酵キリン(医薬)とキリン協和フーズ(バイオケミカル)を統合した。「ネスプ」「クリースビータ」等のバイオ医薬と機能性食品素材を扱う。
- FY12売上3,229億円で連結比15%・営業利益555億円。利益率17%超で連結利益の支柱を担う。
その他
- 報告セグメントに含まれないグループ機能・物流・新規領域を集計した。
- FY12売上961億円で連結比4%を構成する補完。
2015年12月期〜2016年12月期
医薬・バイオケミカル
- 協和発酵キリン(医薬)とキリン協和フーズ(バイオケミカル)を中核とする。「ネスプ」等のバイオ医薬と機能性食品素材を扱い、海外事業の減損で揺れる時期にも安定収益を維持。
- FY15売上3,557億円・営業利益468億円で利益率13%超。FY15に海外酒類・飲料事業(Schincariol等)で約1,400億円減損が発生したなか、グループ利益を下支えする構造的支柱を担った。
オセアニア酒類
- Lion系の豪州・NZ酒類事業を中核とする。「綜合飲料」から酒類部分を切り出して再編し、買収後の中期運営フェーズに対応。
- 海外事業の減損後も安定収益を維持し、グループ海外事業の核となる位置づけが続いた。
日本
- 国内酒類・飲料を統合した日本市場事業群。日本綜合飲料事業の延長線上に位置する。
- 「一番搾り」「午後の紅茶」を主軸とした国内事業の中核として、市場縮小トレンドに対峙しながら主力売上を支えた。
海外その他
- ブラジルKirin(旧Schincariol)、Schenker等のオセアニア・日本以外の海外事業を集約した。
- FY15の約1,400億円減損で海外拡大路線の修正局面に入り、後の2017年ブラジル事業売却(ハイネケンへ譲渡)へつながる調整期にあたる。
2017年12月期
日本綜合飲料
- キリンビール(国内酒類)とキリンビバレッジ(清涼飲料)を統合した日本市場事業の中核。「一番搾り」「午後の紅茶」「生茶」を主軸。
- FY17売上1兆510億円で連結比54%・営業利益725億円。国内市場の構造的縮小のなかで利益率7%を維持する基幹事業として運営された。
オセアニア綜合飲料
- 豪州・NZのLion系酒類・飲料事業。Lion DairyやXXXX等を統合運営する。
- FY17売上3,486億円・営業利益526億円。利益率15%超でグループ海外事業の主柱を担った。
海外その他綜合飲料
- 米Brooklyn Brewery、ミャンマー事業等のオセアニア以外の海外事業を集約した。
- FY17売上999億円。2017年ブラジル事業ハイネケン譲渡で規模を縮小し、海外拡大路線修正後の縮小期に位置する。
医薬・バイオケミカル
- 協和発酵キリン(医薬)とキリン協和フーズ(バイオケミカル)を中核とする。FY17は「クリースビータ」「ポテリジオ」等のバイオ医薬新薬の販売拡大期。
- FY17売上3,467億円・営業利益622億円で利益率18%。グループ営業利益の構造的柱として継続。
その他
- 報告セグメントに含まれないグループ機能・物流・新規領域を集計した。
- FY17売上174億円で連結比1%の小規模補完。
2018年12月期〜2019年12月期
国内ビール・スピリッツ
- キリンビール株式会社を中核とする国内のビール・発泡酒・新ジャンル・スピリッツ事業。「日本綜合飲料」を国内ビールと国内飲料に分割した片翼。
- FY18売上6,850億円で連結比36%・営業利益827億円。国内ビール首位アサヒとのシェア競争のなかで「一番搾り」を主軸に、利益率12%超を確保する基幹事業として運営された。
国内飲料
- キリンビバレッジ株式会社による清涼飲料水の製造販売事業。「午後の紅茶」「生茶」「キリンレモン」等を主軸とし、自販機・量販店の両ルートで展開。
- FY18売上2,830億円で連結比15%。営業利益233億円・利益率8%超で、自販機市場縮小のなかでも安定収益を維持。
オセアニア綜合飲料
- 豪州・NZのLion系酒類・飲料事業。XXXX、Tooheys、Lion Dairy & Drinks等を統合運営。
- FY18売上3,295億円・営業利益518億円。利益率15%超でグループ海外事業の主柱として継続。
医薬
- 協和発酵キリン株式会社(協和キリン)を中核とする医薬事業。バイオケミカルを分離してより純粋な医薬事業として再編された。
- FY18売上2,704億円で連結比14%・営業利益504億円。「クリースビータ」「ポテリジオ」等のバイオ医薬を中核に、利益率18%超を維持。
2020年12月期〜2022年12月期
国内ビール・スピリッツ
- キリンビール株式会社を中核とする国内のビール・発泡酒・新ジャンル・スピリッツ事業。「一番搾り」を主軸に、コロナ禍での業務用市場縮小と家庭用市場拡大のクロスオーバーに対峙した時期。
- FY20売上は前期からコロナ影響で減少しながらも、国内ビール市場縮小トレンドのなかで連結利益の柱を維持する基幹事業として運営。
国内飲料
- キリンビバレッジ株式会社による清涼飲料水の製造販売事業。「午後の紅茶」「生茶」「キリンレモン」等を主軸とする。
- 業務用販路の縮小と家庭用販路の堅調のなかで、自販機チャネルの構造変化に対峙したフェーズ。
オセアニア酒類
- 豪州・NZのLion系酒類事業。FY20から「綜合飲料」を「酒類」と「その他」に分離した片翼で、CUBに対するアサヒ買収(2020年)後の競争激化に直面。
- 豪州ビール市場のシェア競争のなかでLion Dairy & Drinks売却(2021年に飲料事業をBega Cheeseへ売却)等の事業ポートフォリオ整理を進める時期。
医薬
- 協和キリン株式会社を中核とする医薬事業。「クリースビータ」(FGF23関連くる病・骨軟化症治療薬)の米国展開拡大と「ポテリジオ」等のバイオ医薬の販売継続。
- 連結利益の構造的支柱として高い利益率を維持し、コロナ禍でも事業環境の変動を受けにくい安定収益事業を担った。
2023年12月期〜2025年12月期
医薬
- 協和キリン株式会社を中核とする医薬事業。「クリースビータ」「ポテリジオ」「ロミプロスチム」等のバイオ医薬を中核に、グローバル展開を進める。
- 連結利益の安定的な柱として、ビールの安定キャッシュを長期R&Dに投じる二重構造の収益発現主体。
酒類
- キリンビール(国内ビール・スピリッツ)と豪州Lion系(オセアニア酒類)を統合した酒類事業。「一番搾り」「XXXX」等を擁する。
- FY18からの細分化を再統合し、酒類事業のグローバル運営を一体化した再編。1907年合同拒否以来の独立資本としての歩みを引き継ぐ中核事業群。
飲料
- キリンビバレッジ(国内飲料)と海外飲料事業を統合した。「午後の紅茶」「生茶」を主軸とする。
- 国内市場縮小のなかで、長年第二の柱として運営されてきた飲料事業を再統合した。
ヘルスサイエンス
- 2024年6月のファンケル完全子会社化(買付代金約2,200億円)で本格立ち上げた第三の柱。発酵・バイオ技術を予防医療や機能性素材へ横展開する成長領域。
- 「プラズマ乳酸菌」「ヒト由来乳酸菌」等の機能性食品素材と、ファンケル取得後の化粧品・サプリメント事業を中核に運営される。販路と設備投資でシェアを伸ばす経営から、発酵技術を別業界へ横展開する長期R&D経営への業態転換を象徴する事業。