ペンタックスの歴史

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沿革

1919年に梶原熊雄氏が東京で創立し眼鏡と映写レンズを製造した旭光学工業合資会社が起源。

1951年にわが国初の一眼レフを試作し、1957年のアサヒペンタックスで一眼レフ専業メーカーとして名を確立した。カメラと内視鏡を持つ光学メーカーだったが、2008年にHOYAへ吸収合併された。

1938年/1948年1970年2002年2008年2011年旭光学工業1938年設立旭光学1948年1948年解散株式上場1970年上場ペンタックス2002年商号変更HOYA2008年吸収合併・上場廃止リコー2011年カメラ事業を譲渡
ペンタックス
歴代社長と長期業績(敬称略)
2007年3月期
連結
売上高
1,573億円
売上高純利益率
2.3%
出所:有価証券報告書
浦野谷島
売上高79億円売上高273億円売上高1,161億円売上高1,573億円純利益率12.5%純利益率3.4%純利益率2.8%純利益率2.3%1964/31967/31972/31977/31982/31987/31992/31997/32002/32007/32012/32017/32022/32027/3
  1. 前身の旭光学工業を創立[1]創業
  2. 掛眼鏡と映画用映写レンズの製造を開始[1]
  3. 梶原熊雄氏を社長に旭光学工業を設立[2]
  4. レンズ設計と写真機レンズ・双眼鏡の製造を開始[1]
  5. 終戦時に旭光学工業と旭光学がともに戦災で全焼[2]
  6. 旭光学が解散。旭光学工業のみが大正8年以来のレンズ研磨技術を継承[2]
  7. 輸出向け双眼鏡・望遠鏡の生産を開始[3]
  8. カメラの試作に着手[3]
  9. わが国初の一眼レフカメラの試作に成功[3]
  10. 一眼レフカメラ「アサヒフレックスⅠ型」を製造[4]
  11. 東京都板橋区前野町に本社及び工場を移転[1]
  12. 一眼レフカメラの難問であったミラーのクイックリターン装置を世界に先がけて開発[4]
第1章軍の管理工場となった旭光学合資の研磨工場と、民需を受け継ぐ旭光学工業の設立
売上高
  • 売上高
ペンタックス売上高—
安定成長期

1955年〜「アサヒペンタックス」の開発と一眼レフ専業の輸出体制

  1. 旭光学商事(のちペンタックス販売)を設立[1]
  2. アサヒペンタックスの開発[4]選択と集中
  3. ハネウエル社と全米・メキシコに対する代理店契約を締結[2]
  4. 埼玉県比企郡小川町に工場を建設[1]
  5. ベルギーに販売会社アサヒオプティカル・ヨーロッパを設立[1]
  6. TTL露出計方式のSP型を開発[4]
  7. アサヒオプティカル・ブラジルを設立[2]
  8. 旭精密(のちペンタックスプレシジョン)に経営参加[1]
  9. 工場を新設(1967年9月着工、総額30億円)[5]
  10. 東京証券取引所市場第二部に株式を上場[1]上場
  11. 東京証券取引所市場第一部に株式を上場[1]上場
  12. 眼鏡レンズ分野に参入[1]
  13. 自動製図機の製造販売を開始[1]
  14. 香港に現地生産のため旭光学(国際)有限公司を設立[1]
  15. 米国に販売会社ペンタックス コーポレーションを設立[1]
  16. 西ドイツに販売会社ペンタックス GmbHを設立[1]
  17. 医療機器分野に参入[1]
  18. 松本三郎社長が急死[6]
  19. 松本徹氏が社長に就任[6]社長交代
  20. 東京都板橋区高島平に流通センターを開設[1]
  21. カナダに販売会社ペンタックス カナダを設立[1]
  22. 米国に医療機器販売会社ペンタックス プレシジョン インスツルメントを設立[1]
  23. 英国に販売会社ペンタックス ユーケーを設立[1]
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 当期純利益率
ペンタックス1979年3月期売上高397億円売上高当期純利益率4.5%
低迷期

1980年〜医療機器への参入と2期連続赤字からの組織再建

  1. 東京都新宿区西新宿にショールーム、ペンタックス フォーラムを開設[1]
  2. フランスに販売会社ペンタックス フランスを設立[1]
  3. スイスに販売会社ペンタックス スイスを設立[1]
  4. スウェーデンに販売会社ペンタックス スカンジナビアを設立[1]
  5. 本社内に開発技術センターを新設[1]
  6. 人工歯根「アパセラム」を発表[1]
  7. アパタイトを素材に人工歯根市場へ参入[7]
  8. 眼鏡レンズの加工・眼鏡製品の販売会社ペンタックス ヴィジョン インクを設立[1]
  9. 日立製作所からのOEM供給を受け8ミリビデオカメラ事業に参入[8]
  10. 現地生産のためアサヒ オプティカル フィリピン コーポレーションを設立[1]
  11. ハネウエル社との自動焦点カメラ特許訴訟が和解。和解金約28億円を負担[8]
  12. フィリピンにアサヒ オプティカル カビテ フィリピン コーポレーションを設立[1]
  13. 8ミリビデオカメラ事業からの撤退を決定[8]
  14. 解雇に頼らぬ全社原価低減[8]経営再建・ターンアラウンド
  15. 1993年3月期に2期連続となる最終赤字93億5300万円を計上[8]赤字転落
  16. ベトナムに現地生産のためペンタックス VNを設立[1]
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 当期純利益率
ペンタックス1999年3月期売上高1,280億円売上高当期純利益率5.0%
転換期

2000年〜ペンタックスへの商号変更とHOYAによる吸収合併

  1. 欧州の販売事業及び管理をペンタックス GmbHに統合[1]
  2. 研究開発を目的としてインキュベーションセンターを設立[1]
  3. 東京都港区南青山にデザインセンターを開設[1]
  4. 2002年3月期連結決算で当期純損失50億3400万円を計上。小川事業所を閉鎖[5]赤字転落
  5. 商号を旭光学工業からペンタックスに変更。体外診断薬事業へ参入[1]商号変更
  6. 香港賓得が台湾儀器行と合弁持株会社TIペンタックス ホールディングを設立[1]
  7. 中国に現地生産のため賓得精密机器(上海)を設立[1]
  8. 眼鏡レンズ販売事業をセイコーオプティカルプロダクツに統合[1]
  9. ペンタックス U.S.A.とペンタックス プレシジョン インスツルメントが合併[1]
  10. 産業機器の開発・販売のためペンタックス インダストリアル インスツルメンツを設立[1]
  11. メディカルアクセサリー事業部、DCM事業部、セキュリティー事業部を新設[1]
  12. 香港賓得が合弁会社ペンタックス シンタイ ホールディングを設立[1]
  13. 三菱マテリアルの生体材料事業を譲り受け[1]
  14. 腹腔鏡手術器具の米国マイクロライン インクを買収[1]買収
  15. 香港賓得が合弁会社ペンタックス バソ オプトメカトロニクスを設立[1]
  16. ペンタックス オブ アメリカがケイ エレメトリクスの事業を譲り受け[1]
  17. ペンタックス プレシジョン及びペンタックス ヴィジョン インクを清算[1]
  18. ペンタックス販売と合併[1]
  19. スペインのシステマス インテグラレス デ メディシーナを買収[1]買収
  20. 精密加工事業部門の会社分割でペンタックスオプトテックを設立[1]
  21. ペンタックス宮城とペンタックス山形が合併[1]
  22. 韓国のボイスウェアを買収[1]買収
  23. マイクロライン ペンタックスがジャイリックスのクリップアプライヤー営業を譲受[1]
  24. ビジネスシステム事業の一部をオーク製作所に譲渡[1]
  25. HOYAとの経営統合を発表。2007年10月の合併を予定[9]
  26. ペンタックス ヨーロッパがペンタックス イタリアを取得[1]
  27. 上海に賓得商貿(上海)を設立[1]
  28. HOYAとの合併断念[9]合併・経営統合
  29. HOYAに吸収合併され上場廃止[9]上場廃止
  30. HOYAが「ペンタックス」のデジタルカメラ事業をリコーへ譲渡と発表[9]
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 売上原価
  • 販管費
  • 営業利益
  • 当期純利益率
ペンタックス2007年3月期売上高1,573.44億円売上高当期純利益率2.3%
就任年社長氏名役職名
2007年谷島信彰社長
出典・参考9件
出典・参考
  • [1]有価証券報告書(2007年6月28日)
  • [2]証券 1971年「旭光学株式会社」
  • [3]証券 23(1)(262)「旭光学株式会社」(新規上場会社紹介)(1971年1月)
  • [4]証券「旭光学株式会社」(1971年)
  • [5]有価証券報告書
  • [6]日経ビジネス 1978年6月19日号「新社長登場 松本徹氏(旭光学工業)」
  • [7]日経ビジネス 1989年11月6日号「人工歯根 “おいしい”市場への期待込め総力戦へ」
  • [8]日経ビジネス9・16日号「旭光学工業「再建」組織でコスト削減 成否握るカメラの回復」(1993年8月)
  • [9]ペンタックス 有価証券報告書(2007年3月期・連結)(2007年3月)

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