2004年にPaul FosterとRony Kahanは、当時普及しつつあった検索エンジンの技術に着目し、ネットにおける求人情報を自動的に収集することによって、業種を問わない求人検索エンジンのサービスを運営することを思いつく。そして、ニューヨークタイムズなどの出資により、2004年にIndeedを共同創業して「We help people get jobs」という目標を掲げた。
Indeedが採用した技術は、Googleの検索技術と同様のものであった。以下、推測になるが、Indeedは定期的に求人サイトを巡回するプログラム(pythonによるスクレイピング等)を作成し、最新の求人情報をIndeedのデータベースに蓄積。求職者がIndeedで検索を行った際に、求人情報のDBから合致したレコードを返却するというものであり、検索基盤にはElastic Searchなどを活用する。
これらの技術によって、求職者は、勤務地・役職・会社名・年収といった様々な条件によって求人情報の検索条件を絞ることができるようになったため、当時としては画期的な求人サービスとして注目を浴びたものと思われる。
また、クリック課金型のビジネスモデルを採用し、休職者を探している企業から「検索で上位表示する対価としてクリックあたりの料金を請求する」ことで、Indeedは収益を確保したものと推察される。